皆様へのお願い
【オンライン処方】
＊DHEAは再開しました。
＊現在、メラトニンのみ欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
前回の記事
院長の回答 
前回の続きですね。情報まとめ
⬜︎ ご年齢：41歳
⬜︎ 現在の治療：保険診療で体外受精
第二子の不妊治療
⬜︎ AMH：0.7【2024年2月】
⬜︎ FSH：7.9
⬜︎ LH：2.7
⬜︎ PRL：34.5
⬜︎ TSH：2.9
⬜︎ Free T4：1.11
⬜︎ 月経異常：なし
⬜︎ 生理周期：毎月規則正しい
⬜︎ 排卵障害：なし
⬜︎ 予定の治療：採卵？
⬜︎ 現在ある凍結胚：０？
⬜︎ 治療歴：37歳で体外受精で妊娠
38歳で第一子出産
(採卵4回,移植3回)
第二子の不妊治療
採卵：6回
移植：4回?
保険回数の残り：2回?
⬜︎ 移植法：毎回ホルモン補充周期
流産歴：2回
＊いずれも胎嚢確認後の流産
第一子の治療中に1回目の流産。
出産を挟んで、2回目の流産。
＊第二子の治療開始後、
1回目の移植で8週の流産。
不育症検査は受けた記憶はあるが、
結果の紙をなくした。
⬜︎ お悩み：移植周期の薬の使い方。
妊娠率改善の為の治療。
腟坐薬とP濃度
“黄体ホルモンの値についてですが、
いろいろ調べてみると
膣座薬の種類とプロゲステロン値の数値によって
臨床妊娠率に違いがあるとの見解を拝見しました。“
投与量・濃度と妊娠率
黄体ホルモンの腟坐薬の種類によって、
つまりは、
黄体ホルモンの投与量によって、
黄体ホルモンの濃度は変わります。
そして、
黄体ホルモンの投与量によって、
つまり、
黄体ホルモンの体内の濃度によって、
妊娠率は変わります。
これは、
医学的に証明されています。
流産率も変わる
黄体ホルモンの投与量(濃度)が違うと、
妊娠率だけではなく、
流産率・出産率も、
変わることがわかっており、
医学的に証明されています。
腟坐薬の重要性
“先生のブログを拝見させていただいており、
ホルモン補充周期での膣座薬の使用が
とても大切な事がよくわかりました。“
黄体ホルモンの薬のタイプ
おっしゃる通り、
黄体ホルモンの薬には、
腟坐薬・飲み薬・注射があり、
「妊娠と出産には、
腟坐薬が最も重要」
と報告され、
一般的な意見とされています。
妊娠と出産では、
膣内の黄体ホルモンの濃度が、
重要とわかっています。
腟坐薬は、
膣内の濃度を局所的に上げることに、
適した薬です。
移植法と腟坐薬
凍結胚移植の自然周期、
凍結胚移植のレトロゾール周期、
凍結胚移植のホルモン補充周期、
新鮮胚移植、
全ての移植法で重要です。
凍結胚移植の自然周期の、
腟坐薬あり、
飲薬あり、
黄体補充一切なし、
それぞれ比較。
ホルモン補充周期
ホルモン補充周期では、
特に、しっかり補充することが、
大切になります。
ホルモン補充周期は、
卵胞の発育・排卵がない為、
体内での黄体ホルモンの分泌が、
一切ありません。
体内で黄体ホルモンが分泌される仕組み
移植法とP自己分泌
＊P：黄体ホルモン
⬜︎ 凍結胚移植の自然周期
⬜︎ 凍結胚移植のレトロゾール周期
排卵があるので、
体内の黄体ホルモンの分泌アリ。
でも、黄体補充をした方が、
より妊娠率・流産率が良い
と言われている。
⬜︎ 新鮮胚移植
体内の黄体ホルモンの分泌は少ない。
卵胞(顆粒膜細胞)は育つものの、
採卵して顆粒膜細胞も、
大幅に取れるので、
形成される黄体が少ない。
最も妊娠率が良い量
ホルモン補充周期で、
妊娠率が最も高いと言われている、
腟坐薬の量は、
1日800mg(ルテウム2回)
です。
詳しくはこちら
腟坐薬800mgに飲み薬併用
文・イラスト：理事 岩城桃子
今日も皆様のお力になれますように
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