皆様へのお願い
＊現在、DHEAとメラトニンは欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
前回の記事
【ヒスロンについて ビオレ】
岩城先生、ビオレと申します。
いつも大変丁寧なご回答をいただきありがとうございます。
あのあとBT9で無事に陽性判定をもらいましたが、HCG（午前中の採血）85と、
低めなのを心配しているところです。
ヒスロンに関しては目から鱗でした。
先生のブログから、
ルトラールのリスクについては理解していたつもりでしたが、
まさかヒスロンが保険で認められていなかったとは、
全く考えてもいませんでした。
これはつまり、
ルトラールよりもリスクが高いということでしょうか。
先生にお返事をいただき、
4w0dで服用を中止しましたが、
不安はつきません。
これからは、
ルテウム（一日2回）と
エストラーナテープ（1日おきに2枚）
を続けて経過をみたいと思います。
お忙しいなか、
本当にありがとうございました。
ビオレ
院長の回答
情報まとめ
⬜︎ ご年齢：36歳
⬜︎ 妊娠歴：1回【34歳】
35歳の2022年6月出産
＊体外受精にて
⬜︎ 流産歴：なし
【ホルモン値について】
第二子治療開始後、
全て測定なし
⬜︎ AMH：測定なし
⬜︎ FSH：測定なし
⬜︎ LH：測定なし
⬜︎ E2：測定なし
⬜︎ テストステロン：測定なし
⬜︎ PRL：測定なし
⬜︎ 基礎体温：測定なし
＊ただし、1人目不妊の時に、
ガタガタだった。
⬜︎ TSHの変化
2021年
第一子 妊娠前：TSH2.1
第一子 妊娠中：TSH2.9
↓
チラーヂン25μg服用開始、
出産まで服用継続。
その間、TSH1.7
↓
第二子 治療開始時：TSH3.2
現在：TSH2.1
⬜︎ 直近の治療：移植周期で、
生理1日目は異常なく、
2回目の受診で、
生理12日目に受診すると、
卵胞が16㎜,12㎜,他卵胞多数、
子宮内膜が3㎜で、
移植中止に。
↓
これを3回繰り返している。
⬜︎ お悩み：ホルモン補充周期で、
ホルモン剤をいつまで使うか、
ヒスロンのリスクについて。
ヒスロン
先日と重複しますが、
ヒスロンを、
妊娠初期や中期の服用、
もしくは、
妊娠中の長期の服用で、
先天異常が起こる可能性があります。
【 ヒスロン 添付文書 】
“妊婦
大量又は長期投与を避けること。
妊娠初期、中期に投与した場合には、
女子胎児の外性器の男性化
又は
男性胎児の女性化が起こる
ことがある。“
ルトラールよりリスクが高い？
残念ながら、
ルトラール、
ヒスロン(プロベラ)、
プラノバール、
これらは全てリスクがあります。
残念ながら、
どれだとマシという事はなく、
それぞれにリスクがあります。
ただ、リスクの程度は、
服用期間や量によっても、
若干は異なるでしょう。
保険から見る違い
ヒスロンとプラノバールは、
移植周期では、
一切、黄体補充として、
処方する事はできません。
ルトラールは、
移植日当日までは、
保険診療で処方可能です。
それ以降は、
保険で処方できません。
他にも、例えば、
ノアルテンは、
保険診療で、
移植周期に一切処方もできず、
さらに、妊娠禁忌です。
違いまとめ
【黄体ホルモンの飲み薬の違い】
以下の観点での違いを見ると、
差はあると思います。
デュファストン：◎安全性高い
保険診療で、
移植周期で処方可能。
移植後・妊娠中も、
保険で処方可能。
⬜︎ ルトラール：リスクあり
保険診療で、
移植日まで処方可能。
それ以降は、
処方を認められていない。
⬜︎ ヒスロン：リスクあり
⬜︎ プラノバール：リスクあり
保険診療で、
移植周期では一切、
処方を認められていない。
⬜︎ノアルテン：リスクあり
妊娠禁忌。
保険診療で、
移植周期では一切、
処方を認められていない。
hcgの数値
hcg85というのは、
決して低くありませんよ。
医師から、
低いと言われましたか？
hcg20以上で陽性なので、
しっかり陽性です。
ヒスロンの服用中止
ヒスロンの服用を、
すでに中止されているので、
大丈夫とは言えませんが、
ずっと飲むよりは良いことです。
あとは、無事に、
胎嚢と心拍が確認できて、
生まれてきてくれる事を、
お祈りしています。
文・イラスト：理事 岩城桃子
今日も皆様のお力になれますように
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