皆様へのお願い
【オンライン処方】
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ご質問など頂く際に、
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お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
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わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
< 過去にあった産婦人科の裁判 >
予定日を17日超過した女性。
1.結婚と出産歴
⬜︎ 妻Aと夫Bは、昭和38年4月に結婚。
⬜︎ 妻Aは、
異常出産等の異常分娩は全くなく、
昭和39年4月3日長男Cを、
昭和43年4月13日長女Dを分娩した。
⬜︎ 妻Aは、
昭和45年9月、次男Eを妊娠した。
⬜︎ はじめのうちは、
他の病院で診察を受けていたが、
幼い子ども2人がいることから、
妻Aの実家の近隣にあるY医院で、
分娩することにした。
2.予定日を17日超過
⬜︎ 妻Aの出産予定日は、
昭和46年6月18日だったが、
予定日を17日も経過した、
同年7月5日になっても陣痛が起こらなかった。
3.妻Aの診療経過
【 昭和46年3月4日 】
・Y医院外来初診
・最終月経:昭和45年9月13日から3日間
(月経周期30日か31日)
・胎動:昭和46年1月20日から。
妊娠悪疽なし。
・診察所見:肺、心、上下肢、骨盤等異常なし。
・子宮底20cm、腹囲86cm、体重58.5kg
・診断:妊娠6ヶ月半
・分娩予定日:昭和46年6月20日から同月末までと推定。
*なお、荻野式では、
7月4日〜7月8日頃までと推定され、
これを本人に説明した。
4.妊娠8ヶ月の記録
【 昭和46年4月10日 】
・診察所見:子宮底28cm
・腹囲89cm、体重59kg、血圧最高122、最低34
・診断:骨盤位、妊娠8ヶ月
※ 骨盤位とは逆子の事。
【 昭和46年4月27日 】
・診察所見:子宮底28cm、腹囲89.5cm、体重60kg、血圧最高109、最低58
・胎位所見:骨盤位、外廻転術により第二頭位となす
・診断:術後、第二頭位 妊娠8ヶ月末
【 昭和46年5月9日 】
・胎位所見:再び骨盤位、
胎児臀部は骨盤入口上に移動す。
外廻転術にて正常位にせんとするも不能。
【 昭和46年5月13日 】
・胎児所見:自然に正常頭位にあり
※ 逆子ではなくなった
5.妊娠9ヶ月〜10ヶ月
【 昭和46年5月30日 】
・診察所見:子宮底30cm、腹囲90cm、体重63kg、血圧最高116、最低48
・診断:第二頭位 妊娠9ヶ月末〜10ヶ月初
【 昭和46年6月11日 】
・便秘のため腹痛を訴える。
【 昭和46年6月14日 】
・診察所見:子宮底33cm、腹囲93cm
・診断:妊娠10ヶ月
6.人工的に陣痛を起こす
【 昭和46年6月28日 】
・診察所見:子宮底33.5cm、腹囲95cm、体重65kg、血圧最高118、最低42
【 昭和46年7月5日 】
・診察所見:子宮底35cm、腹囲96cm、体重66kg
・診断:第二後頭位 妊娠10ヶ月
・処方:デリバリン錠1時間毎1錠宛、
午後7時〜午後12時まで服用
7.子宮を収縮させる飲み薬
⬜︎ 上記の通り、Y医師は、
ようやく、7月5日の昼頃に、
人工的に陣痛を起こして出産させるため、
テリバリンを投与したのであった。
⬜︎ デリバリン錠 1錠中の組成・薬理作用
・マレイン酸エルゴメトリン0.02mg
▶︎ 麦角成分で交感神経末梢に対して、
刺激的に作用し、
子宮収縮、血管収縮、止血的に作用し、
かつ毒性は弱い。
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医療法人社団 岩城産婦人科
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