かきが脱走しました。ニャン生三度目。
今度こそ、もう戻って来ない、、、生きた心地がしなかった体験を記録しておきます。
夕方6時半過ぎ、あたりは薄暗くなっていました。でも、リビングの隅に置いてある亀の水槽(衣装ケースだけど)の水が汚れているのに気づき取り替えることにしました。リビングには濡れ縁があり、外水道へすぐにいけるのです。
かきは、廊下にいて、リビングの入り口がちゃんと閉まっているのも確認したので安心してサッシを明け水を交換していました。
ところが、珍しく早く仕事から帰った夫が「リビングに入りたそうにしていたから」と、サッシ全開の部屋にかきを入れてしまったのです。
リビングに入ったかきは一目散に外へ
そのまま家の裏へダッシュ
あっという間に姿が見えなくなってしまいました。
かきは過去に二回ほど脱走したことがありますが、見失うことなく家の敷地内ですぐに確保しました。家の中にいても車の音にびっくりして隠れてしまうビビリな猫ですから、道路に出てしまえばどうなることか、、、
想像したら、足が震えてきました。
家の周りを何周もしましたが、姿は見えません。首輪につけた鈴の音も聞こえません。
家族LINEで息子と娘にSOSを送ったところ、息子がすぐに家に来てくれることになりました。
脱走から1時間近く経った頃、息子が家に到着。
すぐに、すっかり暗くなった庭をスマホのライトをかざしながら捜索を始めました。
間もなく「ねぇ!鈴の音がしてるよ!」と息子。
私は玄関に座り込んでいたのですが「かきちゃーん!」と大声で叫びました。
次の瞬間、かきが玄関に飛び込んで来たのです
わずか1時間の脱走でしたが、私にとっては長い長い時間でした。
帰ってきて本当に良かった!!
すぐに駆けつけてくれた息子にも感謝です。
その夜、かきは興奮冷めやらぬ感じでずっと家の中をウロウロ。翌朝も4時ごろニャーニャー鳴いて起こされましたが、かきが無事だったことには代えられません。
帰宅直後のかき
完全室内飼いをしていれば、猫が本来持っている能力もかなり低下させているということです。
だから、いつも細心の注意を払って脱走を防がなければと改めて痛感しました。今回は最悪の事態にならず幸いでした。
かきを不用意にリビングに入れた夫。反省するどころか開き直って逆ギレ!です