オデットの心情 | 自分に正直に生きていこう

自分に正直に生きていこう

紆余曲折ありましたが、バレエの講師をしています。
日々感じたことをカッコつけず正直に、日記として残そうと思って書いているブログです。

オデットも書いてたのでこの過去記事も一緒にアップするけど

別々に書いてるから4人のストーリーが噛み合ってないー笑い泣き
なんか群像劇やん

以下はオデットする時に自分なりに心情を重ねられるよう掘り下げたものです




ーーーー流れ星流れ星以下ーーーー






超恥ずかしいので、、、

この記事は

読まないでくださいませにやり汗汗

個人的見解なので

それでも読んじゃった人は、
笑ってもそれちがうよね。と思ってもスルーしてくださいね



見ないでね









オデットは


自分に降り掛かった災難を嘆く

なぜ自分がこんな呪いを受けないといけないのか、自分がなにか悪いことでもしたのか?

何もしてない、私の美しさや清らかさが気に入らなくてただあの悪魔に目をつけられたというだけ


でもその悪魔を憎むという感情を持てば、私も同じ悪の人間になるということ

だからずっと、ただ事実を受け入れて呪いを解いてくれる人と巡り会える事を願うだけ


あの恐ろしい悪魔、お父様でさえどうすることも出来なかった

けれど自分だけの問題でないことも理解している

自分に付き従った24人の侍女たちの運命をも自分が握っているのだ


まだ幼さが残る可愛いあの4人の子は、行儀見習いでお城に上がってた貴族の女の子皆が悲しみにくれている時、明るくおどけて場を和ませてくれる子達


少しお姉さんのあの3人は色々な相談事にいつも乗ってくれた頼りになる高貴な身分の女官


他にも、お風呂に入りたいと言えば嫌な顔一つせず、重い煮えたお湯や水を運んでくれる力持ちで底抜けに明るい侍女


お菓子作りが得意でこっそりよく部屋に届けてくれた侍女


野菜のストックが切れたとき危険な市場まで買い出しに行ってくれる勇気ある侍女

他にも夜の見張りをしてくれる次女に、新しいドレスを一緒に考えてくれた侍女や、流行や外部の情報いち早く教えてくれる侍女達


大切な自分の侍女達、

遠い故郷を離れ本当はとても辛いだろうに






王女だって呪いを解くために色々と考えたろうキョロキョロ

寒い冬が来たら氷で湖が閉ざされる前に南の国までまた長い旅をしなくてはならない


いつだって自ら先頭に立って行くけれど、流石にもう疲れた


でも心惹かれる呪いを解いてくれそうな凛々しい若者はついぞ現れなかった

目にしたのは到底望みなど託せない男達ばかりだった

酔っぱらいの釣人や、不躾な森番、戦場から逃げ出してきた言葉の通じない傭兵達、きらびやかだけど中身のない貴族の危険な狩人


常にあの悪魔は恐ろしい目で自分達を見張っている

ああ、あの邪悪な目が何よりも恐ろしい




そう、そしてもう諦めの境地になった頃

あの人は突然現れた


柔らかい物腰、ハンサムで優しい目、スラリとしたでも逞しい体躯

初めこそ怖かったけど、恥ずかしかったけど、何故か惹き付けられる


こんな気持ち初めて

手を取ってもらうと何故だか安心した


この若者は静かに私の身の上話を聞いて信じてくれた

でも話していると遠い故郷を思い出してつい泣いてしまった

気丈に振る舞ってた心が緩んで泣いてしまった


それを見て王子は力になりたいと、一緒に運命を元に戻そうと、そして私を好きだと言ってくれた


この人なら信じて良いだろうか、自分達の運命を託しても良いだろうか



信じてみようおねがい


明日約束通りこの王子の城に行ってみよう


この王子ならキラキラ





※2019年3月17日投稿