皆様へのお願い
*現在、DHEAとメラトニンは欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
分娩の痛みでパニックの女性に、
無痛分娩で使われる、
硬膜外麻酔を投与して、
分娩誘発剤のアトニンも投与、
胎児の遅発性徐脈が起こる。
前回の記事
前回までのまとめ
【Y病院での診察・体調の変化】
⬜︎ 平成19年4月27日 初診
腹痛と出血のため
⬜︎ 平成19年10月13日 妊娠がわかる
⬜︎ 平成19年11月16日(妊娠10週)
〜
平成20年3月21日(妊娠28週)
細菌性膣症の検査・膣洗浄・投薬
⬜︎ 平成20年6月17日
9:00 5分おきに陣痛がくる・受診
CTG(NST)を装着
胎児心拍140bpm → 一過性頻脈
子宮口 → 3㎝
【そのまま入院】
10:30 陣痛が2~3分おき
13:20 陣痛分娩室に移動
18:00 強い痛みに変わる
19:35 Y医師診察・子宮口4.5㎝
再度CTG (NST)をつける
* 証拠には残っていない
20:20 硬膜外麻酔の提案
本人が痛みでパニック状態のため、
本人に同意を得た
21:20 硬膜外麻酔を開始
アトニンの投与開始(15ml/時)
30分おきに15ml/時ずつ増量
21:30 痛みが楽になってきた
22:00 硬膜外麻酔の追加
アトニン 30ml/時
22:30 アトニン45ml/時
23:00 アトニン60ml/時
23:30 アトニン75ml/時
23:35 硬膜外麻酔の追加
【翌日の6月17日】
0:05 アトニン90ml/時
子宮口全開
ステーション-1
女性Cの痛みが増した為、
アトニン75ml/時まで減量
胎児心拍160~170
陣痛発作時は98~140
0:40 硬膜外麻酔を追加
女性Cの痛みが増した為
1:20 アトニン90ml/時
1:50 破水
胎児心拍70~110まで低下
アトニン70ml/時まで減量
1:56 胎児心拍が回復
3:00 アトニン60ml/時
3:10 アトニン50ml/時
3:26 アトニン30ml/時
3:30 アトニン10ml/時
4:00 「肛門のあたりが圧迫されて、
痛い、しんどい、苦しい」
4:46 高度遅発一過性徐脈が
繰り返し起こり始める
→ 酸素が行き届いていない可能性
5:10 胎児の頭が見え出す
5:29 TCG(NST)で、
赤ちゃんの元気がなくなる
6:30 胎児の頭が出る
7:16 TCG(NST)で、
再度、赤ちゃんの元気がなくなり、
高度遅発一過性徐脈が反復
24.緊急の帝王切開の必要
⬜︎ 午前7時23分頃、
胎児心拍数波形がレベル5に達していた。
→ 重症の状態。
⬜︎ Y医師は、
「30分以内に、
緊急で帝王切開の必要がある」
と判断した。
25.自然分娩を続ける
⬜︎ しかし、
その時間帯は看護師等の人員が少なく、
Z病院で帝王切開をするには、
1時間程度の準備時間が必要なうえ、
近隣の高次医療機関への搬送にも、
1時間以上かかる状況にあった。
⬜︎ そこで、Y医師は、
そのまま分娩を続け、
約40分後の午前8時3分頃、
自然分娩で子どもを取り上げた。
26.仮死状態の子どもの蘇生
⬜︎ 分娩直後、子どもは、
アプガースコア1の新生児仮死の状態で、
Y医師は、気管内挿管をして、
酸素投与などの蘇生措置を行った。
⬜︎ Y医師は、
蘇生措置で、
子どもの状態が安定したと判断して、
午前8時30分頃、保育器に入れた。
27.子どもの様子
⬜︎ 午前9時30分頃から、
子どもは、
四肢を動かし、
呻吟(苦しみうめく状態)が続くようになった。
⬜︎ 午前10時には、
酸素飽和度が93%〜96%に低下。
⬜︎ 午前11時には、
38.5度の発熱があり、
酸素飽和度が92%〜95%に低下した。
⬜︎ 午前11時25分には、
体温が38.8度まで上昇。
⬜︎ Y医師は、
午後0時に子どもの採血を行った。
28.NICUへ搬送
⬜︎ その後も、子どもは、
苦しみうめく状態や、
手足をバタバタ動かす状態が続き、
体温も38度超えの為、
NICU(新生児特定集中治療室)への搬送を決めた。
⬜︎ 子どもは、
午後4時頃にZ病院を出発し、
総合病院へ搬送された。
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