こんにゃくの産地が群馬から徳島へ変わって欲しいのぅ・・ | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001210230001
コンニャクイモ 希望の星
2012年10月24日
$乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
掘り出したコンニャクイモを手にする生産者=三好市池田町川崎

 高齢化の著しい三好市の山間部の農村で住民らが約1トンのコンニャクイモを収穫した。19戸が生産組合を設立して新しく取り組む作物。今は市の奨励金を加えて若干の利益が出る程度だが「もっと栽培を増やしたい」と期待の声も挙がる。
 三好市池田町川崎の「そら地区」。もともと狭い斜面の畑にサツマイモや麦などを栽培していたが、過疎化、高齢化とともに放棄され荒れた畑が増加。そんな中、住民の一人の下岡昭一さん(72)が知人から勧められたのを機に、4年前からコンニャクイモの栽培を始めた。
 昨年、設立された「川崎そらこんにゃく組合」の19戸は大半が70~80代。種イモを購入し、5月に約50アールの畑に植えた。植え付けた後、干し草を農地にかけるだけで、あとは収穫まで草取りなどの作業はない。8~10月には、1キロもある大きなコンニャクイモが次々と掘り出された。
 最年少の重国晴美組合長(70)は「日光に弱く、病気で腐るイモもあり、シカに芽を食べられる被害もあるが、水はけのよい斜面は栽培に適している。今後も作付けを増やしたい」と話している。種イモの購入価格は10キロ4千円、出荷額は同3500円だが、イモは約5倍に太り、市の奨励金もあるので、若干は利益がでるという。
 収穫したコンニャクイモは同市山城町の農産加工組合、藤の里工房でコンニャクに加工される。岡田正子組合長は「うちでは木灰を使って加工しており、歯ごたえがあっておいしいと評判も上々だ」と話している。
(福家司)


http://www.konnyaku.or.jp/dekiru/f_dekiru01.html
一人前になるまでには3年かかる
こんにゃく芋は、じゃが芋と同様にタネイモから増やしますが、じゃが芋と違って成長するのに2~3年必要です。
まず、春にタネイモを植えると新イモができ、そこから地下茎が伸び、秋には生子(きご)というこんにゃく芋の“赤ちゃん”ができます。この生子を一度収穫し、次の春に再植付けをしたものを1年生、これを秋に収穫したものを2年生、さらに次の春に植えて秋に収穫したものを3年生と呼びます。
生子から1年生では5~10倍に、2年生から3年生ではさらに5~8倍に成長し、3年生になると大きいもので直径30cmほどに成長します。こんにゃく作りに適しているのはこの3年生ですが、こんにゃく芋は低温に弱く、腐りやすいため、収穫してから次に植えるまでの保管がとても難しい作物なのです。


品質改良でさらに高品質のものに
日本には、古くから栽培されている「在来種」「備中種」という種類がありましたが、これらはそれぞれが似た性質を持っていたため、掛け合せて品種改良することが難しく、大正時代に中国から「支那種」という種類を輸入することで、より栽培しやすい品種を作ることに成功しました。
その結果「はるなくろ」、「あかぎおおだま」、「みやままさり」という改良種が誕生。現在ではこの3品種で生産の97%以上を占めています。このように最近ではより栽培しやすく、生産性の高い品種が登場しています。

収穫したこんにゃく芋もデリケート
タネイモとなるこんにゃく芋は収穫後の温度管理が必要です。畑で半日干してからさらに風通しのよい日陰でよく乾燥させます。冬の間は新聞紙に一つずつくるみ、風通しのよいかごなどに入れて最低気温が13度以下にならないところに保存します。


こんにゃく芋の生産量ナンバー1は群馬県。シェアは91.8%(平成22年)。
こんにゃく芋の産地ベスト3
(平成22年産)収穫量(トン)
$乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援