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ニューデリーの大気汚染、北京より深刻-ディーゼル排ガスで

  2月28日(ブルームバーグ):分子生物学者のジョージ・イーソー氏は、臨床診断事業を立ち上げるためインドに移った。しかし、わずか3週間で英国に戻る決心をする羽目になった。

帰国を決意したのは7歳の娘、フィオナさんのためだ。インドの首都ニューデリーに転居して数日でフィオナさんは息をするのが苦しくなった。スモッグのせいで「娘はほとんど息ができなくなりそうだった」とイーソー氏は振り返る。

フィオナさんは屋内で過ごし、投薬を受けたが効果はなかった。英国に戻るとその症状は消え、再発していない。

インドの首都圏に住む約1680万人にとっては大気汚染による息苦しさは続き、状況は悪化している。

インドは大気環境が最も悪い国の一つで、住民が苦しんでいるのはニューデリーだけではない。世界銀行が昨年6月に発表した報告書によると、生産年齢人口の寿命短縮によってインドが受ける被害は年間1兆1000億ルピー(約1兆8000億円)に上っている。

大気汚染については、石炭を燃料とする工場からの有害ガスの排出が深刻化する北京と上海について報道されるケースが多いが、ニューデリーの住民たちは割安なディーゼル燃料で走行する自動車とトラックの排ガスをまともに受けている。

インドはディーゼル燃料販売に対し年間150億ドル(約1兆5300億円)の補助金を支払っており、それに伴ってディーゼル車の購入が増加している。ディーゼル車の排ガスにはガソリン車の約10倍の発がん物質が含まれているとされる。

ニューデリーの大気1立方メートル当たりに含まれる有害粒子の量は昨年、北京の約2倍に上ったと報告されており、呼吸器系疾患や肺がん、心臓発作などの原因になっている。        

原題:Diesel Leaves Delhi Air Worse Than Beijing’s: Carbon &Climate(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:New Delhi Natalie Obiko Pearson npearson7@bloomberg.net;New Delhi Rakteem Katakey rkatakey@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Reed Landberg landberg@bloomberg.net
更新日時: 2014/02/28 14:18 JST


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