皆様へのお願い
【オンライン処方】
*DHEAは再開しました。
*現在、メラトニンのみ欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
前回の記事
![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
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前回までの情報まとめ
☑︎ ご年齢:35歳
☑︎ 現在の治療:体外受精
*32歳で人工授精で第一子出産。
☑︎ 採卵1回・移植2回で陰性
☑︎ 卵管造影検査:通水検査で異常なし。
→ 一人目・二人目とも、
治療開始時に行っている。
☑︎ 子宮鏡検査:問題なし
☑︎ AMH:2.45
【生理1日目検査】
☑︎ FSH:9.6
☑︎ LH:4.2
☑︎ E2::23.2
液量:3.2ml
精子濃度:68.37×10の6乗/ml
運動率:66.3%
奇形率:92.6%
毎回ばらつきがある。
特に運動率のばらつきが見られる。
運動率30%台のことも。
☑︎ お悩み:2回陰性の為、
主治医の勧めでフローラ検査実施。
ラクトフェリンのサプリ・膣剤・抗菌剤
を使っている。
妊娠中も、
ラクトフェリンの膣剤を使うべきか、
使わない方が良いか。
CD138は実施していて、
陽性細胞は4個。
前回の前提
前提として、
子宮内の菌を調べる、
「子宮内フローラ検査」は、
着床や妊娠の維持に、
どれくらい関与しているか、
わかりません。
さらに、
同じジャンルの検査としては、
ご質問者様も受けられている、
「CD138検査」があります。
CD138とフローラの違い
ざっくり言うと以下の通りです。
「CD138検査」・・・
子宮内膜の細胞を少し採って、
『慢性子宮内膜炎』の有無と程度を、
調べる検査です。
「子宮内フローラ検査」・・・
CD138検査と同様に、
子宮内膜の細胞を少し採って、
『慢性子宮内膜炎』の、
原因となりそうな菌の種類と割合
を調べます。
慢性子宮内膜炎とは
『慢性子宮内膜炎』とは、
近年、妊娠・出産に関与している
と見られている疾患です。
急性の炎症と異なり、
慢性の炎症とされており、
痛みなど、
特に、自覚症状がない事も特徴です。
慢性子宮内膜炎の原因
『慢性子宮内膜炎』の、
詳しい原因や、
発生機序(発生の仕組み)は不明で、
研究段階の疾患となります。
慢性子宮内膜炎の診断
『慢性子宮内膜炎』の診断は、
まだ確定した基準というものはないです。
ただ、現在のところ、
有力で主な検査手段となっているのは、
CD138検査です。
日本でも、
先進国諸国でも、
フローラ検査よりも、
CD138検査が用いられます。
CD138検査の結果の中で、
診断の基準値は、
多少は異なります。
ご質問者様の場合
上記のデータによると、
ご質問者様の場合は、
『慢性子宮内膜炎』については、
治療の必要はあまりないように思います。
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医療法人社団 岩城産婦人科
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