皆様へのお願い
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お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
以前のご質問・回答の記事
【心から喜べない自分が辛い】
いつもお世話になっています。
NAOと申します。
先日、相談させて頂いた出血は無事止まり、
現在7週を超えました。
本当にありがとうございました。
そして現在、双子を妊娠しております。
2個移植をすれば
双子になるかもしれないとは分かっていましたが、
グレードや今までの結果から、
まさか本当に双子になるとは思っておらず
正直困惑しています。
無責任の塊なのは良く分かっています。
主人は2人目の治療を嫌がっていました。
1番は経済的な事。
でも私が無理を言って治療していました。
治療してみたら双子。
家の住み替え、
車の買い替え、
これから掛かる費用。
私のわがままで進めた事なのに
現実になった途端に怖くなりました。
まさか双子なんて、、という気持ちです。
普通妊娠であれば、
そのような「まさか」は幾らでもあると思います。
でも私の場合は２つ胚盤胞を戻す＝双子かもしれないと分かっていたのに
自分には絶対に起こらない
と思って移植して、
それが現実になった途端に逃げ出したくなる。
本当に自分が嫌になります。
もちろん妊娠出来た喜びは大きいです。
しかも１つの胚盤胞を戻して
妊娠していたら絶対に産まれて来ないだろう、
もう１つの胚盤胞の事を考えると命の大切さや、
本当に奇跡を感じています。
でも出産への恐怖、
産後の育児、
自分のわがままで進めた事の結果に
目を背けたくて毎日辛いです。
私の母にも叱られました。
分かっています。
でも心から喜べない自分が辛いです。
子供が欲しかったのに、
治療を進めて良かったのか考えてしまうのです。
心臓が動いているのを見て感動しました。
でも育てられる自信がありません。
怖いです。
これからどうやって気持ちを持って行ったら
いいのでしょうか。
こんな相談で本当に申し訳ありません。
何かアドバイス頂きたいです。
院長の回答 今回の事について
まずは、出血が止まって良かったです。
今回のご不安なお気持ちについては
ご夫婦でのお話し合いはされましたか？
とてもご不安で、
お辛いお気持ちのようですね。
夫が望んでいなかった事
元々、ご主人様が、
2人目を望んでいなかった
とのことで、
今もあまり良い雰囲気ではない
という事でしょうか。
どれくらいの反対か
不妊治療・妊活をする際に、
多少なりとも、
熱量の差があるというご夫婦様は、
やはりいらっしゃいます。
ただ、妊活や子どもについて、
真っ向から反対の意見
であればまた話は変わります。
真っ向からの反対意見でしたか？
3人目
体外受精・顕微授精という事は、
精子をもらってから、
ご質問者様が病院に行くか、
ご主人様が病院に行く必要があるので、
どちらかはしていた
という事だと思います。
ご質問者様は、
2人目は希望していたけど、
3人目までは考えていなかった、
欲しくなかった、
ご主人様は、
2人目も希望していなかった、
という事ですかね。
ご夫婦様で話し合えたら、
まずは今の不安について、
話してみましょう。
心療内科への受診
かなり気分が落ち込んで、
不安が強く、
とてもお辛い様子が伝わります。
一度、専門の医師に話を聞いてもらう
という事も良いかもしれません。
頂いた文章だけではわからないですが、
ご本人様や周りの方が気づいていないだけで、
病気のせいで、
ひどく落ち込んでいる可能性もあります。
病気ではなかったとしても、
それはそれで、
また他の解決策を探す事になりますので、
一度話を聞いてもらう事も良い
と思います。
無事に生まれる事
“１つの胚盤胞を戻して妊娠していたら
絶対に産まれて来ないだろう、
もう１つの胚盤胞の事を考えると
命の大切さや、本当に奇跡を感じています。
でも出産への恐怖、
産後の育児、
自分のわがままで進めた事の結果に
目を背けたくて毎日辛いです。“
厳しい事実としては、
まずは、まだ生まれていません。
今は出血が止まっているとは言え、
多胎の場合は、
早産・流産のリスクが上昇します。
母体の妊娠合併症のリスクも、
上昇します。
40歳というご年齢もあり、
この先、確実に安全とは言えません。
あくまで医学的に言えばの話ですが、
まずは、母子ともに、
出産までたどり着くこと
を願っています。
多胎について
1個移植でも、
多胎の可能性は0にはなりません。
一卵性双生児の可能性はあります。
多胎を確実に避けることは、
医学的に出来ません。
産みたくない場合
もしも、今後、
精神的にお辛くて、
「産まない・産めない」
と決めた場合は、
医学的な処置が必要になりますし、
「産んだ後に育てられない」
となれば、
手続きを経て、
別のご夫婦や施設にいく事になります。
まずは、
心療内科へ受診して、
じっくり考えても良いかと思います。
産後うつを発症される方も、
事実としていらっしゃいます。
文・イラスト：理事 岩城桃子
今日も皆様のお力になれますように
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