昨日は5時ころ目が覚める。「死の棘」を読んで、ネットしてプランター
三つに土をいれて、四角豆の残りの種を植えて、なんだかんだやってると、
9時近く。十時から大塚でデッサンを描くので飯を作るのも時間ないので
飯を食わずに家を出て、大塚の吉野家で焼魚定食。400円。あんまうまくない。
10時から12時30分少し前までデッサンしてると頭が疲れる。先生の指導に
従い鉛筆を固いものに変えると、タッチが多少は良くなった。大塚の喫茶店で
ランチ。生一杯呑む。疲れた頭にきいた。中野に行き1時30分からギターの練習。
芸術的生活も忙しい。4時ころ家に帰り、月曜に植えた四角豆のプランターを見ると
本当に小さな双葉を二つ認めた。
7時に母親に会いに行き、つまらない事を話す。夕食に身欠きにしんをいっぱい
食べる。タラモァを二杯呑む。後は本を読んだり、ギター弾いたり。9時ころ布団
で寝っ転がってるとタオさん。俺はもう呑まないが彼はタラモァをグビグビ。例に
よって女の話をしてタラモァを一本あけて10時ころ帰った。
10時30分頃、寝てしまう。
今朝は6時起床。曇天。「死の棘」を読んで、やっと読了。いい加減にしてくれ
といいたくなる頓馬小説だが、島尾敏雄の筆力で読ませる。女房がヒステリーを起こし
親父を責めるというのが話。女房がおかしくなったのが親父の浮気。そんな事で頭
おかしくなる女房をもらったのは不運だ。女房以外に女をつくる男は星の数ほどいるし
親父以外の男の子供を妊娠してしまった例も身近に二件知っている。元々、統合失調症
の気をもっていたのだろうが、如何にも自分が特別という風に親父の浮気を責めたてる
ところがムカつく。まあ、狂った女房とそれに呼応してブチ切れる親父の掛合いが熟練
のプロレスみたいで面白いが、何遍も繰り返されると大概にしてくれよという気にもな
ってくる。可哀想なのは子供で、このネグレクト女のせいで下の娘は失語症になってし
まった。何が私小説の極北だよ。
こんな小説、読むんじゃなかった。
今日は曇天。涼しい。