詩篇121 | やるせない読書日記

やるせない読書日記

書評を中心に映画・音楽評・散歩などの身辺雑記
礼儀の無いコメントは控えてください。そのようなコメントは
削除します。ご了承ください。

  奇特な人がいて太宰の作品の巻頭の詩を教えてくれた。

  読んで直ぐ、どこにあるか忘れてしまう俺もひどいなあ。

  どうもありがとうございました。


  こんな詩です。


  目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。

  わたしの助けはどこから来るのか。

  わたしの助けは来る。

     天地をつくられた主のもとから。

  どうか、主があなたを助けて

    足がよろめかないようにし

  まどろむことなく見守ってくださるように。

  見よ、イスラエルを見守る方は

    まどろむことなく、眠ることもない。

  主はあなたを見守る方

   あなたを覆う陰、あなたの右にいます方。

  昼、太陽はあなたを撃つことがなく

   夜、月もあなたを撃つことがない。

  主がすべての災いを遠ざけて

   あなたを見守り

    あなたの魂を見守ってくださるように。

  あなたの出で立つのも帰るのも

    主が見守ってくださるように。

   今も、そしてとこしえに


 という詩です。ただし太宰が巻頭に掲げたのは最初の二小節だけで

 文語体だった。なんていう小説だったか忘れたけど、多分後期のもの。

「ヴィヨンの妻」だったかなあ。近いうちに図書館で調べます。

  で、詩としては特に面白くないなあ。

  ケチばかりつけて悪いけど。

酒を飲んじゃったので今日はもう寝ます。