暗くした家の中から、久しぶりに外へ出た。
眩しい。
近所の桜の木は、小さな芽をつけていた。
この国は危機に瀕しているけれど、
大地に根を張る木々はちゃんと息をしている。
太陽が昇り、風が吹いている。鳥は飛び交い、花は咲き誇り虫も舞っていた。
いつも通り花粉症でくしゃみがでた。
今年ももうすぐ春が来るんだ。
逃げないで、向き合って、前を向こう。
世界に自慢できる美しい春が来るこの国で。
そして、その春がこれから何十年先も何百年先もやってくるように、考えよう。
正直、東京にいてもとても怖いし不安だし、毎日ビクビクしています。自分でもしっかりしろよと情けなくなるくらいです。これまでしてきた地震の防災対策だけでは落ち着けない状況だからでしょうか。不安とは、想像できないから起こる感情だという人がいました。見えないから不安。だから、今は一生懸命落ち着こうとしています。
今日まで毎日ブログを書いてきました。生きてきた中で一番悲しかったお祖母ちゃんが亡くなった日も書きました。だから、書ける限り更新したいと思います。発信ではなく、精神安定のための呟きだと思ってくれて構いません。同じような気持ちの人が、これを読んで自分と一緒だと安堵してくれても構いません。この人怖がり過ぎだよ、自分の方がしっかりしてるな、といった気持ちになりその人が更に強くなれるならそれでも構いません。
今、心が必要としていることは皆一緒ではなく、そしてやっかいなことに自分にも見えにくいので、様々な動きや言葉に賛否両論出てきています。でも、元々人間は皆違って人それぞれなのだから。悲しみや恐怖、幸せや喜びを測るものさしはないのです。
まずは自分が落ち着かなければ誰も助けられません。隣の人を愛せなければ、遠くの人も愛せません。それぞれが今できることをしようと皆口々に言うけれど、そういうことなのではと考えています。
だから、明日も明後日も書き続けたいです。
この国に住む全ての人にとって、少しでも良い方向に進むことを願って。