放射能内部被ばくで矢ケ崎さん講演@宮古島。  台湾の原発は近い・・・ | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援

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放射能内部被ばくで矢ケ崎さん講演
2011/12/20 09時04分配信 - 社会・一般 -
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放射能による内部被ばくに関する講演会に参加した市民ら聴衆=18日夜、 市中央公民館

「放射能内部被ばくから子どもたちの命と未来を守るために」 をテーマにした講演会 (主催・脱原発と放射能汚染を考える宮古島市民の会) が18日夜、 市中央公民館で開催された。 琉球大名誉教授の矢ケ崎克馬さんが、 東日本大震災による東京電力福島第1原子力発電所事故を踏まえ、 空気中に漂い、 食品などに付着した放射性物質を摂取することによる内部被ばくの危険性を指摘し、 「汚染ゼロの食品」 を合言葉に、 「食品を検査せずに売らないこと、 食べないことを徹底すべき」 と警鐘を鳴らした。

 講演で矢ケ崎さんは、 原発事故を踏まえ 「地理的に見て宮古は日本の中でも安全な場所だが、 食べ物は米を中心にいろんな所から輸入していることを考えると、 内部被ばくの心配があり、 具体的に考えなければいけない課題」 と指摘した上で、 放射線の種類や特長を説明した。
 特に矢ケ崎さんは、 放射線が身体に入り、 分子を切断することによる内部被ばくを起こすと、 遺伝子が再び結合する際に異常な状態となり、 細胞が生き延びようすることで、 あらゆる疾病の原因となるとし、 細胞分裂の活発な子どもが放射線の影響を受けやすいと解説。 チェルノブイリ原発事故後、 一定期間を経て現地などで内部被ばくがあらゆる疾病の原因となり、 特に子どもを中心に甲状腺疾患およびがんが多く発生していると指摘した。
 高齢者が汚染食品を食べた場合の影響については、 「実際は老人ほどストレスを抱え、 病気も多く、 免疫力も乏しくなる傾向にある」 と述べた。
 世界的な内部被ばくのとらえ方で矢ケ崎さんは、 国際放射線防護委員会 (ICRP) による基準が 「内部被ばくを見えにくくするもの」 とし、 これに基づいた世界的な体制が危険性や被害を公式記録として残さず 「原爆被爆者から内部被ばくを隠ぺいし、 チェルノブイリで被害隠しがあった」 と批判した。
 原発事故を踏まえ矢ケ崎さんは、 日本が設定している暫定限度値が諸外国と比べて高い現状を放射能汚染や内部被爆を許容する根源として 「命を守ろうとしない姿勢の表れ」 と言及するとともに、 限度値を50分の1に低減することを強調。 東電と政府による全量買い上げなど生産者保障や、 汚染のない土地での食糧増産、 検査の徹底を示した。
 会場には市民ら約300人が詰めかけ、 矢ケ崎さんの講話に熱心な表情で聞き入っていた。 また、 宮古島で避難生活している被災者らが大震災や原発事故の体験を報告した。


(゚ω゚)関連ニュース。
http://ameblo.jp/pochifx/entry-10927252510.html
神奈川県から石垣島に避難したが、台湾の原発から来る放射能を受けるでしょ。
2011-06-18

(゚ω゚)平井さんのコメントのURLを貼っておきます。
3-10 内部告発-原発- 平井憲夫氏の遺言
http://youtu.be/PNXkeQb_uos?t=2m18s
>原子力発電所に高い排気塔が立っており、24時間、官僚が決めた基準以下の放射能が出てる。
>8KM圏内では放射線を計測するが、120mという高い排気塔なのでそれを飛び越えて周辺に放出。
>住民は低線量で被曝しつづけてる。



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http://www.asahi.com/special/10005/TKY201105170589.html
台湾の原発で防災演習 福島並みを想定
2011年5月17日22時4分

写真:台湾電力第二原発で17日実施した防災演習では、消火活動も行われた=台湾新北市、村上写す
拡大台湾電力第二原発で17日実施した防災演習では、消火活動も行われた=台湾新北市、村上写す

写真:台湾電力第二原発の防災演習で17日、一連の活動を終え集結した作業員=台湾新北市、村上写す拡大台湾電力第二原発の防災演習で17日、一連の活動を終え集結した作業員=台湾新北市、村上写す
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図:台湾の原発分布地図拡大台湾の原発分布地図

 台北郊外の台湾電力第二原子力発電所で17日、東京電力福島第一原発なみの事故発生を想定し、本格的な防災演習があった。馬英九(マー・インチウ)政権が災害対応の全面的な再検討を指示したのを受けたものだ。立地条件が日本と似る台湾で原発事故はひとごとではなく、来年1月の総統選に向けた争点に浮上している。

 第二原発の東北東342キロ沖を震源とするマグニチュード8の地震が発生。外部電源が切れ、予備発電機を起動。しかし20分後に15~20メートルの津波が襲い、全発電機が故障、冷却系統が機能を失う――。「例年の演習と全く違う複合災害を想定した。学ぶべきモデルだった日本での事故は、衝撃だ」と行政院原子力委員会の担当官は説明する。

 演習開始に合わせ、原発敷地内に映画「ミッション・インポッシブル」のテーマ曲が響いた。放射能測定、発生した火事の消火、さらに原子炉建物への消防用水と海水の注水作業まで、手際よく進められた。

 津波が襲った想定なのに消防車両が何の支障もなく原子炉建屋に近づけるなど、「福島並み」と言うには甘さが残る。だが、演習現場で原発担当者は「速やかに手を打ち、注水するのが大事。手段はいくつもある」と自信をみせた。

 台湾には現在、3カ所の原発がある。いずれも海岸に立地。地震は比較的多い。第一、第二原発は半径20キロに台北市北部が入る。

 原発をめぐっては国民党が推進、民進党が阻止の役目を演じてきた。第一~第三原発が運転を始めたのは国民党独裁下の1978~85年。正統中国の座を追われ大半の国との外交関係がなく、資源確保への思惑からも原発が推進された。

 99年に第四原発の建設が始まったが、翌年、初の政権交代で民進党の陳水扁総統(現在服役中)が建設を凍結。その後国民党の反発に押されて再開したものの、設計見直しで完成予定は再三延期され、住民の反対運動も続く。このため90年ごろ電力供給の4割近くを占めた原子力の比重は今、2割前後にとどまる。

 来年1月の総統選は、この問題を避けて通れない。すでに民進党の総統候補、蔡英文(ツァイ・インウェン)・党主席は「第四原発を運転させない」と明言。3原発も延命せず、2025年の「脱原発化」を目標に掲げる。現在の発電能力に余裕があり、再生エネルギーも活用すれば実現可能と主張する。

 発電コスト上昇を招き、台湾企業の国際競争力にかかわるため、国民党の馬政権としては安易に乗れない。とはいえ、市民の不安を無視すれば命取りだ。17日の演習を視察した馬総統は「短期間のうちに原発をなくすことはできない。原発の安全確保が最も大事だ」と述べ、防災に万全を期す姿勢を強調した。(台北=村上太輝夫)