今日は朝から風が強かったのだが、とても良いお天気だった。
金曜日から休みを取って、特に何をするとは決めないで
好きな事をして過ごしている‥‥
ところで日は遡るのだが、先週の火曜日にはお肉屋さんの
Jasonが来て、敷地内で子羊5~6頭の下処理を済ませて、
持って来た冷凍庫に丸ごと吊るして冷凍庫を置いて帰って行き、
木曜日には再び、チェーンソーやミンチ用の道具一式を持って来て、
1頭ずつ、部位毎に捌いて行った。
木曜日はSamは泊り仕事で留守との事で、彼から事前に
頼まれていた事もあって、お姉さんのSarahと綺麗に
捌かれていく羊肉を、パーツ毎に袋に詰める作業を手伝った。
最後に、端切れのお肉をミンチの機械にかけたのだが、
ミンチで5Kgちょっとあった。
Jasonの作業を見ているのは(不謹慎かも知れないが)非常に
面白かった。
電動ノコギリや特殊なナイフを使い分けて、無駄な
動作は一切無く、肉の形を綺麗に整えて、短時間で
見事に一頭を捌いてしまうのだ。
正にプロの技だった。
『肉屋しかやって来なかったから、この仕事しか
出来ねぇんだよ。』
と笑いながら言っていたが、鮮やかな彼の手さばきに
感心せずにはいられなかった。
私は、解体作業を目の前で見るのは初めてで、新たに貴重な
体験をさせて貰って感動していたのだが、後にSarahからは、
『手伝ってくれて本当にありがとう。私だけであの作業を
していたら、フラストレーションが溜まって絶対に無理
だったわ。』と言われた。
Sarahにはじれったく思われた作業だったらしく、人それぞれ
感じ方は違うようだ。
作業後、Sarahからラムチョップをお裾分けして貰い、
シンプルに塩と胡椒で焼いて、バルサミコ酢を使ったソースを
作って頂いたのだが、とても柔らかく、お肉自体の味が非常に
美味しかった。
有難い事にSamからも、いつでも分けてあげるから羊肉は
買わないように、、と言われている。
さて、火曜日の午後にはDallasの長男の長女、Claudiaが来て、
水~金曜日に鶏の世話を一緒にした。
彼女はペットに雌鶏が欲しいとの事で、2羽を持って帰る事に
なっていた。
それから、金曜日はSamの長女、Billieの1日遅れのお誕生日
ランチに呼ばれて、楽しいひと時を過ごした後、Claudiaが
帰る前に、Dallasと3人で鶏小屋へ行き、Claudiaが気に入った
雌鶏を2羽教えて貰いながら、網で捕まえて箱に入れてあげた。
そして本日、Samは3人の子供達を連れて、QLDへ旅行へ
出かけて行った。
この旅行は、子供達へのサプライズにしているとの事で、
少し前にSamから話は聞いていたのだが、帰宅が木曜日との
事だったので、昨日、Samのお家にお邪魔した時に、Billieから
孵卵器で孵りたての2羽のヒヨコを見せて貰ったのを思い出した。
何かあれば声をかけてくれるので、どうかと思いながら
Samにヒヨコの世話の必要があれば、喜んで世話をするよ、、と
声をかけてみると、世話をさせて貰える事になった。
(昨日の孵卵器の中のヒヨコ)
Sam達が出掛ける前に、プラスティックのコンテナーにヒヨコと
ヒーター、餌や水を入れて持って来てくれた。
昨日は2羽だけだったヒヨコは、5羽になっていた。
(写真には4羽しか映っていないけれど)。
Dallasの鶏とは種類が違うので、ヒヨコも違って新鮮だ。
チョコチョコと歩き回る姿は、やはりいつ見ても可愛い。
真四角のヒーターの下で、5羽が体を温めているのだが、
手を出すと乗って来るので、人は怖がっていない様子。
時折、大きな声で数羽が同時にピヨピヨと鳴いているのだが、
家に生き物が居るというのは、こんなにも気持ちがリラックス
できるものなんだなぁ、、、と思っているところだ。
ペットは欲しいけれど、飼うのならば、私がいつも家に居る
状態で飼いたいと考えている事もあって、今の所は、野生の
7羽のカササギと、1羽のミミダレミツスイに餌をやっている
だけなのだが、心身の状態があまり良くないせいもあるのか、
ヒヨコ達が家の中にいてくれ、時折カサコソ動いたり、
ピヨピヨと鳴いてくれるだけで、既に心身共に癒されている
実感がある。
Sam達は木曜日に帰って来るとの事で、その間、ヒヨコを
抱っこしたり、一緒に遊んで良いと言われているので、
明日も仕事休みを取って、残りの3日連休中にヒヨコ達に
癒して貰い、心身共に万全の状態にして、木曜日からまた
新たな気持ちで仕事に打ち込んでいきたいと考えている。