前回の記事
院長の回答 
前回の続きですね。情報まとめ
☑︎ ご年齢：34歳
☑︎ 卵管造影検査：通水検査で異常なし。
→ 一人目不妊の時も、
二人目不妊の開始時も、
行っている。
☑︎ 子宮鏡検査：実施なし
☑︎ AMH：現在不明
→ 2年半前に3.61
☑︎ FSH：5.6【生理1〜3日目】
液量：3.2ml
精子濃度：68.37×10の6乗/ml
運動率：66.3%
奇形率：92.6%
毎回ばらつきがある。
特に運動率のばらつきが見られる。
運動率30%台のことも。
出血
“②タイミング後の出血について
こちら不妊治療のご質問とは異なるかもしれませんが、
産後、タイミングを取ると、
その後ティッシュに薄いピンク色が付着します。
よくよく目を凝らさないと見えないくらいの色です。
時々、翌日茶色っぽいおりものが出ることもあります。
(鮮血は今のところありません)
産前はこういったことはなかったので気になっているのですが、
今年5月に子宮頸がん検診をしており陰性だったので、
担当医も病的なものではないのでは？
と仰っています。
しかし毎回のこととなると気になり、
岩城先生にもお尋ねしてみたくなりました。
(現在34歳で、
年齢的にも体格的にも
体がんはないと思うとも言われました)”
子宮体がん検査
体がんの可能性は低いとは言え、
絶対に必要ないとは思いません。
絶対に受けるべきとも言いませんが、
子宮体がん検査も、
受けてみてはどうでしょうか？
不正出血の代表的な疾患の1つ
陰性であれ、
気持ち的にもすっきりする
と思います。
可能性が僅かにでもあるか、
と言われれば、
僅かにならば可能性はあります。
特に、不正出血が時々ある場合は、
30代前半でも、
受けると良いと思いますよ。
高温期の出血
高温期の後半に、
出血を伴う方は、
時々いらっしゃいます。
この出血であれば、
妊娠・出産には影響しない
と考えられます。
タイミングを取った翌日の出血
との事ですが、
低温期にも出血がありますか？
子宮内膜の厚さと、体がん
勿論、絶対はないですが、
子宮体癌の場合は、
子宮内膜が40㎜以上
になる事が多いです。
そのため、
おそらくは子宮体がんではないかな、
とは思いますが、
言い切れません。
子宮体がんの初期症状は、
不正出血が多く見られます。
不正出血：生理の出血ではない出血。
機能性出血の可能性
卵が育ち、排卵が起こり、
着床がないと子宮内膜が剥がれて、
出血します。
これを生理と言います。
生理以外の出血を
「不正出血」と言います。
不正出血の原因は、
癌や子宮内膜症など、
器質的疾患がある場合もあれば、
器質的な疾患のない、
ホルモンの変動などで起こる、
「機能性出血」など、
色々な状態があります。
不正出血は、
何回くらいありますか？
続きます。 文・イラスト：理事 岩城桃子
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