早暁、地震の揺れを感じて目が覚めた。昨晩は「空想より科学へ」を読んだ。読んだが
散漫な印象しか残らない。
■社会による生産手段の没収とともに、商品生産は除去され、したがって生産者に対
する生産物の支配も除去される。社会生産の内部における無政府状態にかわって
計画的意識的な組織が現れる。個人の生存競争は消滅する。かくしてはじめて人間
は、ある意味では、動物界から決定的に区別され、動物的生存条件を脱して真に人間
的なそれになる。今日まで人間を支配し人間をとりまいている生活条件の外囲は、今や
人間の支配と統制の下に服し、人間はここにはじめて自然に対する真の意識的な主人
となる。(略)従来、歴史を支配してきた客観的な外来の諸力は人間自身の統制に服す
る。こうなって、はじめて人間は完全に意識して自己の歴史を作りうる、これにより後、
はじめて人間が動かす社会的諸原因が、主としてますます多く、人間の希望するよう
な結果をもたらすようになる。それは必然の王国から自由の王国への人類の飛躍で
ある。
哲学的な昂揚に満ちているが、実際どういうものかさっぱり分からない。この本を書いたの
はエンゲルスだがエンゲルスは工場を持っている資本家だった。もう少し勉強してみない
となんとも言えない。別の本も読もうと思ったがロンブーの格付けを見てしまった。ほしの
あきはいつもおっぱいを半分くらい見せている。なかなかいい。
しかし本当にこのW町に酒鬼薔薇はいるのか。昔、北朝鮮の拉致があった時社会党はそ
んなものないと否定していた。いないとはいえない。何故ならもう施設を出ているからだ。
あれだけの事をして償いきれる人間なんているのかね。犯罪に関しては特に民意と施策
が乖離している気がするが。