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やるせない読書日記

書評を中心に映画・音楽評・散歩などの身辺雑記
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 年がら年中、youtubeを見てると、

 

拾い物がある。

 

 

 流暢できれいな英語を話すものは観たことがあるが、

 

今回はフランス制作で三島由紀夫は簡単ではあるが、

 

フランス語で話している。やっぱ頭いい。優雅で

 

育ちのいい優しさがある。

 

 まるで、知性だけで動く人形のようだ。

 

 ま、大したもんですよ。裸でベッドまで見せるの

 

は、その道の人の見られたいという願望の現れだと

 

思う。

 

 二十代のころ、三島は食事を作る女性と家令だけ

 

で暮らしたいと言っていた。だが、その当時、ゲイ

 

の公言は社会的地位の喪失を伴った。密やかに三島

 

の性癖については語られていたが、表に出ることは

 

なかった。

 

 今、五十代のある画家がいるが、彼はゲイである。

 

裸体で拘束された男性の絵や、中年のおっさんが

 

寝転んで男性性器がぐんにゃりしてるクロッキー

 

をしばしばSNSに投稿している。女性もたまに

 

描く。昔だったら表には出られない人だろう。

 

 絵の技量は秀逸で、第一線の画家たちの仲間にも

 

迎えいれられている。

 

 もし、今の時代だったら三島由紀夫はあの切迫

 

した奇妙な自殺をせず、結婚もせず、営々と小説を

 

書いたんじゃないかと思う。

 

 奇妙で美しい人間ではある。