薔薇 | やるせない読書日記

やるせない読書日記

書評を中心に映画・音楽評・散歩などの身辺雑記
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 昨日は晴天、暑かった。四角豆なかなか芽がでない。朝、起きると必ず観察する。

朝食にジャガイモとソーセージを炒めた。飯はやばいことに少し腐敗していたので

食べなかった。無精せず冷凍すれば良かった。体がだるくて寝てしまう。

 少し片付けしてスパゲッティに市販のミートソースをかけて食べる。何回も書くが

食事を作るのがこんなに面倒とは思わなかった。慣れれば熟達するんだろうか。コー

ヒーを呑みたくなり、デッサンの道具一式もって上板の喫茶店。アイスコーヒーと

トースト。2時過ぎに先生の家。アグリッパ。アグリッパのない国に行きたい。デッ

サンが終わってみんなでコーヒー。先生ご夫妻が最近、行った韓国の話題など。お土産

のキムチをもらい、お宅に咲いている薔薇をたくさんもらう。

 家に帰り、薔薇に似合うように部屋を掃除。母親に会いに行き、帰りにトマトや鶏肉

を買う。鶏肉のトマトソース煮を作るがしょっぱかった。アマゾンで「死の棘日記」を

注文。「夢屑」をパラパラ。そういえばタオさんが来宅。女の話。

 島尾敏雄の家庭は所謂、アダルトチルドレンを作りだした虐待夫婦だったことが何と

なく分かってきた。虐待する親たち(性的虐待も含めて)をレポートした本を読んで、

こんな事するんだったら家庭を持たない俺のほうがまだましだと思ったことがあった。

子供に対して虐待を加える親はことの他多い。他人の関係だったら法律で処罰される

が、今の日本の精神風土では、たとえば娘に性的虐待を加えた父親が告訴されること

はない。できうるなら、親と子という関係から対等な人間同士という観点まで踏み込ん

で法的に過度な虐待を加えた親は罰せられるというところまで行けばいいが。性的暴行、

過度な暴力による虐待は個人の人権侵害として処罰されるべきだ。法的に子供に対する

虐待は罰せられるという事が認識されれば虐待は少しは減ると思うし、親になるのが適格

でない人間は子供を作らなくていいと思う。

 そういう事がないから虐待母ちゃんが調子に乗って本なんか書いて、(島尾ミホはなんか

の賞を貰った。田村俊子賞だったか)その気になったまま自分が子供たちにした醜い所業も

悔いることなく一生終えてしまうのだ。

 まあ、親が子供に加えた虐待を法律の場まで引き上げるのは難しいとは思うが。