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奥多摩の花粉1gによる内部被曝は1.46Svなのか?
2011-11-04 14:40:00
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hozen/111122.html
スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査の実施について
林野庁は、平成23年11月25日(金曜日)から、スギの雄花やその内部の花粉に含まれる放射性セシウムの濃度の調査を実施します。
1.調査の内容と目的
林野庁等は、現在、森林における放射性物質の分布状況調査を進めています。
このうち、スギ生葉に含まれる放射性セシウムについては、
福島県川俣町(うち計画的避難区域で測定)では、最高で1キログラムあたり17万7,600ベクレル(文部科学省による調査)
福島県大玉村では、1キログラムあたり1万1,700ベクレル(独立行政法人 森林総合研究所による調査)
との結果が得られています。
しかしながら、スギの生葉に含まれる放射性セシウムがどの程度、葉から花粉に移行するのかは明らかになっていないことから、その科学的知見を把握する必要があります。
このため、林野庁は、独立行政法人 森林総合研究所を通じ、スギの雄花やその内部の花粉に含まれる放射性セシウムの濃度の調査を実施します。
2.調査期間
平成23年11月25日(金曜日)~平成24年1月31日(火曜日)
※このうち、福島県内での雄花の採取は、12月9日(金曜日)に終了予定。
3.調査箇所
福島県のスギ林(132箇所)及び15都県※のスギ林(50箇所)
※本調査は、福島県の他、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、静岡県の協力を得て実施します。
4.調査方法
調査箇所のスギ林で立木の枝葉を数本切り落とし、雄花を採取します。
採取した雄花は、ガンマ線スペクトロメトリー(注)により、セシウム134及びセシウム137の濃度を測定・分析します。
(注)放射性核種からのガンマ線は、それぞれ固有のエネルギーを持っています。「ガンマ線スペクトロメトリ-」とは、ガンマ線のエネルギー分布を測定することにより、放射性核種の種類と放射能を同定する方法です。
お問い合わせ先
森林整備部研究・保全課森林保全推進室
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