奇特な人がいて太宰の作品の巻頭の詩を教えてくれた。
読んで直ぐ、どこにあるか忘れてしまう俺もひどいなあ。
どうもありがとうございました。
こんな詩です。
目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。
わたしの助けはどこから来るのか。
わたしの助けは来る。
天地をつくられた主のもとから。
どうか、主があなたを助けて
足がよろめかないようにし
まどろむことなく見守ってくださるように。
見よ、イスラエルを見守る方は
まどろむことなく、眠ることもない。
主はあなたを見守る方
あなたを覆う陰、あなたの右にいます方。
昼、太陽はあなたを撃つことがなく
夜、月もあなたを撃つことがない。
主がすべての災いを遠ざけて
あなたを見守り
あなたの魂を見守ってくださるように。
あなたの出で立つのも帰るのも
主が見守ってくださるように。
今も、そしてとこしえに
という詩です。ただし太宰が巻頭に掲げたのは最初の二小節だけで
文語体だった。なんていう小説だったか忘れたけど、多分後期のもの。
「ヴィヨンの妻」だったかなあ。近いうちに図書館で調べます。
で、詩としては特に面白くないなあ。
ケチばかりつけて悪いけど。
酒を飲んじゃったので今日はもう寝ます。