【44歳/FSH74】閉経ですか?妊娠は無理ですか?(よし様) | 岩城産婦人科妊活ブログ

岩城産婦人科妊活ブログ

【北海道の不妊治療専門クリニック】
早発閉経、難治性不妊、男性不妊、着床不全、不育症など得意。
患者様のご意見第一、納得できる治療を心がけてます。
[オンライン処方,PFC-FD,ネオセルフ検査,タイムラプス,TESE/PIEZOICSI可能]

 

ぽってり苺 皆様へのお願い ぽってり苺

 


  

現在、DHEAとメラトニンは欠品してます。

お申し込みいただけません。

 


 

   

看板持ち ご質問など頂く際に、

匿名」様

匿名希望」様

以外で、

お名前をつけてくださると幸いです。 

 

 

匿名・匿名希望が多く、

過去にご質問頂いた内容が、

わからなくなってしまいます。

 

 

お手数おかけ致しますが、

なんでも良いので、

お名前をつけてくださるよう、

ご協力して頂けると助かります。

 

 

 

くまクッキー 院長の回答 くまクッキー
 
指差し 前回の続きですね。
 
 

 情報まとめ

 

 

⬜︎ ご年齢:44歳(もうすぐ45歳)

 

 

⬜︎ 治療内容:1年以上前に体外受精を卒業

今は不妊治療はしていない

 

 

【血液検査・卵巣機能】

⬜︎ AMH:不明

⬜︎ FSH:74.4

⬜︎ LH:不明

⬜︎ E2:15.9

⬜︎ P4:0.2

 

 

⬜︎ お悩み:月経不順

 

→ 不妊治療は卒業したが、

月経不順で受診し、

デュファストン+ プレマリンの処方

 

 

しかし、それでも、

2月に生理が来ず、

さらにデュファストンを1週間処方

 

しかし、

デュファストンを服用しても生理が来ず

*血液検査(FSH.LH.E2)を検査

 

閉経なのか不安

薬を変更すれば、改善するか

妊娠の可能性はあるか

骨粗鬆症などの不安

 

 

⬜︎ 具体的な治療や妊活:自然に任せる形。

積極的な治療は、

今は行っていない。

 

  

 
 

 妊娠は無理な領域ですか?

 

 

 

“あまり閉経が早いと骨粗鬆症とか、

良い事がないみたいで、

生理を起こした方が良いと言われましたが、

先生はどう思いますか?

 

この状態だと、

妊娠はすでに無理な領域ですか?

 

昨年秋の子宮がん検診で、

子宮内を診てもらった時に、

卵胞が大きく育っていた事がありました。

 

この歳でも卵胞が育つ月もあるのだとビックリしたのですが、

薬で生理を起こしても、

卵胞は育つ時が稀にあったりするのでしょうか?“

 

 
 

 前回までのまとめ

 

 

ぽってり苺 まとめると、

最初に、骨粗鬆症の治療妊活を、

分けて考える必要があります。

 

 

ランニング 次に、生理を起こす治療と、

卵胞を育てる治療や、

卵巣機能の改善の治療は、

分ける必要があります。

 

 
   

 卵胞の発育はある?

 

 

うさぎクッキー 薬で出血(消退出血)を起こして、

そこから卵胞が育つかは、

卵巣機能次第になる

とお伝えしました。

 

 

鉛筆 卵巣機能が正常であれば、

やがて卵胞が育ちますし、

卵巣機能が低下していれば、

そのままでは卵胞は育ちにくいです。

 

 

右差し そこで、

ご質問者様の卵巣機能についてです。

 

  
 

 薬の使用なしの場合

 

 

悲しい 何も薬を使用しない場合では、

残念ながら、

妊娠の可能性は限りなく0に近く

ほぼほぼ0%と言っても、

言い過ぎではない状態です。

 

 

右差し 理由は、

卵巣機能の低下です。

 

 
 

 PFC-FDの卵巣投与

 

 

雲 卵巣機能は、

自然に回復する事はありません

 

 

予防接種 再生医療のPRP療法や、

PRP療法の応用技術であるPFC-FDで、

卵巣機能が、

回復する可能性があります。

 

 

右差し これらの治療は、

卵子の数を増やす方向に働く治療です。

 

 

看板持ち PFC-FDの方がより効果的

と言われています。

 

 

はてなマーク ご通院先では、

PFC-FDは取り扱いがありますか?

 

 
 

 カウフマン療法

 

 

薬 カウフマン療法で、

FSHを下げる治療も、

同時に行った方が良いです。

 

 

右差し カウフマン療法の、

治療内容によっては

ピルよりも、

効果的にFSHを下げられる治療です。

 

 

うさぎ PFC-FDは、

卵子の数に対しての治療で、

カウフマン療法は、

卵子の質に対しての治療になります。

 

 
 

 妊活を続ける場合の治療

 

 

PFC-FD:卵子の数(AMH)

カウフマン療法:卵子の質(FSH)

 

 

ぽってり苺 それぞれの治療は、

投薬のタイミングや量によって、

効果の出方が異なるので、

注意が必要です。気づき

 

 
  

 閉経の診断について

 

 

⬜︎ FSH:74.4

⬜︎ E2:15.9

⬜︎ P4:0.2

 

 

AMH、LHは不明ですが、

上記の数値だけ見ると、

残念ながら、

閉経の診断になります

 

 

悲しい とても残念ですが、

この数値だと、

排卵誘発剤を使っても

卵胞は育たず、

排卵は起こらないでしょう

 

 

 

 それぞれの数値の解説

 

 

【FSH:74.4】

 

FSHがとても高く、

卵巣機能不全を示しています。

 

 

【E2:15.9】

 

E2は低くなっており、

エストラジオール(卵胞ホルモン)の、

生産がない事を示し、

卵胞がない事を意味します。

 

 

【P4:0.2】

 

黄体ホルモンは分泌されておらず、

低温期を示しています。

 

 

鉛筆 主治医の、

更年期の数値になっている

というのは、

閉経している

という意味で言っているはずです。

 

 

ランニング しかし、閉経していても、

PFC-FDやカウフマン療法で、

少しとは言え、

可能性は上がります。

 

 

あとは、

どこまで治療されるか、

ご本人様・ご夫婦様の

ご希望次第になってきます

 

  

ハート ご参考になりましたら幸いです。
 
うさぎクッキー また何かわからない事がございましたら、
いつでもご連絡くださいね。
 
 
image


 
回答:院長 岩城雅範

文・イラスト:理事 岩城桃子

 

クローバー今日も皆様のお力になれますようにクローバー

 

 


ぽってり苺オンライン処方のお申し込みはこちらぽってり苺

 

 

ルテウム、 

ウトロゲスタンは、

再開しました。

 

 

市区町村までの住所など省略された入力は、

処方が出来ない場合があります。
 

2回目以降もこのフォームからのご利用をお願いします。


問診票は順次新しくなるため、
古いものは使えません。

 

 

wordpress@iwaki-sanfujinka-blog.com

よりメールが届きますので受信設定で迷惑フィルターの解除をお願いします。

送信専用のメールアドレスです。

受信はできません。

 


 

  

{emoji:指差し} 質問はこちらからも受付中{emoji:気づき}
 

haibaiyoshi@gmail.com

 

 

..:*・゚ ..:*・゚ ..:*・゚ ..:*・゚ ..:*・゚

ブログ、コメントなどで、当院がお答えする内容は、あくまでもお話をいただいた情報に基づいた一般的な見解をお示しするもので、実際の診察(セカンドオピニンオンを含む。)ではありません。

直接医師と対面しての診察、検査を行なっていないため、お伝えした内容の正確性を保障するものでは全くありませんので、予めこの点を十分ご理解ください。

 

当院の医師の診察(セカンドオピニオン含む。)をご希望の方は、恐れ入りますが電話やメール等での診察は行っておりませんので、ご来院をお願いいたします。

 

また、当院でのオンライン処方をご利用の方も含め、メールやメッセージで直接のご相談をいただいた場合、当ブログでご回答が可能な範囲の内容を当ブログで取り扱わせていただく以外は、個別のご相談ご回答に応じることはできかねますので、予めご了承ください。

(メールやメッセージでご相談をいただいても個別のご相談に対してメールやメッセージでの回答は行っておりませんのでご注意ください。)

..:*・゚ ..:*・゚ ..:*・゚ ..:*・゚..:*・゚

当ブログの内容には細心の注意を払っておりますが、当ブログの内容はあくまでも投稿時点における研究発表の内容や、医療水準に基づいて記載しているものであり、内容について将来にわたりその正当性を保障するものではありません。

当ブログの内容の利用はブログをご覧になられる皆様の責任と判断に基づいて行って下さいますようお願い申し上げます。

上記利用に伴い生じた結果につきまして、当院はその一切の責任を負いかねますので、予めご了承下さい。

実際に、お身体のことで、ご体調などについてのお悩み、お困りのことなどございましたら、必ず、専門の医療機関を受診の上、医師の診察を受けていただきますようお願い申し上げます。

+†+――+†+――+†+――

当ブログの内容、テキスト、画像等にかかる著作権等の権利は、すべて当院に帰属します。

当ブログのテキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

+†+――+†+――+†+――

医療法人社団 岩城産婦人科

北海道苫小牧市緑町1-21-1

0144-38-3800

image
 
image
 
image