6月7日から10日は、韓国ソウルに旅行に行きました。飛行機や泊まったホテルは昨年と同じなので、今回は8日に参加した現地の日帰りツアーについて紹介します。ツアーの名前は「韓国最北端の38度近くを観光する高城統一展望台・花津浦日帰り観光ツアー」です。8日は朝から雨が降っています。

高城(コソン)郡は民間人が立ち入りできるエリアとしては韓国最北端で38度線の近くで、韓国の西側にあります。以前に、東側の展望台から北朝鮮を見たことがあったのですが、今回は西側の最北端から北朝鮮を見ます。

朝、7:00に宿泊したホテルのロビーで待っているとお迎えに来てくれました。

期待していたいた通り、参加者は自分と同行者の2人のみで他の参加者がいないので貸切ツアーです。ガイド兼運転手さんと3人で車で出発です。

高城までは3時間半かかるので半途中でサービスエリアで休憩して、やっと高城展望台の受付に到着です。

ガイドさんが料金を払って申請書を書いてくれます。申請書を出して手続きは終わりです。

車で展望台に行きます。受付から10Km以上離れた場所に 高城統一展望台があります。検問のようなところを通過します。北朝鮮との国境近くので韓国の軍が管理している地域なので、軍服を着た軍人さんがチェックしています。
右側に海を見ながら更に進むと展望台が見えてきます。展望台は高台にあり、韓国最北端に位置しています。
雨が降っているので右側にある道路を歩いて登っていきます。
到着です。Dの形をしているが展望台です。右の建物は古い展望台です。
ガラス張りのエレベーターで上にあがります。Dの縦の棒のところがガラス張りになっていて外が見えます。
天気が悪くてほとんど見えません。残念です。
お天気が良けれは綺麗な海と北朝鮮か見えたはずでした。晴れていれば 金剛山(クムガンサン)や玉女峰(オンニョボン)、彩霞峰(チェハボン)などを一望できるそうです。
展望台の下に降りて外に出て北朝鮮の方を見ます。
車に乗って、DMZ博物館に行きます。韓国と北朝鮮の平和と安全への願いを込めて、民間人出入統制線地域に建てられた施設だそうです。
中を見学します。挑戦戦争やDMZ、韓国と北朝鮮に関わる歴史的な事件等について展示しています。
車で検問所を通過して、昼食会場に向かいます。
昼食はカルビスープです。スープは薄味で飲みやすく、カルビが沢山はいっています。小皿のおかずが美味しかったてす。
車で出発です。駐車場で車を降りて少し歩くと海岸が見えます。ドラマの秋の童話のロケ地になった海岸です。
北朝鮮の建国者、金日成(キム・イルソン)が別荘として使っていた2階建ての石造りの建物を見学します。
遺族が寄贈した初代大統領夫妻の写真や生活用品が展示されています。 当時の姿を再現しておます。
別荘の上からの景色です。
車で移動して、韓国初代大統領の李承晩(イ・スンマン)大統領の別荘を見学します。
中は実際に使われていた家具などが展示されています。
別荘から見える景色です。
別荘の上にあるイ・スンマンの記念館を見学します。イ・スンマンの奥さんはオーストリア人だったと聞いて少し驚きました。

別荘から見えていたのは花津浦(ファジンポ)という湖です。韓国で自然にできた湖としては一番大きいそうです。
2つの湖に見えたのですが繋がっているそうです。くびれている所に橋がかかっています。
車でソウルまで3時間ちょっとかけて戻ります。途中で北緯38度にあるサービスエリアで休憩しました。見えている湖は昭陽湖(ソヤンホ)です。
無事にソウルの宿泊しているホテルに到着です。

高城統一展望台とDMZ博物館で南北関係のことを知って、あらためて平和の意味を考えさせられる貴重な機会になりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。