イの国探検隊ファンの皆様こんにちは
 
 
妄想の奈良街道の探検を豊富な画像で再びスペシャルものでお送りいたします。
 





讃岐の海から阿波吉野川までを難波皇后目線で移動していきます。
 
イ探妄想で決めつけてやる!DASH!滝汗
あくまで讃岐難破から阿波奈良への奈良街道のお話しです。
 
 
まず、仁徳(難波)天皇が皇后磐之媛に内緒で吉備の女子・黒日賣に会いに島伝いで讃岐の難破まで来て、歌を詠んだと妄想したところからおさらいです。もぐもぐ

 

 

『古事記』に第16代・仁徳天皇の歌と伝わるものから(ネット情報より)

原文

於是天皇 戀其黒日賣 欺大后曰「欲見淡道嶋而」 幸行之時 坐淡道嶋 遙望歌曰、『淤志弖流夜(おしてるや)、那爾波能佐岐用(なにはのさきよ)、伊傳多知弖(いでたちて)、和賀久邇美禮婆(わがくにみれば)、阿波志摩(あはしま)、淤能碁呂志摩(おのごろしま)、阿遲摩佐能(あじまさの)、志麻母美由(しまもみゆ)、佐氣都志摩美由(さけつしまもみゆ)』

乃自其嶋傳而幸行吉備國。

 

イ探妄想訳

ここに天皇が、その黒日賣を恋いラブラブ、皇后をあざむきオバケ「淡路島を見ようとおもう」とおっしゃり幸行する時、おわします淡路島を遥に望み見て歌にして話された。ドクロ

「一面に照り光る難破の崎よ、そこに立って我が国を見ると、あわ島、淤能碁呂島、檳榔(あじまさ、ビロウ)島も見える。裂けたような島も見える。」

なので、その島を伝って吉備國ラブラブに幸行できる音譜グラサン

 

左手奥の白けた陸が淡路島

左端から、丸亀島(男島、女島)、絹島(左側が崖で裂けたような形、玄武岩「絹島柱状節理」)

丸亀島は、龍神が住むとの伝説。干潮時には女島と男島が陸続きになる。

亀は鰐(和珥、和邇・丸邇・丸)であり、龍は海で海神グラサン

 

手前の絹島が裂けつ島だな

 

位置関係を地図上に落としてみると、

歌のような並びで島があります。

 

淡路島=あわ島(阿波志摩)

島田島(小島田、中島田、大島田)+大毛島+高島(竹島、中島)=おのごろ島(淤能碁呂志摩)

丸亀島(龍が住む、男島、女島)=あじまさ島(阿遲摩佐能島)
絹島(柱状節理)=裂けた島(佐氣都志摩)

 

難破津の鵜のべ崎から淡路を望める。

つまり、この間は仁徳天皇(難波天皇)の歌った「我が国」=「倭国」

 

 

 

 

津田の松原琴林公園からうのべ崎を望むと

真ん中の島の様なのが鵜のべ崎(鼻)

3世紀の鵜のべ山古墳など古墳がある。

 
 
 
九月条にみえる皇后磐之媛の動向は、
難波の済で恨み、御綱葉を海に投げ入れる。
大津に泊まらず、山背を廻って倭に向かう。
帰らずなお進み、山背河に至り歌を詠む(紀53、磐之媛の歌)
(皇后、還へりたまはずして、猶(なほ)し行でます。山背河に至りまして、歌して曰はく、)
「つぎねふ 山背河を 河沂(のぼ)り 我が沂れば 河隈に 立ち栄ゆる 百(もも)足らず 八十葉(やそば)の木は 大君ろかも」

イ探妄想解釈
皇后は難破での出来事で天皇を恨み、常緑亜高木のテングノウチワ(三角柏:ミツノカシワ)を海に投げ入れた。🍁👺
難破へは帰らず、山背川にまで行き歌った。
「次に山背川を遡上すれば、川の入り組んだ淵に、元気に立ち、たくさんの根を張り葉が茂っている木は、仁徳天皇かも」
悲しい
 

那羅山を越え、葛城を望み歌を詠む(紀54、磐之媛の歌)
「つぎねふ 山背河を 宮沂り 我が沂れば 青丹(あおに)よし 那羅(なら)を過ぎ 小盾(こだて) 大和(やまと)を過ぎ 我が見が欲し国は 葛城高宮(かつらぎたかみや) 我家(わぎへ)のあたり 」

山背に戻り、宮室を筒城岡の南に造る


イ探妄想解釈
皇后は奈良街道で奈良山を越え、葛城の方を見て歌を詠んだ。
「次に山背川を、宮廷へ向かって遡上すれば、青土(鉄鋼石に通じる緑泥片岩が砕けた土や砂)に生える葦が見え、奈良を過ぎて、更に間に合わせの大和を過ぎた辺りで、見たい国は自分の家のある葛城高宮」

結局は山背川と歌われている山の背になっている地区にとどまり筒城の丘に住む家を建てている。

 

 

 

静御前関係も含め、位置関係を図に落とした図

 

鰐川=津田川=鴨部川な関係

鴨部川上流部は四国88結願の大窪寺 女人高野

 
 

妄想を順にたどる。

 

大津は、津田湾(難破津)

皇后はテングノウチワを海に捨てる悲しい
 

鵜のべ崎から西→北

津田湾=難破津を望む

 

 

右奥の海岸沿いの緑は、棟方志功や儒学者絶賛の琴林公園の松林

 

海にテングノウチワを海に捨てた

難波津に注ぐ和邇川(山背河)河口

ここから奈良街道入口まで遡上

あの山が雨滝山(あめたきさん)

その右側から裏へ回り込む様に川が流れています。

 
河口から津田川(和邇川、山背河)に入る

流れは雨滝山系(津田湾南側)の山を回り込んでいる
 大津に泊まらず、山背を廻って倭に向かう。
 

雨滝山を回り込んで進む途中には、男山神社

式内社 讃岐國寒川郡 神前神社
旧村社

御祭神
誉田別命、足仲彦命、息長足姫命

南流山男山八幡神社ともいい、もともと神前八幡宮と呼ばれていた。
創祀年代は、醍醐天皇の時代 907年4月28日。

参考

901年 菅原道真が右大臣から大宰権帥に左遷

左大臣藤原時平らの謀るところで、以後時平が主導権を握る。


本寺紫雲山極楽寺宝蔵院の住職・明印法印が、男山相応の地に八幡宮を勧請せよとの醍醐天皇が直接命令を下すにより、京都石清水八幡宮を勧請。
『延喜式』巻9・10神名帳 南海道神 讃岐国 寒川郡「神前神社」に比定される式内社(小社)の論社。
一郡一八幡のはじめとして創祀されたという。

明印といえば、静御前と磯禅師をさとし、得度の長尾寺

菅原道真さんを励まし、志度浦から太宰府へ配流されるのを見送っている。




境内社は二社。
八坂神社(八嶋士奴美神 須佐之男命 稻田姫命)と、
金毘羅神社(大物主神)。

 


八嶋士奴美神は、須佐之男命 稻田姫命の間の子

「先代旧事本紀」では八島士奴美神の別名を大己貴神とし、栗鹿神社の書物『栗鹿大明神元記』では蘇我能由夜麻奴斯弥那佐牟留比古夜斯麻斯奴(そがのゆやまぬしみなさむるひこやしましぬ)と記述。

「八島」は「多くの島々」、「士」は「知」(領有する)、「奴」は「主」、「美」は「神霊」と解し、名義は「多くの島々を領有する主の神霊」と考えられる


 

その八幡宮の裏山の御旅所

 

御旅所には、なにやら古そうな石の塀?礎石?

 

 

 

 

ほぼ同じ場所の隣りには、
南流山利剣院 寶善寺

宝善寺は元男山神社の別当寺

 

明治13年、国方甚吾らの奔走により寺号再興願を県へ提出して認可。
元の場所から約200m西の現在地に藁葺きの本堂兼庫裡(くり)を建立した。

長尾町の極楽寺へ移されていた仏像も迎え入れて再興

本尊は、丈56㎝の不動明王立像。
脇仏は、阿弥陀如来立像2体のほかに観音菩薩像、勢至菩薩像、弘法大師像がそれぞれ厨子の中に安置。
この本尊を始め諸仏像は、男山神社の別当時時代の宝善寺の持仏で、鎌倉時代から室町時代にかけての作と推定されている。

 

寺入り口の様子

 

 

雨滝山を回りこんだ裏側から

左の山が雨滝山

難破へ帰ることをせず、山背川にまで行き歌った。
「次に山背川を遡上すれば、川の入り組んだ淵に元気に立ち、たくさんの根を張り葉が茂っている木は、仁徳天皇かも」

この北側を近くの和邇川(津田川)を遡上

 

富田茶臼山古墳

この東側から北側に津田川(山背河)流れている

これは西に向いた画像

この近くで舟を降りる。

 

このあたりで津田川は傾斜が増すので、この辺で舟を降りた(のだろう)

ちょうど県道2号線が阿波へ向けて始まっている地点。

そして、ここは田面峠からの南海道が川を交差。

また難破津からの道がきたところ。

 

左手の道が、田面峠から分岐してきた道(難破側から南(阿讃山脈)を望む。

右手に赤い橋。

 

橋の下の川が妄想の和邇川であり歌の山背河。

ここからは写真中央、上流にむかって川が通ってます。

右手の山に向かって奈良街道があります。グラサン

 

 

川を船で富田茶臼山古墳東側まで遡上すると、丁度、県道2号線が始まる地点に着く
 ニコニコ
 
奈良街道の始まり地点
陸路を南、阿讃山脈へ進む(県道2号線の起点)
 

奈良街道だ

 

 

右に入る道際に気になる看板が

こちらが奈良街道の旧道なのかもしれない

後ろ髪引かれながら

さらに進む

山道になってきた

和邇川(津田川)を渡る
 

 

右横にはダム

昔の道はダムで水没して消えているかも

 

磐の山ばかり

磐之媛の名の由来か?などと妄想

 

カーブが幾重にも

 

 

 

 

いい感じの木漏れ日

 

 

お地蔵様か?

 

張り紙が気になる

「祈 天の王・・・」

 

 

ふとみると、近くに何かある

 

石仏?

 

 

なにかを願ってのもののようだが・・・

 

五名村、長浜、鴨部下ノ庄村の文字がみえる

 

何を願ってのものかがわからん真顔

 

 峠の頂

ここは奈良山越えなのか
 
地区の街道頂上付近を越え、香川県と徳島県境の徳島県「境目」地区へ。

徳島の山が見える

 

 

旧道らしい

昔の感じに近いのだろう

 

多和への道でもある

分岐でヤマトタケルさんの魂が舞い降りた白鳥へも

 

 
先が見たい気持ちにさせといて
 
 
 
今回はこの辺で
 
ではまた。もぐもぐもぐもぐ