皆様へのお願い
【オンライン処方】
*DHEA・メラトニンは再開しました。
*メラトニンは、
おひとり様3個までとなります。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
前回の記事
![くま](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/166.png)
![くま](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/166.png)
![指差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/602.png)
情報まとめ
⬜︎ ご年齢:39歳
*ホルモン値*
⬜︎ AMH:0.29【最新】
0.14→PFC-FD投与【2023年9月】
AMH:0.29【2024年1月】
⬜︎ FSH:不明
*LH,E2も不明
⬜︎ 診断名:「早発閉経」
⬜︎ 自力での排卵:不明
⬜︎ 胞状卵胞:検査しない
(*生理1〜3日目に見える小さい卵胞)
⬜︎ 子宮鏡検査:問題なし
⬜︎ 卵管造影検査:両側閉塞
⬜︎ 流産歴:1回目(39歳) 8週流産
2回目(39歳) 化学流産
いずれも新鮮胚移植
⬜︎ お悩み:着床しないこと
合計6回移植で4回陰性
【移植周期】
エストラーナテープ、
ウトロゲスタン朝昼夜、
ドクターアグリマックスサプリ、
エンゼルストーク、
ラクトサプリソフト(膣)
【常に服用しているサプリ類】
メラトニン、
DHEA、
タウリン(処方薬)、
カルニチン(処方薬)
子宮内膜:10㎜
⬜︎ 残りの凍結胚:なし
着床障害・着床不全
良好胚の移植で、
陰性を繰り返す方は、
「反復着床不全」と言われる状態です。
また、なぜ反復して陰性になるのか、
着床不全(着床障害)の原因は、
さまざまです。
陰性を繰り返す原因は、
受精卵側が要因の事もあれば、
子宮側が要因の事もあります。
検査①
陰性と流産を繰り返す要因のうち、
検査できるものの1つ目は、
「CD138検査」です。
CD138検査は、
慢性子宮内膜炎を調べる検査です。
CD138検査をした事はありますか?
CD138検査とは
子宮内膜を少し採取して、
慢性子宮内膜炎の、
陽性細胞(形質細胞)が見つかるか、
調べる検査です。
CD138陽性細胞(形質細胞)の、
有無や個数によって、
慢性子宮内膜炎があるかと調べる事ができます。
持続性慢性子宮内膜炎
抗生剤を、
1〜2周期投与しても、
5個以上/HPFの結果の方は、
「持続性慢性子宮内膜炎」
とも呼ばれます。
4個以下/HPF
CD138陽性細胞が、
4個以下/HPFの場合は、
0個の方と妊娠率・出産率が変わらない為、
治療せず、
そのまま移植した方が良い、
という論文もあります。
移植周期の抗生剤
今まで、移植周期では、
何か抗生剤は服用されていますか?
移植周期は、
カテーテル(管)を体の外から入れる為、
慢性子宮内膜炎に関係なく、
感染症予防の為に、
抗生剤は何かしら服用すべきです。
移植周期の対策
そして、移植周期は、
子宮内膜をとる事はできず、
CD138の検査ができないので、
移植する時には、
慢性子宮内膜炎の状態が不明です。
そのため、
感染予防と慢性子宮内膜炎の治療の、
どちらも兼ねて、
移植周期には、
抗生剤・抗菌薬の「ファロム」の服用が、
おすすめです。
ファロム
ファロムは、
ビブラマイシンやフラジールと違って、
妊娠中も服用可能なので、
着床前に対しても服用可能です。
主治医に投与して貰えると良いですね。
*どうしても、
主治医から処方してもらえない時は、
最悪、当院のオンライン処方に、
取り扱いがございます。
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
ブログ、コメントなどで、当院がお答えする内容は、あくまでもお話をいただいた情報に基づいた一般的な見解をお示しするもので、実際の診察(セカンドオピニンオンを含む。)ではありません。
直接医師と対面しての診察、検査を行なっていないため、お伝えした内容の正確性を保障するものでは全くありませんので、予めこの点を十分ご理解ください。
当院の医師の診察(セカンドオピニオン含む。)をご希望の方は、恐れ入りますが電話やメール等での診察は行っておりませんので、ご来院をお願いいたします。
また、当院でのオンライン処方をご利用の方も含め、メールやメッセージで直接のご相談をいただいた場合、当ブログでご回答が可能な範囲の内容を当ブログで取り扱わせていただく以外は、個別のご相談ご回答に応じることはできかねますので、予めご了承ください。
(メールやメッセージでご相談をいただいても個別のご相談に対してメールやメッセージでの回答は行っておりませんのでご注意ください。)
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚✽.。.:*・゚
当ブログの内容には細心の注意を払っておりますが、当ブログの内容はあくまでも投稿時点における研究発表の内容や、医療水準に基づいて記載しているものであり、内容について将来にわたりその正当性を保障するものではありません。
当ブログの内容の利用はブログをご覧になられる皆様の責任と判断に基づいて行って下さいますようお願い申し上げます。
上記利用に伴い生じた結果につきまして、当院はその一切の責任を負いかねますので、予めご了承下さい。
実際に、お身体のことで、ご体調などについてのお悩み、お困りのことなどございましたら、必ず、専門の医療機関を受診の上、医師の診察を受けていただきますようお願い申し上げます。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
当ブログの内容、テキスト、画像等にかかる著作権等の権利は、すべて当院に帰属します。
当ブログのテキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
医療法人社団 岩城産婦人科
北海道苫小牧市緑町1-21-1