4月11日 15:05

ジャカルタ、スカルノハッタ空港からNH836便にて無事に成田へ到着しました

↓の写真は、搭乗した機内の窓から

インドネシアで見る最後の…じゃなくて、しばらく見れなくなる朝陽

これから日本への帰国を検討される方々がいれば、

わたしが帰国を予定してから実際に帰国した4月上旬時点での状況ではありますが、少しでも参考になればと思い投稿します

でも、日々状況が変わるので、つねに最新の情報を入手するようにしてくださいね！

遡って、4月10日 19:44

ングラライ空港国内線ターミナルゲート1

GA423搭乗開始

十数人ほどしか乗っていませんでした

３月最終日に急きょ決まった本帰国

まだ期限の残っていたKITASの無効化手続きをして、パスポートが手元に戻ってくる最短日数を考慮して乗れる飛行機を探して…

それから、日本へ帰国したあと、迎えに来てもらうためには成田へ到着したい

なるべくジャカルタでの待ち時間を少なくしたい…

などと考えて、ガルーダ・インドネシア航空➡️全日空というチケットを購入しました

このときすでに、デンパサール→ジャカルタの便も相当数欠航になっていたので、選択の余地はあまりありませんでした

GA423はすでに4月13日、4月14日は欠航になった模様です

なんとかチケットを購入したと安堵したもつかの間、直後の4月2日

4月4日と4月5日のNH836便は、日本入国する搭乗をお断りするとの情報が

日本の入管法により、入国者数を制限するよう各航空会社に要請があったとのこと

感染指定国から日本へ入国する全員へPCR検査を義務付けられた当初で、検疫所でさばける人数に限界があったものと思われます

それから数日、毎日ANAのHPをチェックして、どきどき・ハラハラしながら過ごしていました

もし乗れなかった時のことを想定して、いろいろ考えていました

でも、身辺整理もしなくちゃならないし、でもバリを出られなくなったとしてももうKITASも無効にしちゃったし、どぉしよ～

そんな不安MAXな数日間を過ごして4月8日夕方

神・ガルーダ・インドネシア航空からツイッターが

「政府より要請を受けておりましたご搭乗者数制限が緩和されたことにより…」

これでANAに搭乗できる可能性が一気に高まりました

しっかし、ANAからはなんの通知もあらへんし

なんなら先日の搭乗者数制限うんぬんの通知がいつの間にか消えてるしー

そうして無事、ンググラライ空港のチェックインカウンターで、成田までのボーディングパスを手に入れることができました

ガルーダとANAはスターアライアンス提携会社であり、インドネシア出国においては、預け荷物もスルーでOK

23KG以内に収めたスーツケース2個を預けて、手荷物のキャリーバッグ1個＋バッグなど計10KGを手にいざ搭乗です

上昇する飛行機の窓からバリ島を見下ろしてます（窓が汚れています、涙で曇っているわけではなく）

ドタバタ過ぎて、感傷に浸っているどころではありませんでした

しばらくのあいだ、さようなら

ジャカルタには現地時間20:34到着（バリ島より1時間遅れ）

いちおう、同じターミナル3の国際線カウンターまで行ってみましたが、もちろんまだ出発案内のボードにすら表示されていません

翌朝6:15出発予定のNH836

スカルノ・ハッタ空港では、出国してゲート側へ移動してしまったほうが安全なような気もしたのですが、なにせ搭乗まで8時間以上

出国してから万が一何かあっても困ります

ベンチで仮眠するか、空港内カプセルホテルで横になるか、当日のコンディションでどちらかにしようと思っていましたが、

成田に着いてからどれだけ長丁場になるかわからなかったので、ここは横になって少しでも身体を休めることにしました

ターミナル3国内線側にあるDIGITAL AIRPORT HOTEL

6時間Rp280.000（6時間がミニマムです）

受付でデポジットとしてRp50.000を上乗せで支払います

チェックアウトでRp50.000は返金されます

カードで中に入ると、カプセルがずらーっと

荷物や靴を収納するロッカーが割り当てられます

バスタオルとスリッパはロッカーにあります

シャワー、トイレは、男女別の個室になっています

事前に見せてもらったカプセルの中

カプセルホテルに泊まるのは、なんと人生初です

まぁまぁ衛生的にも問題なさそうだし、女性も泊っているので大丈夫でした

翌朝4時には空港へ行きたかったので、3時起き

ここで寝過ごしたらそれこそ一大事なのであまり眠れませんでしたが、横になって仮眠できただけでもよかったかも

翌朝、4時頃のANAのカウンター付近

やはり駐在者とその家族、留学生などで帰国すると見られる日本人がほとんどでした

ここスカルノ・ハッタ空港ですよ

信じられないほど閑散～

朝方の時間帯の便はほぼ欠航です

日中ももうそんなに飛んでいないのでしょう

というわけで、成田へ無事に到着しました

機内で、質問票・検査同意書・要請書などにサインをして、

機体到着後、①日本で乗り継ぎ第3国へ向かう方、②検査後、自宅へ帰宅する方、③検査後、政府指定場所で待機する方、

の順に10人ほどのグループ分けして降機させられました

もちろん、前方座席から順番に、です

ふだんは素通りしていただけの成田空港の検疫所

あらためてよく見てみるとスペースが狭いんですね

これじゃあ人が溢れて、かえって密集・密閉・密接の3大リスク

そこで、運航間引きしている機体に留めて、順番に降機させるという方法をとり始めたのかもしれません

そのぶん、待たせる乗客へのサービス追加など、航空会社クルーに負担がかかってしまっているようですが、そこはさすが皆さんプロです

ちょっと余裕のないCAもいたようですが、最後まで気持ちよく送り出してくれました

後方座席のわたしが降りれたのは、到着してから1時間45分後でした

検疫所前でまた列に並んで検査待ち

30分ほど並んで、綿棒みたいなのを鼻の奥に突っ込んで検体を提出して検査終了

検査はインフルエンザと同じようなものです

検査が終了すると、自宅、指定場所に分けられて、検疫官のあとについて移動するのですが

このとき、空港から公共交通機関は使用禁止になっており、政府指定の待機場所というのが、空港のロビーに段ボールで作られた簡易休憩所のようなもの、という情報が出回っていたこともあり、さすがにそれは嫌だからか、自家用車かレンタカーで自宅へ帰ろうという乗客が多かったようです

イミグレはすんなり入国、バゲージで荷物の一つがファスナーが開いてしまってて（詰めすぎ

）、

ANAのカウンターに寄ったりしてたら税関出るころにはすでに隊列からはぐれてしまってた

家族が迎えに来る自家用車に乗り込むまで見張られるかと思ったら、たまたまかもしれないけど、そこまで厳格ではありませんでした

検査結果は今日時点でまだ出ていませんが、体調は問題なく自宅で待機中です

帰国に際して、貴重な情報をくださった　再び、インドネシアで…のsayangさん

バリ島を離れる数日前から精神的にまいってたわたしをサポートしてくれた　matahariちゃん

最後までできる限りのことをしてくださった会社の方々

この場を借りて、心からお礼申し上げます

ありがとうございました

日々状況が変わる中で、もし帰国を選択されるのであれば、

まず日本へ帰国後の待機場所、移動手段の確保

そして、入手可能な航空券と運行状況のチェック

ガルーダ・インドネシア航空はツイッターが情報がもっとも早く、使えます

インドネシア（または滞在されている国）の領事館から発信される情報

そして、これらがいま一番流動的で大事な情報となる、外務省発信の渡航・入国制限状況、入管法による検疫状況

これらを日々こまめにチェックすることを強くすすめます

わたしは帰国するという選択をしましたが、状況が許すならばあえて移動のリスクをとらずに留まる、という選択も大いにあり、だと思いました

すでにどこにいてもリスクはあると実感しました

大切な人に感染させない・自分の身も守るため、できることをしていきたいと思います

そして、これからのことは…

ぼちぼち考えていこうと思います