医師が言った「人格障害」を撤回してほしい。 | 岩城産婦人科妊活ブログ

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【北海道の不妊治療専門クリニック】
早発閉経、難治性不妊、男性不妊、着床不全、不育症など得意。
患者様のご意見第一、納得できる治療を心がけてます。
[オンライン処方,PFC-FD,ネオセルフ検査,タイムラプス,TESE/PIEZOICSI可能]

 

ぽってり苺 皆様へのお願い ぽってり苺

 


 

【オンライン処方】

 

DHEAメラトニンは再開しました。

  

*メラトニンは、

おひとり様3個までとなります。

 


 

   

看板持ち ご質問など頂く際に、

匿名」様

匿名希望」様

以外で、

お名前をつけてくださると幸いです。 

 

 

匿名・匿名希望が多く、

過去にご質問頂いた内容が、

わからなくなってしまいます。

 

 

お手数おかけ致しますが、

なんでも良いので、

お名前をつけてくださるよう、

ご協力して頂けると助かります。

 

 

  
 

 

高プロラクチン血症と、

抗うつ剤

 

病院が言い過ぎ?

女性がしつこい?

 

  
 

 

 

サムネイル

スーツ 解説を担当致します。

弁護士の、
甲野 裕大(こうの ゆうだい)
です。


【取り扱い分野】

不妊治療分野/離婚分野

・不妊治療クリニック顧問
・凍結胚トラブル
・精子提供、卵子提供
・不妊治療中の離婚
・不倫
など

 
 

 今までのまとめ:女性A

 

  

【平成15年1月29日】

Z市立病院 精神科

抑うつ神経症の診断

パキシル・デパス・ドクマチール処方

 

 

【平成15年2月24日】

毛布にくるまり反応なし

救急車でZ市立病院へ

お酒とデパス4錠を併用

翌日退院。

 

 

【平成15年11月21日】

Y病院の精神神経科

・プロラクチンを検査実施

女性Aが会計に苦情を入れるが、

医師が対応して支払って帰宅。

 

 

【平成15年12月3日】

Y病院の精神神経科

プロラクチン114ng/mlで、

産婦人科の受診を指示される

・女性Aが前回の会計の苦情を入れる

▶︎ 医事課にトラブルになるからと、

返金する。

 

 

【平成15年12月5日】

Y病院の産婦人科

プロラクチン172ng/ml

 

【平成15年12月5日】

Y病院の産婦人科

プロラクチン18.9ng/ml(正常)

▶︎ 「下垂体腺腫か、抗うつ剤の副作用か、

判断して下さい」と精神科に御返事。

 

 

【平成16年1月6日】

区民健診

プロラクチン41.5ng/ml

 

 

【 ※平成16年1月9日※ 】

頭痛を理由にY病院の精神神経科へ

 

A医師に伝えたこと

・頭痛で2年苦しい。

・デパスが身体に合わず辛い。

・3日前のプロラクチンが高い。

・頭痛で受診したのに、

うつ状態と言われてショックだった。

 

 

A医師は、頭痛の原因を調べる為に、

脳外科の受診を指示

 

▶︎ 早くMRI検査を受けたいから、

早く精神科で予約してほしいと、

会計せず粘る女性A

 

▶︎ 脳外科の先生が決めることと伝えるが、

女性Aが納得しない為、

精神科からMRIを依頼。

 

 

【平成16年1月14日】

Y病院 脳外科 受診

  

【平成16年1月16日】 

頭部 MRI

 

【平成16年1月21日】

Y病院 脳外科 受診

MRI異常なし

・「緊張型頭痛」の診断

・精神科に、ストレスと考えられ、

脳外科でも経過観察しますと返事。

 

 

【平成16年1月30日】

診察予約と受付の時間をすぎて到着

・MRIの結果だけを伝える事だけとなっていたが、

どうしたら良いかと診断名をずっと聞き、

A医師から「人格障害」と言われる。

 

 

【平成16年2月4日】

1回目の話し合い

女性A、父D、A医師、E院長

 

女性Aと、A医師は、

それぞれ資料を作成した。

 

 

 

 

 39.女性Aの資料

 

 

【 2回目の女性Aの文書の内容 】

 

・1月30日の診療で、

「もう来なくていい。帰りなさい。」

という発言は、

医師として、

配慮に欠けるのではないか

 

 

・女性Aの、

生活歴等をどの程度知っているのか

生活歴の問診の有無。

 

 

・「うつ病と人格障害」とした、

診断根拠を再度伺いたい。

 

 

人格障害という言葉を撤回していただきたい。

 

 
 

 40.第二回目の話し合い

 

 

⬜︎ 2月18日、第2回目の話し合いで、

Y病院の応接室で、

女性A父D

女性Aの妹のN医師

Y病院の精神科のA医師

Y病院のE副院長らが出席した。

 

 

⬜︎ この日も、

1月9日、1月30日についての、

話し合いが行われた。

 

   
 

 41.A医師回答:「帰りなさい」

 

 

⬜︎ この話合いでは、

A医師が作った、

質問事項へのお答え

というタイトルの文書が、

出席者に配布された。

 

 

【 A医師の作成したお答えの文書 】

 

 

⬜︎ 「もう来なくていい。帰りなさい。」

との発言についてのお答え。

 

 

・1月30日には、

内界への深入りは危険と判断して、

精神内界に踏み込まない面接をしました。

 

 

・治療者として、

より深刻な状況になることを、

避ける義務があると感じました。

 

 

・そのため、敢えて治療的に、

深みにはまることを回避する言動

をとりました。

 

 

・しかし、この時点でご本人の中に、

依存欲求が高まっており、

突き放されたように感じられたのでしょう

 

 

・もしも、このときに、

優しい言葉かけをして、

ご本人の辛さを引き出すような面接をしたら、

状況はもっと悪くなっていたと考えます。

 

 
 

 42.A医師回答:生活歴を聞いたか

 

 

【 A医師の作成したお答えの文書 】

 

 

⬜︎ 女性Aの生活歴や、

問診の有無についてのお答え

 

 

・生活歴は、

まだお聴きしておりません

 

 

・それは、前回にも申し上げたように、

生活歴も含めて掘り起こすことが、

ご本人の過去の

感情体験(寂しさ、辛さ、怒り)を、

刺激することなって

治療的ではないと判断したからです。

 

 

・ご本人にも、

治療に入ることの危険性を、

十分に説明いたしました。

 

 
  

 43.A医師回答:鬱の診断根拠

 

 

⬜︎ 「うつ病」の診断根拠のお答え

 

・『うつ病』は、

ご本人の抑うつ的な様子と、

頭痛などの身体症状から、

前主治医が診断したものと思われます。

 

 
 

 44.A医師回答:人格障害の診断根拠

 

 

⬜︎ 「人格障害」の診断根拠のお答え

 

 

・些細なことで感情的になる

 

 

・過去に過量服薬などがあり、

衝動コントロールが不良

 

 

激しい怒りの感情を持っていて、

それが「行動爆発」という形を

取ることもある。

 

 

・表面的には、

何とか取り繕うとしておられますが、

心の奥に深い空虚感(絶望感ともいえるでしょう)

があると推察された。

 

 

これらから診断しました。

 

 
 

 45.A医師回答:撤回について

 

 

⬜︎ 人格障害を撤回してほしい事へのお答え

 

 

・人格障害ということは、

それだけ大変な人生を送ってきた

ということです。

 

 

様々な怒りや頼りたい気持ちを、

じっと我慢してきた結果、

そのようになってしまった

と解釈しております。

 

 

・従って、『人格障害』とは、

ご本人の生きてゆく大変さを考えた上で、

診断した病名で、

医師としても、

安易につけた病名ではないので、

撤回はいたしません

 

 
 
続きます。
 
解説:弁護士 甲野裕大
 甲(きのえ)リーガル法律事務所
  

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文・イラスト:理事 岩城桃子  
 

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