しばらく置いていて、最近読み進めている本の話です。
けっこう前の直木賞受賞作で『青春デンデケデケデケ』という作品があります。タイトルからしてインパクト大ですが、内容はロックバンドに情熱を燃やす高校生の話です。
まだ半分ほどしか読んでいないんですが、中々に面白い。
そしてこれを読んでいるとある他の作品がよぎるのです。
ブログのタイトルにもある通りですが、『けいおん!』です。マンガからアニメ化され、アニメは映画化もされました。
けいおん!とデンデケデケデケの間には20年ほどあるわけですが、同じ学生でバンドを組むという内容は共通しています。
しかし違う点を挙げるとはっきりと方向性が異なる。
けいおん!
・ガールズ バンドである。
・オリジナルの楽曲をアニメ内で展開し、のちにCDとして発売。
・家族の、特に両親に関するエピソードは見受けられない(弟、妹はあったけど)
デンデケデケデケ
・男のバンドである。
・当時の楽曲名が登場する。
・家族もワンサカ登場する
今読んでいるところではこのくらいだけどもっと違いはでてきそう。
このあたりの違いを読み解くのも一つの楽しみではないかと考えています。
ちなみに年始に目標とした未読作家の小説50人読破計画は残り49人! 青春デンデケデケデケも読了の際には追加されます。さぁ、はたして?