世界製造業景気指数(PMI)は48.4。投資家は資産をどう運用していいのかが分からない | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
*01:30JST ドラギECB総裁会見概要
ドラギECB総裁
*政策
「数カ国に異例に高いリスクプレミアムが見られ、対処の必要がある」
「高い利回りは容認できない」
「ユーロは撤回できない」
「ECBは買いきり公開市場操作を実施する可能性」
「ECBは短期のイールドカーブに焦点をあてる」
「金融市場の逼迫がリスクのひとつ」
「金融拡大のペースは抑制されている」
「融資拡大の抑制はリスクを回避する動きが加速した影響」
「取り組みは短期を中心に」
「ユーロのために何でも行うことを約束」
「危機の深刻化が感じられる」
「短期の利回りの上昇がそのサインだ」
「ECBは脅威下で行動を起こさない」
「ECBは正常な事実に関して分析する」
「危機の深刻化が感じられる」
「短期の利回りの上昇がそのサインだ」
「ECBは脅威下で行動を起こさない」
「ECBは正常な現実に関して対処する」
「結果は、1人態度保留で残る全員は同意」
「ユーロ維持するのはECBの責務の範囲」
「基本的シナリオを変える理由はない」
*利下げ
「ECBは利下げを協議した」
「委員会は利下げの時期がきていないということで合意」
*預金金利
「ネガティブの預金金利はおおむね未知の領域」
*ESMの銀行免許
「ESMに銀行免許を付与するのはECBの役目ではない、政府の役目だ」
*国債購入
「国債購入に関してバイトマン独連銀総裁は留保」
「債券購入のガイダンス、1人態度保留で残る全員は同意」
「ECBが不胎化するかしないかとの憶測は時期尚早」
*非伝統的措置
「ECBは非伝統的措置をとる可能性がある」
「ECBは数週間内に手順を作成」
「様々な非伝統的措置を見直し」
「他の選択肢に関する詳細の言及を避ける」
「ロンドンの講演では国債購入プログラムに関して言及していない」
*ロンドン講演
「ロンドンでは責務逸脱を示唆しなかった」
「ロンドンの講演での言及は誤解されているわけではない」
「ロンドンでの講演に満足」
*経済
「指標は4-6月期の活動が弱いことを示唆」
「ユーロ圏経済の回復は非常に段階的」
*インフレ
「インフレは予想以上に上昇」
「インフレには上方、下方両方にリスクがある」
「インフレは更に低下、2013年は2%以下に」
「価格圧力は依然緩やか」
*ユーロ
「ユーロは強い通貨、撤回できない」
「ユーロは存続」
*ソブリン
「政策当局は財政緊縮策を推し進めるべき」
「政府は決断を示す必要がある」
「政府はEFSFを活用する準備をすべき」
「政府は健全な財政立て直しが必要」
「ECBは政府のかわりができない」
「ギリシャに関してはトロイカの査定結果を待つ必要」
「特定な諸国に関する協議はしなかった」
「スペインは著しい進展が見られる」



http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M846B36JTSEE01.html
ECBとESM国債購入協調、最終決定9月12日以降か-南ドイツ新聞

  8月2日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)の2日の政策委員会では公式決定はない見通し。
・ECBは民間投資家の信頼回復のため入札前に市場に介入する可能性・ドラギ総裁は先週の発言について詳しく説明する可能性・南ドイツ新聞が情報源を明らかにせずに報じた
記事についての記者への問い合わせ先:Frankfurt Angela Cullen acullen8@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:内田良治 Ryoji Uchida ruchida2@bloomberg.net
更新日時: 2012/08/02 15:06 JST


http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M83RGJ6KLVRJ01.html
S&P:キプロス長期格付け、1段階引き下げ-「BB」に
  8月2日(ブルームバーグ):米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、キプロスの長期ソブリン格付けを引き下げた。短期的なファイナンスの圧力が高まっているほか、二国間融資を確保できるかどうかが不透明になっていると指摘した。
S&Pの2日の発表によると、長期ソブリン格付けは「BB」。従来は「BB+」。BBは投資適格級を2段階下回る水準で、ポルトガルやトルコと並んだ。S&Pはキプロスについて、引き下げ方向で見直す「クレジットウォッチ」の「ネガティブ」とした。
S&Pは「デフォルト(債務不履行)回避のために不可欠とわれわれが判断している公的支援があっても、銀行システムのために政府の財政基盤は弱いまままだろう。ギリシャの顧客に対するエクスポージャーの結果、銀行システムは政府支援なしではやっていけない」と指摘した。
今回のクレジットウォッチは、政府に対する短期ファイナンスの圧力が高まりつつあるとのS&Pの見方を反映していると、同社は説明した。
またS&Pは、公的支援が近く得られない場合などで、「2012年7-9月(第3四半期)に格下げとなる確率は少なくとも50%とみている」と説明した。
原題:Cyprus Rating Cut One Level by S&P as Financing PressuresRise(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:シンガポール Shamim Adam sadam2@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Stephanie Phang sphang@bloomberg.net
更新日時: 2012/08/02 11:16 JST


http://www.ism.ws/ISMReport/content.cfm?ItemNumber=14332
August 1, 2012 — Global Manufacturing Downturn Gathers Pace in July.
http://www.ism.ws/files/ISMReport/JPMorgan/JPMorganMfg080112.pdf
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http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE87007U20120801
7月世界製造業PMI、2カ月連続50割れ=JPモルガン
2012年 08月 2日 08:03 JST
米FOMCが追加緩和見送り、景気判断は下方修正
仏大統領、米大統領にEU首脳会議合意事項の早期実施目指すと伝達
[ロンドン 1日 ロイター] JPモルガンが1日発表した7月の世界製造業景気指数(PMI)は48.4と前月の49.1から低下し、2カ月連続で分岐点となる50を割り込んだ。2009年11月以来初めて雇用が減少に転じた。
JPモルガンは需要が弱く受注残も大きく減少していることから、雇用状況は一段と悪化する恐れがあるとの見方を示した。
同行のデービッド・ハンスレー氏は「最近のコスト削減で一息ついているが、基調的な需要が上向かなければ長期的にはほとんど支援要因にはならない」と述べた。



(゚ω゚) 4H足モメンタムは下っぽい。

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http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTJE87002620120801?sp=true
米FOMC声明全文
2012年 08月 2日 04:12 JST
伊・スペイン国債価格上昇、ECB理事会めぐる期待で
ロンドン株は企業の好決算受け反発、中銀政策決定会合控え薄商い

[1日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)が7月31─8月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)後に発表した声明全文は次の通り。

6月のFOMC会合以降に入手した情報は、経済活動が今年上半期にかけて幾分減速した(decelerated somewhat)ことを示唆している。雇用の伸びはここ数カ月間緩慢(has been slow)で、失業率は依然として高止まり(remains elevated)している。企業による固定投資は引き続き増加している。家計支出は、今年これまでよりいく分減速したペースで(somewhat slower pace)増加している。住宅市場は一段の改善の兆しがいくらか見られるものの、依然として低迷している。主に原油・ガソリン価格の下落を反映し、インフレは今年これまでから低下した(has declined)。長期インフレ期待は引き続き安定している。

法令で定められた責務に即し、FOMCは雇用最大化と物価安定の促進を目指している。FOMCは、向こう数四半期の経済成長が引き続き緩やかで(remain moderate)、その後極めて段階的に加速する(pick up very gradually)と予想している。その結果、失業率はFOMCが2つの責務に整合するとみなす水準に向かって緩慢にしか低下しない(decline only slowly )と予測している。さらに国際金融市場の緊張は、引き続き経済見通しに対する著しい下方リスク(significant downside risks)となっている。インフレは中期的に、FOMCが2つの責務に最も整合すると考える水準かそれを下回る水準で推移すると予想している。

一段と力強い景気回復を支援し、インフレが時間の経過と共に確実にFOMCの2つの責務と整合的な水準になるよう支えるために、FOMCは金融政策において非常に緩和的なスタンスを維持する(maintain a highly accommodative stance)と予想している。具体的には、FOMCは本日、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標水準をゼロ─0.25%に据え置くことを決定した。資源活用の水準が低く、中期的なインフレ見通しが抑制されているなどの経済状況から、少なくとも2014年終盤まで(at least through late 2014)、FF金利を異例の低水準(exceptionally low levels)とすることが正当化される可能性が高いと現時点で予想している。

FOMCはまた、6月に発表した通り、保有証券の平均残存期間を長期化するプログラムを今年末まで継続することを決定した。FOMCはエージェンシー債(政府機関債)とエージェンシー発行モーゲージ債(MBS)の元本償還資金をエージェンシー発行MBSに再投資する既存の政策を維持する。FOMCは今後入手する経済・金融動向の情報を注視し、物価安定の文脈の中で一段と強い景気回復と持続的な雇用環境の改善を促進するため、必要に応じ追加緩和を実施する。

今回の決定に賛成票を投じたのは、バーナンキ委員長、ダドリー副委員長、デューク、ロックハート、ピアナルト、パウエル、ラスキン、スタイン、タルーロ、ウィリアムズ、イエレンの各委員。

反対票を投じたのはラッカー委員で、FF金利を異例の低水準に維持することが経済状況により正当化される公算の大きい期間に関する文言を削除することを望んだ。

<6月20日>

4月のFOMC会合以降に入手した情報は、経済が今年緩やかに拡大してきた(expanding moderately)ことを示唆している。しかしながら雇用の伸びは最近鈍化し(has slowed)、失業率は依然として高止まり(remains elevated)している。

企業による固定投資は引き続き増加している。家計支出は、今年これまでよりいく分減速したペースで(somewhat slower pace)増加しているもようだ。

住宅市場は一部改善の兆しが見られるものの、依然として低迷している。

主に原油・ガソリン価格の下落を反映し、インフレは低下した(has declined)。長期インフレ期待は引き続き安定している。

法令で定められた責務に即し、FOMCは雇用最大化と物価安定の促進を目指している。FOMCは、向こう数四半期の経済成長が引き続き緩やかで(remain moderate)、その後極めて段階的に加速する(pick up very gradually)と予想している。その結果、失業率はFOMCが2つの責務に整合するとみなす水準に向かって緩慢にしか低下しない(decline only slowly )と予測している。

さらに国際金融市場の緊張は、引き続き経済見通しに対する著しい下方リスク(significant downside risks)となっている。

インフレは中期的に、FOMCが2つの責務に最も整合すると考える水準かそれを下回る水準で推移すると予想している。

一段と力強い景気回復を支援し、インフレが時間の経過と共に確実にFOMCの2つの責務と整合的な水準になるよう支えるために、FOMCは金融政策において非常に緩和的なスタンスを維持する(maintain a highly accommodative stance)と予想している。

具体的には、FOMCは本日、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標水準をゼロ─0.25%に据え置くことを決定した。資源活用の水準が低く、中期的なインフレ見通しが抑制されているなどの経済状況から、少なくとも2014年終盤まで(at least through late 2014)、FF金利を異例の低水準(exceptionally low levels)とすることが正当化される可能性が高いと現時点で予想している。

FOMCはまた、保有証券の平均残存期間を長期化するプログラムを年内いっぱい継続することを決定した。具体的には残存期間が6─30年の財務省証券を現在のペースで購入し、残存期間およそ3年以下の財務省証券を同額売却もしくは償還する。

この残存期間の長期化プログラムは、長期金利に下向きの圧力を加えるとともに、広範な金融環境をさらに緩和的にする一助となる見通し。

FOMCはエージェンシー債(政府機関債)とエージェンシー発行モーゲージ債(MBS)の元本償還資金をエージェンシー発行MBSに再投資する既存の政策を維持する。

FOMCは物価安定の文脈の中で、一段と強い景気回復と持続的な雇用環境の改善を促進するため、一段の措置を適切に講じる用意がある。

今回の決定に賛成票を投じたのは、バーナンキ委員長、ダドリー副委員長、デューク、ロックハート、ピアナルト、パウエル、ラスキン、スタイン、タルーロ、ウィリアムズ、イエレンの各委員。

ラッカー委員は残存期間の長期化プログラムに反対票を投じた。

<4月25日>

3月のFOMC会合以降に入手した情報は、経済が緩やかに拡大してきた(expanding moderately)ことを示唆している。労働市場状況は最近改善した(improved in recent months)。失業率は低下したが、依然として高止まり(remains elevated)している。家計支出および企業による固定投資は引き続き増加している。

住宅市場は一部改善の兆しが見られるものの、依然として低迷している。主に原油・ガソリン価格の上昇を反映し、インフレは幾分加速した(picked up somewhat)。だが長期インフレ期待は引き続き安定している。

法令で定められた責務に即し、FOMCは雇用最大化と物価安定の促進を目指している。FOMCは、向こう数四半期の経済成長が引き続き緩やかで(remain moderate)、その後段階的に加速する(pick up gradually)と予想している。その結果、失業率はFOMCが2つの責務に整合するとみなす水準に向かって徐々に低下する(decline gradually)と予測している。

国際金融市場の緊張は、引き続き経済見通しに対する著しい下方リスク(significant downside risks)となっている。

今年に入っての原油・ガソリン価格の上昇がインフレに及ぼす影響は一時的なものにとどまるとみられ、その後はFOMCが2つの責務に最も整合すると考える水準かそれを下回る水準でインフレ率推移すると予想している。

一段と力強い景気回復を支援し、インフレが時間の経過と共に確実にFOMCの2つの責務と整合的な水準になるよう支えるために、FOMCは金融政策において非常に緩和的なスタンスを維持する(maintain a highly accommodative stance)と予想している。

具体的には、FOMCは本日、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標水準をゼロ─0.25%に据え置くことを決定した。資源活用の水準が低く、中期的なインフレ見通しが抑制されているなどの経済状況から、少なくとも2014年終盤まで(at least through late 2014)、FF金利を異例の低水準(exceptionally low levels)とすることが正当化される可能性が高いと現時点で予想している。

FOMCはまた、9月に発表した、保有証券の平均残存期間を長期化するプログラムを継続することを決定した。

FOMCはエージェンシー債(政府機関債)とエージェンシー発行モーゲージ債(MBS)の元本償還資金をエージェンシー発行MBSに再投資し、償還期限を迎える財務省証券を入札でロールオーバーする既存の政策を維持する。

FOMCは、物価安定の文脈の中で一段と強い景気回復を促進するために、保有証券の規模と構成を定期的に見直し、適切に調整する用意がある。

今回の決定に賛成票を投じたのは、バーナンキ委員長、ダドリー副委員長、デューク、ロックハート、ピアナルト、ラスキン、タルーロ、ウィリアムズ、イエレンの各委員。

ラッカー委員は、FF金利を少なくとも2014年終盤まで異例の低水準に据え置くことが経済状況によって正当化される公算が大きいとは予想していないと主張し、反対票を投じた。

<3月13日>

1月のFOMC会合以降に入手した情報は、経済が緩やかに拡大してきた(expanding moderately)ことを示唆している。

労働市場状況はさらに改善した(improved further)。失業率はここ数カ月間で顕著に低下した(declined notably)が、依然として高止まり(remains elevated)している。家計支出および企業による固定投資は引き続き増加している(continued to advance)。住宅市場は依然として低迷している。原油・ガソリン価格は最近上昇したが、インフレはここ数カ月は抑制されている(subdued in recent months)。長期インフレ期待も引き続き安定している。

法令で定められた責務に即し、FOMCは雇用最大化と物価安定の促進を目指している。FOMCは、経済が向こう数四半期に緩やかに(moderate)成長すると予想しており、その結果、失業率はFOMCが2つの責務に整合するとみなす水準に向かって徐々に低下する(decline gradually)と予測している。

国際金融市場の緊張は和らいだ(eased)ものの、引き続き経済見通しに対する著しい下方リスク(significant downside risks)となっている。

最近の原油・ガソリン価格の上昇は、一時的にインフレを押し上げる見通しだが、その後はFOMCの2つの責務に最も整合する水準かそれを下回る水準でインフレが推移すると予想している。

一段と力強い景気回復を支援し、インフレが時間の経過と共に確実にFOMCの2つの責務と整合的な水準になるよう支えるために、FOMCは金融政策において非常に緩和的なスタンスを維持する(maintain a highly accommodative stance)と予想している。

具体的には、FOMCは本日、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標水準をゼロ─0.25%に据え置くことを決定した。資源活用の水準が低く、中期的なインフレ見通しが抑制されているなどの経済状況から、少なくとも2014年終盤まで(at least through late 2014)、FF金利を異例の低水準(exceptionally low levels)とすることが正当化される可能性が高いと現時点で予想している。

FOMCはまた、9月に発表した、保有証券の平均残存期間を長期化するプログラムを継続することを決定した。

FOMCはエージェンシー債(政府機関債)とエージェンシー発行モーゲージ債(MBS)の元本償還資金をエージェンシー発行MBSに再投資し、償還期限を迎える財務省証券を入札でロールオーバーする既存の政策を維持する。

FOMCは、物価安定の文脈の中で一段と強い景気回復を促進するために、保有証券の規模と構成を定期的に見直し、適切に調整する用意がある。

今回の決定に賛成票を投じたのは、バーナンキ委員長、ダドリー副委員長、デューク、ロックハート、ピアナルト、ラスキン、タルーロ、ウィリアムズ、イエレンの各委員。

ラッカー委員は、FF金利を少なくとも2014年終盤まで異例の低水準に据え置くことを経済状況が正当化する公算が大きいとは予想していないと主張し、反対票を投じた。

<1月24─25日>

12月のFOMC会合以降に入手した情報は、世界的な成長の一部減速にもかからわらず、経済は緩やかに拡大してきた(expanding moderately)ことを示唆している。

指標では全般的な労働市場状況の一部さらなる回復(some further improvement)が示されているが、失業率は高止まりしている。家計支出は増加し続けたが(continued to advance)、企業によるに固定投資は減速し(slowed)、住宅部門は落ち込んだ状態が続いている。インフレはここ数カ月は抑制されており(has been subdued in recent months)、長期的なインフレ期待は引き続き安定している。

法令で定められた責務に即し、FOMCは雇用最大化と物価安定の促進を目指している。FOMCは、向こう数四半期の経済成長は控えめ(modest)になると予想しており、その結果、失業率はFOMCが2つの責務に整合するとみなす水準に向かって緩慢にしか低下しないと予測している。世界的な金融市場の緊張は引き続き経済見通しに対する著しい下方リスク(significant downside risks)となっている。

FOMCはまた、インフレが向こう数四半期でFOMCの責務に整合する水準かそれを下回る水準で推移すると予想している。

一段と力強い景気回復を支援し、インフレが時間の経過と共に確実にFOMCの2つの責務と整合的な水準になるよう支えるために、FOMCは金融政策において非常に緩和的なスタンスを維持する(maintain a highly accommodative stance)と予想している。

特にFOMCは本日、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標水準をゼロ─0.25%に据え置くことも決定し、低水準の資源活用、抑制された中期的なインフレ見通しを含む経済状況により、少なくとも2014年終盤まで(at least through late 2014)、FF金利を異例の低水準(exceptionally low levels)とすることが正当化される可能性が高いと現時点で予想している。

FOMCはまた、9月に発表した、保有証券の平均残存期間を長期化するプログラムを継続することを決定した。

FOMCはエージェンシー債(政府機関債)とエージェンシー発行モーゲージ債(MBS)の元本償還資金をエージェンシー発行MBSに再投資し、償還期限を迎える財務省証券を入札でロールオーバーする既存の政策を維持する。FOMCは、物価安定の文脈の中で一段と強い景気回復を促進するために、保有証券の規模と構成を定期的に見直し、適切に調整する用意がある。

今回の決定に賛成票を投じたのは、バーナンキ委員長、ダドリー副委員長、デューク、ロックハート、ピアナルト、ラスキン、タルーロ、ウィリアムズ、イエレンの各委員。

反対票を投じたのはラッカー委員で、FF金利を異例の低水準とすることが正当化される期間を明記しないよう主張した。

<12月13日>

11月のFOMC会合以降に入手した情報は、世界的な成長の一部明白な減速にもかからわらず、経済は緩やかに拡大してきた(expanding moderately)ことを示唆している。

指標では全般的な労働市場状況の一部回復(some improvement)が示されているが、失業率は高止まりしている。家計支出は増加し続けたが(continued to advance)、企業によるに固定投資の増加はこれほど速くないもようで(increasing less rapidly)、住宅部門は落ち込んだ状態が続いている。インフレは今年これまでよりも緩やかになり(has moderated)、長期的なインフレ期待は引き続き安定している。

法令で定められた責務に即し、FOMCは雇用最大化と物価安定の促進を目指している。FOMCは、向こう数四半期は緩やかなペース(moderate pace)での経済成長になると引き続き予想しており、その結果、失業率はFOMCが2つの責務に整合するとみなす水準に向かって緩慢にしか低下しないと予測している。世界的な金融市場の緊張は引き続き経済見通しに対する著しい下方リスク(significant downside risks)となっている。

FOMCはまた、インフレが向こう数四半期でFOMCの責務に整合する水準かそれを下回る水準に落ち着くと予想している。ただ、FOMCは引き続きインフレとインフレ期待の推移を注意深く見守っていく。

一段と力強い景気回復を支援し、インフレが時間の経過と共に確実にFOMCの2つの責務と整合的な水準になるよう支えるために、FOMCは本日、9月に発表した、保有証券の平均残存期間を長期化するプログラムを継続することを決定した。

FOMCはエージェンシー債(政府機関債)とエージェンシー発行モーゲージ債(MBS)の元本償還資金をエージェンシー発行MBSに再投資し、償還期限を迎える財務省証券を入札でロールオーバーする既存の政策を維持する。FOMCは保有証券の規模と構成を定期的に見直し、適切に調整する用意がある。

FOMCはフェデラルファンド(FF)金利誘導目標水準をゼロ─0.25%に据え置くことも決定し、低水準の資源活用、抑制された中期的なインフレ見通しを含む経済状況により、少なくとも2013年半ばまで、FF金利を異例の低水準(exceptionally low levels)とすることが正当化される可能性が高いと現時点で予想している。

FOMCは今後入ってくる情報に照らし合わせて経済見通しを継続的に評価し、物価安定という文脈の中で、より強い景気回復を促進するために政策手段を実施する用意がある。

今回の決定に賛成票を投じたのは、バーナンキ委員長、ダドリー副委員長、デューク、フィッシャー、コチャラコタ、プロッサー、ラスキン、タルーロ、イエレンの各委員。

反対票を投じたのはエバンズ委員で、現時点で追加的な政策緩和を支持するとした。

*内容を追加して再送します。


http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTJE87002220120801
米FOMC追加緩和措置打ち出さず、経済回復は失速したと指摘
2012年 08月 2日 03:53 JST
8月1日、米連邦準備理事会(FRB)は発表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、米経済回復の勢いは今年これまでに失速したとの認識を示し、今後国債の追加買い入れを行う可能性があることを示唆したものの、追加緩和措置には踏み切らなかった。写真はバーナンキ議長。ワシントンで7月撮影(2012年 ロイター/Jason Reed)
ロンドン株は企業の好決算受け反発、中銀政策決定会合控え薄商い
欧州市場サマリー(1日)
[ワシントン 1日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は1日発表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、米経済回復の勢いは今年これまでに失速したとの認識を示し、今後国債の追加買い入れを行う可能性があることを示唆したものの、追加緩和措置には踏み切らなかった。
FOMC声明は経済について「幾分減速した」と指摘。8.2%の失業率を低下させるには回復が遅いペースでしか進んでいないことに対する失望感をあらためて示した。
ゼロ近辺となっている政策金利の据え置き期間を、これまでに表明している2014年末から延長しなかったものの、経済支援に向けてさらに行動する用意があることを表明した。
米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は、政策金利を2014年末まで据え置く方針を確認することに異議を唱え、反対票を投じた。



http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M82IVG6S973E01.html
ECBは責務逸脱すべきでない、政府の期待過剰-独連銀総裁
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  8月1日(ブルームバーグ):ドイツ連邦銀行(中央銀行)のバイトマン総裁は、欧州中央銀行(ECB)は自らに託された責務を踏み越えてはならないとの考えを示した。また、独連銀はECBの政策決定において、ユーロ圏の他の中銀に比べ大きな影響力を持つと言明した。

独連銀のウェブサイトに1日掲載されたインタビューで、バイトマン総裁はECBの独立性について、「自らの責務を尊重し、その範囲を踏み越えないことを前提としている」と語っている。「独連銀はユーロシステム(ECBを構成する域内各国中銀)の中で最大かつ最重要の中銀であり、同システム内で他の多くの中銀より強い発言権を持つ」とも述べた。同インタビューは6月29日に行われたという。

ドラギECB総裁は7月26日に、ユーロを守るためにいかなる措置をも取ると表明。国債購入の再開を示唆した。独連銀は翌27日にECBの購入に批判的な姿勢をあらためて示した。連銀の報道官は、バイトマン総裁のインタビューをこの日公表したことに特別な意図はないと述べた。ECBは2日に政策委員会を開く。

バイトマン総裁はインタビューでまた、欧州各国政府はECBが「できることについて過大に評価し多くを期待し過ぎている。物価安定ばかりでなく成長促進や雇用創出、銀行システムの安定化の仕事までECBに担ってもらえると考えている」と指摘。「このパターンが何度も繰り返される。今回はかつてよりもさらにあからさまだ」と批判した。

さらに「われわれは独連銀が持つあらゆるリソースを全てのレベルで駆使し、自らが信じる姿勢を貫く。通貨同盟が安定同盟であり続けることを確実にしていく」と表明した。

記事に関する記者への問い合わせ先:フランクフルト Jeff Black jblack25@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Matthew Brockett mbrockett1@bloomberg.net
更新日時: 2012/08/02 01:32 JST



*05:29JST ドラギECB総裁発言が口先介入にとどまると、ユーロ売りが加速へ
きょう1日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果で、米連邦準備制度理
事会(FRB)は金融政策を維持したものの、声明の中で、景気見通しを引き下げ次回9
月の会合で何らかの緩和措置を講じる姿勢を示唆した。

あす2日に開催される定例理事会では欧州中央銀行(ECB)が国債購入プログラム
(SMP)を再開する方針を発表すると期待されている。
ドラギECB総裁が先週、「ユーロ圏擁護にむけ責務の範囲で行動を起こす」と、総裁
就任以来で最も明確な方針を示したことで、市場に憶測が広がった。

一方で、ドイツ連銀は、ECBによる国債購入が「中央銀行は政府の債務に資金を調達
することを禁じる」とした憲章に反するものだとの主張を繰り返している。

ECBによる国債購入は、ユーロ圏で第4番目に大きな経済をもつスペインが救済を要請
する危険がせまったため欧州安定メカニズム(ESM)始動までの時間稼ぎのためにシ
ョイブレ独財務相もすでに承認済みと見られている。そのほか、メルケル独首相もド
ラギECB総裁のユーロを守る断固とした対応を支持したことから確実視されていた
が、ドイツ連銀による反対は、その観測を後退させる。

あすの定例理事会前に予定されているドラギECB総裁とバイトマン独連銀総裁との会
談が、ECBによる国債購入の行方を左右する。

ドイツ連銀はECBの資本の19%を占めるが、他の16諸国の中央銀行と同様に委員会で
は1票の投票権を有するに過ぎない。また、バイトマン独連銀総裁はすべての措置に
反対しているわけではなく、利下げや1兆ユーロを市場に供給した長期リファイナン
シングオペ(LTRO)を支持していることを考えると、見通しは真っ暗ではない。

万が一、ドラギECB総裁発言が口先介入にとどまりECBが市場の期待にこたえないと、
ユーロ売りやイタリア、スペイン国債の売却に拍車がかかる。

◎各社の予想

*ノムラの見解

ノムラはきょう1日付けの顧客レポートの中で、ECBがあすの定例理事会で国債購入プ
ログラム(SMP)の再開を発表する確率は60%と見ていることを明らかにした。

40%の確率でドラギECB総裁は先週と同様の発言を繰り返すにとどめ、何の新たな措
置も発表しない可能性があり、この場合には投資家は失望感からユーロ売りやスペイ
ンやイタリアの売却を加速させると見ている。
新たな市場の逼迫を回避するためにもECBは政策を押し通す必要があると指摘。

一方で、ECBが国債購入措置を発表したとしても、スペインやイタリアの10年債利回
りを5%以下に引き下げるのは困難と見ている。

*ジェフリーズの見解

・50%の確率で追加利下げの可能性。8月に政策金利の変更を決定したのは2006年8月
の一度だけ。年末までの追加利下げの可能性は90%。
ECBには追加利下げの余地があるが、問題はタイミングと指摘。

・あすの定例理事会での預金利率引き下げの確率は10%。年内の引き下げの確率は25%
・SMPを再開する確率は70%。
・第3回目の長期リファイナンシングオペ(LTRO)が発表される確率は50%



http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTJE87001A20120801
7月の米製造業PMI改定値、約3年ぶり低水準
2012年 08月 2日 02:22 JST

8月1日、マークイットが発表した7月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は、欧州債務危機や国内の経済・政治不安を背景に需要が圧迫されるなか、約3年ぶりの低水準となった。写真はイリノイ州の自動車組立工場で2月撮影(2012年 ロイター/Frank Polich)
ロンドン株は企業の好決算受け反発、中銀政策決定会合控え薄商い
欧州市場サマリー(1日)

[ニューヨーク 1日 ロイター] マークイットが発表した7月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は、欧州債務危機や国内の経済・政治不安を背景に需要が圧迫されるなか、約3年ぶりの低水準となった。

改定値は51.4で、2009年9月以来の低水準。速報段階の51.8から下方修正され、前月の52.5からも低下した。

50が判断の分かれ目となる。

内訳では、輸出向け新規受注が48.6と2カ月連続で50を割り込み、全体の新規受注数も前月の53.7から51.0に低下した。

マークイットの首席エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は、輸出向け受注や内需が今後も弱まれば、製造業セクターは第3・四半期に縮小し始める恐れもあると指摘。

「製造業者はユーロ圏危機の継続や世界経済の減速、住宅市場での需要不安の高まりによる影響を受けており、大統領選が近づくなか、財政・金融政策をめぐる不透明性も根強い」と述べた。

雇用は52.7と、前月の52.8から小幅低下。「企業が採用に慎重な様子が明確にうかがわれる」(前出のウィリアムソン氏)という。




http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTJE87001620120801
7月米ISM製造業景気指数は低迷、製造業部門の弱含みを示唆
2012年 08月 2日 00:45 JST

8月1日、米供給管理協会(ISM)が発表した7月の製造業部門景気指数は49.8と、6月の49.7をわずかに上回ったものの、エコノミスト予想の50.2には届かなかった。写真はニューヨークで開かれた雇用に関するイベント会場で6月撮影(2012年 ロイター/Eric Thayer)
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ロンドン株は企業の好決算受け反発、中銀政策決定会合控え薄商い
欧州市場サマリー(1日)

[ニューヨーク 1日 ロイター] 米供給管理協会(ISM)が1日発表した7月の製造業部門景気指数は49.8と、6月の49.7をわずかに上回ったものの、エコノミスト予想の50.2には届かなかった。景気判断の分かれ目となる50を下回り、かつては景気回復の要ともされた製造業部門が弱含んでいることが示された。

新規受注指数は48.0と、6月の47.8からやや改善したものの、依然として50を下回っている。

雇用指数は2009年12月以来2年半ぶり低水準となる52.0に低下した。6月は56.6だった。

新規輸出受注指数は46.5と、6月の47.5から低下した。2月以降13ポイント下がっている。

J・Hコーン(ニューヨーク)の経済調査ディレクター、パトリック・オキーフ氏は「(指標は)景気に疑問符が多く付く現状を反映している」と指摘。「向こう6、9カ月後のことが予想できる自信がない。未来がそのように不確実な中、投資家は資産をどう運用していいのかが分からない」と述べた。