忘備録です。


夫と息子が面会に来た。

大体週一で来るので、

手の上達具合を 披露している。


いただきます 

が 出来るようになったので

見てもらったら OKだったのに、

野球の応援で不可欠な バンザーイ は

「まだ合格にはできんな」

と夫に言われてしまった。きびしー!


夜ナイターを聞いていたら

バンザーイ はイマイチでも

もってこい!は出来ることに気づいた。笑


その次の面会時、

リハビリでやった

肩の筋肉をつける運動が どうしても

ババンババンバンバン!歯〜磨けよ!

の、ドリフの振りつけにしか見えない。

ので、夫と息子に披露したら、

「まだまだだな」と

不合格だった。 残念。

我が家の採点は 厳しい。

練習あるのみ。がんばろう!


あと、今までは 採血後

まくり上げた袖を戻すことや

貼ってある消毒綿を

自分で剥がせなかったのだが、

もう、自分で 右手で

直すことが出来るように

なったじゃんね!

なので みんなに自慢した。笑。


さて

ストイックさんの退院した後に、

小学生のお孫さんのいる、

私よりちょっと年上の方が

部屋替えで 入って来た。

話してみたら、

94歳さんとは 近所らしく

そして病名も一緒で

話があって、良かった良かった。


この方 若いのに

割と,依存心が多いのか、

「職員が○○やってくれない」

「何にもやってくれない」

という発言が多くあるので、

紅•くれない•さん、

と呼ぶことにした。


で、94歳さんも

「退院まであと○日」病に かかった。 

なので私と紅さんで

一生懸命 引き留めにかかる。

だが、ストイックさん同様

「それだけは聞けない!」 

と けんもほろろ に断られる。笑

デジャヴ、か?と思うくらい

同じで笑える!


それでも違うことは 多々ある。

土日に、体操やカラオケの

レクリエーションが始まって

参加する94歳さんが 楽しそうなこと!

中でも 体操が気に入って、

違う職員が担当した日には

「今日はニセモノの

  お兄ちゃんだったね」

と文句を言うこと!


最高だったのは 

晩御飯を食べながら

「最低のおかず…」 と言ったこと!

私が爆笑したら、 本人は

「つぶやいただけなのに…」

とおっしゃるが、なんのなんの

はっきり聞こえましたよ!

またまた爆笑!!

気を紛らわそうと,

「人によってメニューが違うんだよね」

と言いながら お膳を覗いてみたら 

何と!私にはついてない

フルーツがついていた!ずるい!


その後、食事を毎回比べてみたら

94歳さんの 食が細いからか、

色々良いもんが付いてきてるのが

発覚した!

「戦争の方がマシじゃないの?」

と聞くと、

「ご飯はこっちの方がいいね。

 でもこっちも大変だから」と笑う。


もう、でいら〜

笑わせてもらいました。

あの辛い日々を乗り越えられたのは

94歳さんがいて下さったおかげです。

お別れに 右手で握手したら

すごく驚いて 喜んでくれて

私も嬉しかったです!


94歳さん 本当に

ありがとうございました。

いつまでも笑顔で 元気でいてね!

再见!