「全市町村に賠償を」西白河。 美浜原発2号機でトラブル、手動停止へ | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
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全市町村に賠償を 西白河東白川首長
2011年12月08日 09時34分配信
文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会が6日に新たな賠償方針を示したことを受け、鈴木正晃県原子力損害対策担当理事は7日、賠償の対象外となった西白河、東白川地方の市町村や議会に説明した。
出席した自治体は賠償対象を県内全市町村に見直すことを国に要望するよう申し入れた。
西白河地方の市町村に対する説明は白河市役所で行われた。
白河、矢吹、西郷、泉崎、中島の5市町村長と議会議長が出席。
西白河地方市町村会長の鈴木和夫白河市長が「指針は県内を分断するもので到底受け入れ難い。
風評被害は広く県全体に及んでおり線引きの理由も不明確だ」と審査会への不信と怒りをあらわにした。
東白川地方町村会と東白川地方町村議会議長会は臨時会議を棚倉町役場で開いた。
東白川地方町村会長の藤田幸治棚倉町長は「賠償は県南、会津を含め200万県民全てを対象にすべき」と語気を強めた。
出席した塙、矢祭、鮫川の各町村長からも厳しい意見が相次いだ。



美浜原発2号機でトラブル、手動停止へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111207-OYT1T00888.htm
 関西電力は7日、運転中の美浜原子力発電所2号機(福井県美浜町、加圧水型軽水炉、出力50万キロ・ワット)で、原子炉格納容器内にある加圧器の圧力を調整する装置から1次冷却水が漏れるトラブルがあり、8日未明に原子炉を手動停止すると発表した。

 トラブルによる環境への放射能の影響はないという。

 関電によると、11月9日頃に装置内の弁の一部から、水漏れを想定して設けている配管内に漏れ始め、11月18日に1時間あたり30リットルの漏れを確認した。その後、漏えい量は12月7日に同230リットルにまで増え、今後、液体廃棄物の処理能力を超える可能性があるため手動停止を決めたという。

 関電の全11基の原発のうち稼働しているのは7日時点で3基。美浜2号機は11月29日に定期検査に入る予定だったが、冬の電力需要に備えるため12月18日まで定期検査入りを延ばして運転していた。関電は、原因究明と修理に時間がかかることから、再稼働せずにこのまま定期検査に入る方針。
(2011年12月7日20時09分 読売新聞)