皆様へのお願い
【オンライン処方】
〈NEW〉メラトニン再入荷いたしました。
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以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
前回の記事
いつもお世話になっております。
昨日診察に行き、
hcgが7まで下がっており化学流産となりました。
膣剤は通っている病院では
今は出してないとのことで、
デュファストンとテープだけです。
次は残っている4bbと4ccの2個を移植しようと思います。
判定日に50くらいあると安心なんだけど
と医師から言われていたので、
30だと低いのかなという印象でした。
また過去2回の妊娠より
判定日は同じなのに半分くらいだったので
低いんだなぁと思っていました。
着床してくれたことはとても嬉しく、
一瞬でも妊娠できたことは前向きに捉えたいと思います。
前回の化学流産時も1回休みだったので、
今回も1周期休みだと思いますので、
やれることがあればと思っています。



情報まとめ
⬜︎ ご年齢
女性:31歳 男性:37歳
⬜︎ 現在の治療:体外受精 (第二子)
PCOS気味と言われている
*ホルモン値は教えてもらえない。
〈 治療歴 〉
2021年
6月
・採卵で4AAが3個
7月
・4AAを1個移植して陰性
・その後、採卵を2回して凍結0
(残りの凍結胚ありの状態)
12月
・採卵で4AAを1個凍結
2022年
1月
・4AAを2個移植で陰性
2月
・採卵で4BCを2個凍結
4月
・4BCを2個移植で陽性
8月
19w前期破水 → 21w死産
<転院>
10月
・転院後に採卵
2個の新鮮胚移植で陰性
2023年
1月
・採卵で14個採卵、7個凍結
CD138検査(1回目):陽性
▶︎ ビブラマイシンで治療、再検査なし
2月
・4ABを移植で化学流産
3月
CD138検査(2回目):陽性
▶︎ 抗生剤(種類不明)で治療、再検査なし
4月
・4BBと4CCを移植で陽性
2024年1月
出産
9月
第二子の不妊治療を再開
CD138検査(3回目):陽性
▶︎ ビブラマイシンで治療
CD138検査(4回目):陰性
12月
・4BCと4CCを移植で陰性
2025年
2月
採卵で4AA、4BB、4CCを凍結
3月
・4AA移植で化学流産
(hcg30→7)
⬜︎ お悩み:お休み周期にできる事
主に検査類
*第一子出産まで、
採卵7回・移植6回(死産含む)。
*第二子再開で、
採卵1回・移植2回。
⬜︎ 現在の凍結胚盤胞:3個
現院:4BB、4CC
前院:4AA(2021年)
今回の結果
とても残念です。
hcg注射なしで、
判定日にhcg30なので、
確かに着床していましたね。
出産を挟んでいるとは言え、
21週の死産と、
化学流産(hcg注射なし)が2回
をされていますので、
今後は、特に流産予防の観点で、
みていった方が良いですね。
hcgの数値
ただ、参考までにおかきしますが、
hcg50ないと厳しい、
という事はないですよ。
お辛いところに、
主治医と違う事を言って、
申し訳ない気持ちなのですが、
医学的な事実として、
そのようなエビデンスはありません。
判定日のhcgの数値と、
臨床妊娠率について、
hcg40以上だと〜
hcg50以上だと〜
という発表は、
確かにあることはあります。
ただ、との基準は、
医学的な根拠は十分と言えず、
それが正しいという事はないので、
目安にしない方が良いです。
気持ちはとてもわかる
判定日のhcgの数値や、
胎嚢確認日の胎嚢の大きさでは、
その後の流産率は、
わかりません。
判定日のhcgの数値や、
胎嚢確認日の胎嚢の大きさは、
皆さまが、
よく気にされる事の1つなので、
過去の数値や、
平均と比較するお気持ちは、
本当にとてもよくわかります。
また、今回、
主治医のいうとおりに、
hcg50になっておらず、
化学流産になってしまったので、
hcg50がやっぱり良いのかな
と思ってしまうと思いますが、
そんな事はありません。
着床した事
また、おっしゃる通り、
流産はとても悲しい事ですが、
着床した事自体は、
とても素晴らしい事です。
休み周期に、
主に、今後の流産予防のために、
できる事もたくさんあります。
もちろん、
悲しまれていると思いますが、
悲しい中にも、
前向きに、今後何ができるか
考えられていて、
すごい事だと思います。
これからできる事を、
一緒に考えていきましょうね。
黄体ホルモンの不足
何度も何度も申し訳ないですが、
黄体ホルモンの不足は、
流産を招きます。
特に、ホルモン補充周期で、
黄体ホルモンの腟坐薬がないと、
流産率が上がります。
判定日に、
hcgが50以上ある事よりも、
黄体ホルモンの腟坐薬がある事の方が、
流産率は低下します。
着床後の妊娠の維持、流産について、
黄体ホルモンとの関係の方が、
医学的に証明されています。
ホルモン補充周期
特に、ホルモン補充周期では、
体内での黄体ホルモンの分泌が、
一切ありません。
妊娠7,8週頃になれば、
徐々に胎盤から黄体ホルモンの分泌が、
始まります。
それまでは、
薬に頼るしか手段がありません。
デュファストンだけだと、
流産しやすいので、
どうにかして、
腟坐薬を使う方が良いですね。
ただ、ご通院先では、
処方はしてもらえないようですね。
それどころか、
前は追加で処方してくれていた、
妊娠判定日からの腟坐薬すらも、
なくなってしまったようですね。
不育症検査
確か、21週の死産の後、
不育症検査を受けていない
との事だったと思います。
ただ、やっぱり、
不育症検査を受けた方が良い
ですね。
本来は、
21週の死産の1度で、
不育症検査をすぐに受けるべき状況
でしたが、
今では、さらに、
化学流産を2回されています。
休み周期の間に、
不育症検査を受けた方が良いですね。
休み周期にすべき事
次回移植のための、
黄体ホルモンの腟坐薬の確保と、
不育症検査の実施が、
まずは1番重要だと思います。
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お気軽にお送りください。
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文・イラスト:理事 岩城桃子
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