中学時代の話。



私は、生徒が身を乗り出して参加するような、イキイキとした授業をいつも期待していました。




特に家庭科の授業になると、女子だけになるので賑やかかと思えば、みんな大変おとなしく、一方通行の死んだような授業になっていました。




先生は女性ですが、サバサバした男性っぽい話し方の人でした。でも、生徒の反応がないと授業を進めないという姿勢なので、いつもしかたなく一人、二人が手を上げるだけ。


「ほかにないの?静かだねぇ、あんたたちは・・・」


と、先生も苦笑いしながら進めてました。




大変イライラして不満だったので、私は途中からはもう、開き直ってしまい、遠慮しないでどんどん手を挙げて発言するようになりました。でもあまりに立て続けになると私もひっこんでしまうので、今度は他の人が引き継いでくれるようにもなりましたが、なんだかそれも微妙で。。。なんなのよ、みんなって思ってたんですよね。(-""-;)




そんなある日の調理の授業。


    

スパゲティを茹でるときに、塩を入れるのは何のためでしょう?


という問いかけがありました。



やはり反応なし。


私が手をあげ、「麺同士がくっつかないようにするため」と答えました。



先生: はい。あと他に理由思いつく人いない?・・・いないの?塩はなんの為にいれるの?なんでも思いついたのでいいよ~・・・ほら、だれか~。加藤は?わかんない?山本は?ダメ?んもう、おまえらはほんとに・・・



     シーーーーン



先生: 他に意見がでてくるまで、次に進まないよ~。



私は、もう一度手を挙げてみました。



先生: お~、花、まだあった?はい、なぜ塩を入れるか。答えて。





 花: あの・・・悪霊を払うため。。。(・・。)ゞ



先生: はい?え、聞こえなかった。なになに?もう一回。



 花: えっと、悪霊を払うためだと思います。(^-^)/



   みんなに どっと笑われました。



先生: 花・・・ぷぷっ、おまえは・・・



   先生は呆れながらも、ニヤニヤして、黒板に



   ・ 悪霊を払うため



   と、ちゃんと書いてくれました。(笑)



友人: かみさま~、びっくりしたよ、さっきの・・・悪霊を払うためって・・・ぷぷぷ~


 花:  だってぇ、だれも手あげないでしょう?進まないんだもん!゛(`ヘ´#)

     それに、他に思いつくのはあれだけだったし~。(笑)


友人: 手あげるのだって普通いやだよ~


  


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そして、一週間後・・・



当然、そんな事はすっかり忘れていた私。




知ってる先輩と廊下で会いました。


先輩: ちょっと~花さん!花さんでしょう?あの先生の話!


 花: ??


先輩: ほら、家庭科でスパゲティを茹でるときになぜ塩を入れるかって質問したら、悪霊を払うためって答えたっていう話。花さんなんでしょ?(爆)


 花: えーーーー!どうして知ってるんですか?(°д°;)



先輩: だって、家庭科の授業で先生がみんなに話してたもん。この前、こういう事言った生徒がいたんだよねーって。みんな、大笑いしてたよ。


 花: うそ!?名前も言ったんですか?


先輩: いや、でも絶対それ花さんだって思った。そういうことできるの、花さんしかいない!(笑)


 花: えーーーーーーそんなぁ。。(´□`。) 言わないでください~~~


先輩: もう、みんな知ってるよ?だって、先生他のクラスの授業でも話してるもん。(笑)もう伝説だね・・・(^~^)



 

代々伝説になったかどうかは知りませんが、なぜあんなに大騒ぎになったのかは、私の感覚ではよくわかってなかったし、今思い返しても・・・うーん。やっぱりよくわかりません。

よほど平和な時期だったのでしょう。



それからは変なコトを言うのはやめました。

あんな事がみんなに知れ渡っちゃうとは思ってなかったから・・・ (-""-;)