事故は初動に於ける情報公開が遅れた人災(事件)だ。 | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
(゚ω゚)で始まる行はカイリのコメントです。

■衆議院 文部科学委員会 午前の概要。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=40992
開会日 : 2011年5月18日 (水)
会議名 : 文部科学委員会
収録時間: 5時間 20分
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案件(議題順):
文部科学行政の基本施策に関する件

説明・質疑者等(発言順): 開始時間 所要時間
 田中真紀子(文部科学委員長)  9時 00分  02分
 長瀧重信(参考人 長崎大学名誉教授)  9時 02分  16分
  その時代時代の同意(コンセンサス)で決めているのが世界の慣わし。
  放射線で亡くなったのか現在の医学では解明できない。
  統計的に判断しないと放射線の影響なのか分からない。
  ICRPの放射線の影響の話。
  2006年IAEAなど発表ではチェルノブイリではセシウムによる住民汚染被害は無い。
  (゚ω゚)お? 嘘っぽい報告。
  100mSv以下では科学的証明が出来ない。
  100mSv以下はポリシーで決めている。
  チェルノブイリでは精神的被害が最大の被害。

 仁志田昇司(参考人 福島県伊達市長)  9時 18分  21分
  父兄から放射能について強い不安がある。
  最初は60KMも原発から離れているから大丈夫だと住民を説得していた。
  SPEEDIの報告から、測ってみると伊達市も高い線量だと気づく。
  MEXTから3.8μSv/hで大丈夫だと聞いたが、
  より少ない線量にするために校庭の表土を剥がしてみると、線量はかなり軽減。
  3.0μSv/hの学校は存在する。
  勝手に避難しないような雰囲気作り。
  必要ならば、校舎を除染する準備がある。
  積極的に内部被曝を下げるようにしたい。

 武田邦彦(参考人 中部大学教授)  9時 39分  10分
  地震指針の残余のリスクが国が認めていることの説明。
  原子力政策は技術的に論理的に不可能だと今回の事故で証明できた。
  炉は守られているが、原発は守られていない。
  技術的な観点では、日本の原発は全て停止して設計を見直せ。
  だれも責任がとれない巨大産業原発はマズイ。
  1mSv目標の原発なのに壊れたら100mSv迄OKだとすれば根幹が無くなる。

 山口建(参考人 静岡県立静岡がんセンター総長)  9時 49分  16分
  (゚ω゚)お医者さんが出てきて説明するという事なので、
  (゚ω゚)原発事故としては末期。福島から逃げれる人は逃げてください。
  (゚ω゚)0.05μSv/hの西日本へ逃げてください。

  癌の早期発見を行うという提案。
  年齢別に対応を分ける。
  個人個人にポケット線量計を持って、がんばってもらう。
  なにもしないで居ると3万人のなかで100人が癌になります。
  
1:03:47 から
石井登志郎(民主党・無所属クラブ)  10時 05分  28分
  長瀧「子供の甲状腺癌は珍しく、それが多発した為、原因はI-137の飲食だろうという予測。」
  長瀧「今後は汚染地図が重要であり、チェルノブイリでは50mSvでも被害報告は無かった。」
  仁志田「表土を剥がしても親は嫌がるし、それを教師が説得することは難しい。」
  長瀧「線量は少なければ少ないほど良く、
    学校のプールを泳ぐことを禁止するメリット・デメリットのバランス」
  武田「よく洗ったプール。放射線の少ないところのプールで泳ぐ」
  山口「プールの線量を見て、改善してから」
  長瀧「10mSvの晩発性影響は個々に見ても分からない。集団で判断する方法になり、比較が難しい」
  武田「年1mSvを超えたら個人では防ぎようがない。」
  山口「たとえ100mSvであっても、その人の習慣によって悪影響が出ることもある」
  長瀧「一般論ですが、原発推進と反論側は独立して議論すべき」
  仁志田「行政は長期になると問題がある」
  武田「保安院が事実を公開しないし、弱い原発を作ってしまった。安全を保つには予算必要」
  山口「災害には拠点病院と強いリーダーが必要」
  山口「個人に線量計を持たせ、管理することが必要」

1:31:40 から
馳浩(自由民主党・無所属の会)  10時 33分  34分
  武田「原発のような大きな装置は事故原因から事象まで時間がかかります。
    予測と避難する時間はあるのです。
    初動に於ける情報公開が遅れたため被曝したという人災です」
  武田「事実を重視し事故を検証しなければならない」

  武田「事件があって爆発して、SPEEDI公表を遅らせた事は信じられない」
  山口「大変長期に(世代を超えた影響の為に)健康チェックと健康管理、
    癌検診、血液検査が出来る施設や費用負担の体制を整えなければならない」
  山口「大量に被曝すれば、生殖への影響もあります。低線量では科学的に証明されて無いだけです。」
  仁志田「線量は少なければ少ないほど良いという観点から、校庭の表土を剥ぐことを私が判断しました」
  仁志田「県と相談はするが、国と相談はしない。安全ポリシー」
  長瀧「平常時と、異常事態とは感覚を分けて考え、我慢と利益のバランス」
  武田「表土を取ればきれい。汚染野菜食えは方策無し。
    まだ間に合う除染。汚れた土は原発へ運べば1年で福島は復活できる」
  仁志田「教室にクーラー必要。プールを掃除すると汚水が田畑へ流れるため掃除も出来ない」

2:05:15 から
池坊保子(公明党)  11時 07分  28分
  長瀧「線量に幅を持たせる理由は放射線防護が優先すると別の被害が生まれるから幅がある」
  武田「年1ミリが法律です。事故の後で線量を上げて大丈夫ですとかはストレスになる」
  長瀧「20mSvを受ける、受けない。どうなるか。現地の方の立場にたってよく考えることが必要」
  山口「死因が癌だと正確に分かります。ストレスと癌の関係は分かっておりません」
  武田「技術的に安全な原発は作れる。今の原発は強度がないから使えない」
  武田「子供の背の高さで線量を測るべき。2%の内部被曝って少なすぎ」
  山口「年齢別に避難することが大切」
  長瀧「地域被害を最小にすることが急がれる。住民と討論しながら」
  仁志田「線量は少なくする地域の努力」
  武田「梅雨までに除染し、汚染された放射性物質除去」
  山口「知ってる限りのベストを尽くす」
  武田「セシウムは無くならないが、野菜を湯がくと野菜から煮汁へ溶け出る」

02:33:28 から
宮本岳志(日本共産党)  11時 35分  34分
  長瀧「20mSvの科学的根拠はない。100mSv以上から科学的に分かる」
  仁志田「少ないほうが良いと思う」
  武田「20mSvで良いとは誰も予測できない。内部被曝もあるため、それで良いと言い切れない」
  山口「なにが起こるか予測できない」
  仁志田「今は線量ではなく、休校なのか疎開なのかという話をするべき」
  山口「集団の線量計を持たせれば分かる」
  仁志田「線量は少なくする地域の努力」

田中真紀子(文部科学委員長)  13時 05分  01分
平山泰朗(民主党・無所属クラブ)  13時 06分  24分
池坊保子(公明党)  13時 30分  21分
河井克行(自由民主党・無所属の会)  13時 51分  1時間 14分
答弁者等
大臣等(建制順)
 高木義明(文部科学大臣)
 笹木竜三(文部科学副大臣)
 松下忠洋(経済産業副大臣)
 小林正夫(厚生労働大臣政務官)
参考人等(発言順):
 班目春樹(参考人 原子力安全委員会委員長)

■菅内閣総理大臣記者会見 (平成23年5月18日)

http://youtu.be/yGNTephTgvs

http://www.kantei.go.jp/jp/kan/statement/
 岩上「今後の原子力政策は維持・縮小・廃止のいずれ? 発送電の分離は?」
 菅 「原子力の将来性があるならば維持。自然エネルギは地域分散型だが議論が必要」

 Q「原子力損害賠償の枠組みが決まったが、どんな考え?」
 菅「法案成立を待たずに賠償。」

 日本テレビ青山「2次補正予算の拙速は避けるの?でも野党は急いでいるのだが・・」
 菅「要るのか要らないのか検討中」

 Q「TPP参加の意欲」
 菅「国内の産業と繋がるようにしなければならない」

■福島原発の建設ビデオ

http://ameblo.jp/pochifx/entry-10894118401.html
原子力基本法違反と、内部告発-原発- 平井憲夫氏の遺言

(゚ω゚)内部告発と合わせて見ると更に分かる、原子力発電。

http://youtu.be/MumCUtK8ogY
福島原発の建設1/2


http://youtu.be/tSg-3w_WS08
福島原発の建設2/2