顕微授精について
体外受精には、
顕微授精と精子ふりかけ法があります。
極めて小さいサイズの針を使って、
顕微鏡で観察しながら、
いくつかの障害が存在します。
ー受精までの道のりでの障害ー
精子が自ら泳いで卵子へたどり着かなければならない
卵子を囲う透明帯を通過しなければならない
など
精子の数が少なかったり、
運動性が低かったりすると、
障害を突破することができません。
顕微授精では、
動き・形の良い精子を卵子に直接注入することで、こういった障害がなくなります。
精子ふりかけ法では、
卵子の入ったシャーレの中に精子を一緒に入れて、精子が自力で卵子の中へ泳いで入って受精します。
顕微授精
↓②鋭利な針の先端を押し込んで、
卵子を囲う透明帯を貫通させます。
↓③透明帯を貫通。
↓④さらに細胞膜まで貫通。
↓⑤精子を注入。
↓⑥針を静かに抜きます。
岩城産婦人科では、
顕微授精にするか、
精子ふりかけ法にするか、
選ぶ時の精子の状態の基準を、
ミシガン大学と同じ基準にしています。
また、患者様ご本人のご希望をおうかがいして決定します。
ブライダルチェックを始めました。
フレンドリー体外受精を始めました。岩城産婦人科
北海道苫小牧市緑町1-21-1
0144-38-3800