停止中の伊方2号機設備で水漏れ トラブル相次ぐ四国電力。稼働してるほうも、もう一回点検しろよ | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援

http://mainichi.jp/articles/20160902/k00/00m/040/033000c
伊方原発
2号機でホウ酸水漏れ

毎日新聞2016年9月1日 20時06分(最終更新 9月1日 21時35分)
 
四国電力伊方原発=愛媛県伊方町で、田畠広景撮影
 四国電力と愛媛県は1日、伊方原発2号機(同県伊方町、定期検査中)の1次冷却水を冷やす装置の配管から、放射性物質を含むホウ酸水約10ミリリットル(推定)が漏れるトラブルがあったと発表した。付着物の放射能濃度は約7ベクレルとごく微量で、外部への影響などはないとしている。

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 点検準備中の社員が8月30日午後4時ごろ、ステンレス製配管にホウ酸とみられる付着物を見付けた。検査の結果、配管の溶接部に30ミリ程度のひびがあった。経年劣化や施工の影響の可能性が考えられるという。

 定期検査中のため配管内は空だったが、一部に残ったホウ酸水がにじみ出たらしい。ホウ酸は、原子炉稼働時に出る中性子を吸収する役割がある。【橘建吾】

 

http://www.sankei.com/west/news/160901/wst1609010066-n1.html

停止中の伊方2号機設備で水漏れ トラブル相次ぐ四国電力

2016.9.1 19:42

 愛媛県と四国電力は1日、定期検査で停止中の伊方原発2号機(同県伊方町)で、1次冷却水を循環させる設備で水漏れがあったと発表した。漏えい量は推定約10ミリリットルで、四国電は「ごく微量の放射性物質を検出したが、周囲の環境への影響はない」と説明している。

 伊方原発では、3号機で再稼働前に1次冷却水のポンプ不具合、8月12日に再稼働した後は関連設備で配管水漏れが見つかっており、トラブルが相次いでいる。

 四国電によると、今回水漏れが判明したのは2号機の1次冷却水を循環させる設備の弁と配管の溶接部。作業員が8月30日、同設備の配管に付着した白い粉を発見し、調査した結果、弁との溶接部にひび割れを確認。そこからにじみ出た水が乾燥したものと推定した。

 四国電は、劣化によるひび割れの可能性などを含め原因を究明すると説明。3号機で同じ部品の使用の有無も確認し「同じことが起きないよう対応したい」とした。