ESMだけでは危機を解決できず。世界各国で製造業統計が悪化 | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6L4U46KLVR401.html
イタリアの銀行も要救済か、状況悪化なら-バークレイズ
  7月3日(ブルームバーグ):ウニクレディトやインテーザ・サンパオロなどイタリアの銀行も、融資焦げ付きが「基本シナリオ」を上回ればスペインの銀行のように救済が必要になる可能性があると、バークレイズが指摘した。
バークレイズの基本シナリオの損失額は1350億ユーロ(約13兆5400億円)。ロンドン在勤のシニア調査アナリスト、ジョナサン・グリオナ氏は2日付のリポートで「当行が想定した状況悪化のシナリオは極端ではあるものの、あり得る展開であり、この場合銀行は外部からの資本注入が必要になる可能性がある」と分析した。悪化シナリオは貸倒損失を融資残高の約14%に相当する2050億ユーロと想定している。
基本シナリオの貸し倒れ率は9%。スペインについては11%を想定している。
グリオナ氏は「不良債権の水準の高さと国内経済の弱さがイタリアの銀行に相当の貸倒損失をもたらすだろう」とし、「スペインの場合で見られたように、市場はしばしば、銀行が利益によって資本不足を克服するのにあまりに長くかかりそうだと見ると、その時間を銀行に与えない」と指摘した。
原題:Italy Banks Could Need Aid in Adverse Scenario, BarclaysSays(抜粋)
更新日時: 2012/07/03 22:24 JST


http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6KY0E6KLVR401.html
ECBは政策金利を0.5%に引き下げも-ムーアのコフィー氏
  7月3日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)は5日の定例政策委員会で、政策金利を0.5ポイント引き下げる可能性がある。ヘッジファンド会社、ムーア・キャピタル・マネジメントのグレッグ・コフィー共同最高投資責任者(CIO、欧州担当)が指摘した。
同氏はジュネーブでの会議で投資家に「ECBは恐らく50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げをするだろう」と述べた。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査では、0.25ポイントの利下げで政策金利が0.75%となるというのが大方の予想となっている。
原題:ECB May Lower Interest Rate to 0.5%, Moore Capital’sCoffey Says(抜粋)


2012-07-03 23:00:00JST
・米・5月製造業受注指数:前月比+0.7%(予想:+0.1%、4月-0.7%←-0.6%)
(゚ω゚)5月の受注なので良いのか。。。



2012-07-03 19:58:00JST
23:00 米・5月製造業受注指数(予想:+0.1%、4月-0.6%)
(゚ω゚)そんな訳がありません。マイナスです。ISMが50割ってますから。。
(゚ω゚)昨夜と同じような動きです。一瞬で落ちます




http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE86205Z20120703
5月のユーロ圏PPI、前月比‐0.5%・前年比+2.3%
2012年 07月 3日 18:35 JST
増資インサイダー関与の大手証券、債券発行で相次ぎ主幹事から除外
[ブリュッセル 3日 ロイター] 欧州連合(EU)統計局が3日発表した5月のユーロ圏生産者物価指数(PPI、除く建設)は、前月比0.5%低下、前年比2.3%上昇となった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は前月比0.3%低下、前年比2.5%上昇だった。



http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE86200L20120703?sp=true
世界各国で製造業統計が悪化、米ISMは09年7月以来の50割れ
2012年 07月 3日 13:39 JST
7月2日、米国やユーロ圏などで2日に発表された製造業統計は、世界経済の減速を示す弱い数字となった。米ミズーリ州で2月撮影(2012年 ロイター/Sarah Conard)

[ロンドン/ワシントン/バンガロール/サンパウロ/メキシコ市 2日 ロイター] 米国やユーロ圏などで2日に発表された製造業統計は、世界経済の減速を示す弱い数字となった。このほか、中国や日本、韓国、インド、ブラジルでも輸出向け受注が減少した。

欧州首脳は先週、スペインとイタリアの国債利回りを低下させるための策で合意し、市場はこれを前向きに受け止めていた。しかし、各国の製造業活動の減速は、政策当局者が直面している問題を浮き彫りにしている。

米供給管理協会(ISM)が2日発表した6月の製造業部門景気指数は49.7となり、2009年7月以降で初めて景気判断の分かれ目となる50を下回った。新規受注や輸出の落ち込みが全体を押し下げた。

ロイズ・バンキング・グループのグローバル・エコノミスト、ジーボン・ロレイ氏は「世界経済の減速には共通の要因があることは間違いない。信頼感に打撃を与えており、輸出に影響が出ている。信用や銀行融資にも恐らく影響が出ているだろう」との見方を示した。

製造業の低迷は、11月の大統領選で再選を目指すオバマ大統領にとりプレッシャーとなる。一方、米連邦準備理事会(FRB)は次回8月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加緩和を行う可能性が高い。

欧州連合(EU)統計局が発表した5月のユーロ圏の失業率は、フランス、スペインでレイオフが相次いだため、11.1%とユーロ導入以降で最悪の水準となった。

失業率や製造業統計の悪化を受け、欧州中央銀行(ECB)は5日の理事会で政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の0.75%にするとの観測が高まった。

マークイットが2日に発表した6月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は45.1となり、2009年6月以来の低水準だった。景気の拡大・縮小の節目の50をほぼ1年にわたって下回っており、南欧で始まった景気低迷が独仏にも及んでいることがあらためて示された。

ドイツとスペインのPMIは3年ぶり低水準となった。フランスとイタリアのPMIは前月から若干上昇したものの、依然50を下回っている。

6月は雇用指数が46.7で、5月の47.1から低下、10年1月以来の低水準となった。人員削減が加速していることが示された。

サクソバンクの首席エコノミスト、スティーン・ヤコブセン氏は「景気回復が確認できるまでは失業率は今後も悪化する。景気は来年まで上向かないかもしれない」との見方を示した。

アジア各国の製造業指数も弱い数字となった。

HSBCが2日に発表した6月の中国PMI(季節調整済み)改定値は48.2となり、5月の48.4から低下した。11年11月以来、7カ月ぶりの低水準となった。

JPモルガン(香港)のエコノミスト、ハイビン・ズー氏は「生産、新規受注、新規輸出向け受注の項目が一段と低下していることは、中国経済が短期的に引き続き下振れリスクに直面していることを示している」と指摘した上で、数カ月以内に追加金融緩和が行われるとの見方を示した。

29日に発表された6月の日本の製造業PMIは49.9となり、節目の50を7カ月ぶりに割り込んだ。新規受注と生産も半年ぶりに50割れとなった。

輸出向け受注は3カ月連続して50割れとなり、6月は悪化幅が広がった。

さらに、韓国と台湾のPMIも5カ月ぶりに50を下回った。

一方で、HSBCが2日発表した6月のインド製造業PMIは55.0と、前月の54.8から上昇して4カ月ぶりの高水準となった。生産と雇用が高い伸びを示した。

ただ、新規輸出受注指数は主要輸出先の欧州と米国の需要減退を背景に、11年11月以来の低水準を記録した。

また、投入価格と生産価格はいずれも5月から大幅上昇し、価格高が製造業を引き続き圧迫していることが示された。

HSBCのエコノミスト、レイフ・エスケセン氏は「新規受注の伸びは輸出受注に圧迫され、やや減速した。在庫水準は増加しており、今後は生産の伸びがやや鈍化することが示されている」とのコメントを発表した。

中南米諸国のPMIはまちまち。

HSBCが2日発表したブラジルの6月の製造業PMI(マークイット算出)は48.5と5月の49.3から低下、昨年10月以来の低水準となり、節目の50を下回った。生産指数と新規受注指数の低下幅は過去8カ月間で最大となった。

6月はレアル相場が比較的軟調に推移したにも関わらず、輸出向け受注指数は5月とほぼ同じペースで低下した。

HSBC(ブラジル)のチーフエコノミスト、アンドレ・ロエス氏は「レアル安と低金利は中期的に製造業の負担を和らげるかもしれないが、PMIのそれぞれの構成項目は、短期的に製造業は厳しい状況に置かれる可能性が高いことを示している」との見方を示した。

一方、HSBCが2日発表した6月のメキシコのPMIは季節調整済みで55.9と、5月の55.2から上昇した。項目別では、新規受注と新規輸出受注がともに前の月から上昇。新規受注は2011年4月以降、前月比での上昇を続けている。

HSBC(メキシコ)のチーフエコノミスト、セルジオ・マーティン氏は「製造業セクターになお、外部からの逆風に対する抵抗力があることを示している」とコメントしている。


http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6K2100UQVI901.html
エラリアン氏:ECBは0.25ポイントの利下げに踏み切る公算
  7月2日(ブルームバーグ):米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のモハメド・エラリアン最高経営責任者(CEO)は、欧州中央銀行(ECB)が0.25ポイントの利下げに踏み切る可能性が大きいとの見方を示した。
同氏は2日、ブルームバーグテレビジョンに対し、世界経済は一斉に鈍化しつつあると語った。


http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6JPMJ6S972801.html
仏プジョー、人員削減目標を最大1万人に引き上げも-労組
  7月2日(ブルームバーグ):欧州2位の自動車メーカー、フランスのプジョーシトロエングループ(PSA)は今年、従来発表を上回る人員削減を計画しており、削減規模は仏国内の従業員全体の最大10%に上る見通しだ。欧州の自動車市場が低迷する中、経営コストの削減を図る。プジョーの労働組合幹部が明らかにした。

プジョーの労組で2番目に大きい「FO」のトップ、クリスチャン・ラファイエ氏はインタビューで、同社が「人員削減の目標を仏国内だけで8000-1万人に引き上げる見通しだ」と述べた。ただ情報源については明らかにしなかった。プジョーは昨年11月に、欧州全体で6000人削減する方針を示していた。
欧州自動車工業会(ACEA)によれば、プジョーの1-5月の欧州販売は15%減と、減少率は業界全体(7.3%減)を上回っている。
ラファイエ氏によれば、プジョーは今月25日の1-6月(上期)決算発表時に、新たな削減目標を明らかにする可能性がある。同社の広報担当、ピエールオリビエ・サルモン氏はコメントを控えた。


http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6JESP6K50XU01.html
フィンランド:スペイン向け融資に担保求める-ギリシャと同様
  7月2日(ブルームバーグ):フィンランドは2日、スペイン銀行向け融資に対する担保を求める意向をあらためて表明した。第2次ギリシャ支援でも同様の条件を要求していた。
フィンランド財務省の幹部、ユカ・ペカリネン氏はオスロでインタビューに応じ、「暫定基金からの融資に担保を求める要件がわれわれにはある」と発言。「詳細はまだ未定」としながらも、ギリシャの場合と基本的立場は同じだと続けた。


http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6ITF96KLVR401.html
イタリア10年債が下落、利回り4bp上昇の5.86%
  7月2日(ブルームバーグ):2日朝の欧州債市場でイタリアの10年債は下落。ロンドン時間午前7時35分現在、利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の5.86%。スペイン10年債も下落し利回りは2bp上昇の6.35%。


http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6IN9T6KLVR401.html
6月の米自動車販売台数、2カ月連続頭打ちか-BN調査
  7月2日(ブルームバーグ):米国の6月の自動車販売ペースは、2カ月連続で頭打ちとなったもようだ。労働市場の失速や消費者信頼感の低下に伴い、米シティグループやドイツ銀行のアナリストは2013年の需要見通しを引き下げている。
ブルームバーグが集計したアナリスト15人の予想平均によると、3日発表される米自動車販売台数は業界全体で1380万台(季節調整済み、年率換算)となり、5月の販売ペースと一致する見通し。5月は今年初めて年1400万台のペースを下回った。1-4月は年率換算で1450万台だった。
クレディ・アグリコル証券傘下のCLSAでアナリストを務めるエマニュエル・ロスナー氏(ニューヨーク在勤)は電話インタビューで、「今年これまでよりも力強さがなくなっている」と述べた上で、「米自動車販売と最も密接に関連するマクロデータは消費者信頼感と雇用統計だが、いずれも若干後退している」と語った。
シティのイタイ・ミシャリ氏とドイツ銀のロッド・レーチェ氏は先月、米雇用者数の伸びの鈍化や消費者信頼感の悪化を理由に13年の業界全体の販売台数見通しをいずれも50万台下方修正。ミシャリ氏は1450万台、レーチェ氏は1420万台に引き下げた。
米メーカーでは6月はクライスラーが好調だったと予想されている。アナリスト10人の予想平均によれば、同社は前年同月比18%増が見込まれている。一方、アナリスト11人の予想平均によると、ゼネラル・モーターズ(GM)は7.6%増、フォードが3.7%増の見通し。
日本勢では東日本大震災の影響で前年に供給が落ち込んでいたトヨタ自動車が66%増、ホンダは51%増が見込まれている。日産自動車は21%増のもよう。いずれもアナリスト8人の予想平均。
韓国勢はヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)と起亜自動車が合計で9.8%増(アナリスト6人の予想平均)の見通し。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)は「アウディ」ブランドと合計で28%増(アナリスト4人の予想平均)が見込まれている。


http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6I5QN6JTSE801.html
ECBのアスムセン氏:ESMだけでは危機を解決できず-ビルト紙
  7月1日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のアスムセン理事は、欧州は債務危機を脱したわけではないと警告し、欧州安定化メカニズム(ESM)だけでは危機を解決できず、欧州各国政府は引き続き改革を推進する必要があると訴えた。独紙ビルトがインタビューでの発言として報じた。