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前回の記事
こんにちは！
岩城さんでは、
独身でも精子バンクを活用した、
不妊治療はできるのでしょうか？
院長の回答 
前回の続きですね。前回のまとめ
⬜︎ 国が認めている精子バンクは、
現在、日本にはない。
⬜︎ 実施したい治療内容は何か。
(タイミング法、人工授精、体外受精)
⬜︎ 不妊症検査を受けているか。
⬜︎ ご年齢は何歳か。
未婚・パートナーがいない
独身でも不妊治療が受けられる病院は、
全国にもあります。
独身の方で、結婚予定で、
検査から始められる方もいます。
もしくは、
パートナーがいる方であれば、
自費診療で、
人工授精や体外受精を受けられる方もいます。
独身の方で、
パートナーがいない場合は、
現在では、
卵子凍結(未受精)が多くなっています。
東京都で、
卵子凍結に対して、
助成金が開始されたことも、
大きいでしょう。
日本の治療
日本の治療だと制度や決まりから、
既婚者、
次に未婚でパートナーあり、
次に未婚でパートナーなし、
の順に、
どうしても治療が受けにくいです。
パートナーがいれば、
人工授精・体外受精を受けられる病院は、
そこそこあると思います。
相手がいなくてバンクを利用
残念ながら、
日本だと、
パートナーなしで精子バンクを利用して、
妊娠・出産は、
まだなかなか難しいのが現状です。
日本で国で精子バンクについて、
制度やルールを設ければ、
可能になっていくと思いますが、
今は国や自治体の方針に、
大きな変化はありません。
アメリカなど一部の国では、
パートナーなしで、
バンクを利用してできます。
そのため、
お悩みを解決するには、
海外へ渡航して、
海外での治療が一般的になってしまいます。
国として認められた治療
国として、
認められている治療であれば、
自治体ごとに、
制度が作られる場合もある、
と思います。
卵子凍結は、
以前から、
小児がんをはじめ、
妊孕性の温存として、
公に行われており、
大学病院でも行われていました。
そのため、
東京都で助成が開始された
と考えられます。
現在では、
妊孕性の温存の範囲が、
広がっている形で、
特殊な病気ではなくても、
受けられるように変わってきています。
日本でできること
ひとまず、
日本で現実的に考えるとなれば、
卵子凍結を検討しても良いでしょう。
海外に行けるのであれば、
もちろん一番ご希望通りの治療が、
受けられると思います。
ただ、海外での、
精子提供での治療は、
お金はかなりかかるとは思います。
文・イラスト：理事 岩城桃子
今日も皆様のお力になれますように
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