先日、宮越大樹さんによる
『対人援助のためのアドラー心理学』講演会でした。





コーチングが、好きです。
プロコーチを仕事にしたいのでは、
ないのですが。

コーチングのskillは、人間関係のskill。
仕事上ではもちろんのこと、
子育てにおいても、すごく助けられる。

本職でなくても、助産師として母として、
プロコーチ同様のskillは身に付けたいと、
思っています。


大樹さんの話を聞いている時、
あまりの衝撃の連続で(笑)

ちょ…ちょっと!あなたは、私に何をしたの!?と本気で思いました。
(あ、いい意味で、です。)


幾度となく、フラッシュバックが起きて。

過去の思い出したくない、
無意識に蓋をしていた、苦い記憶。

その場面に、気が付いたら引き戻され、
記憶の蓋がバカバカ開いて。

ハッと我にかえるのを、繰り返してました(笑)



助産師として、病院勤務していた時。
正直なところ、めちゃくちゃ苦手な患者さんもいて。

ずっと機嫌が悪い人、
話しかけても、無視する人、
常に攻撃的な人、
悲観的にしか考えられなくなっている人。

もちろん産婦人科は、母子ともに
健康に産まれてくるばかりの世界では、決してないので。
心身ともに追い詰められて、
そんな言動になってしまうのは、
重々承知していました。

いや。
わかっていたつもりでした。

なので、病室に入る前に深呼吸して、
『どうにか、いいコミュニケーションを取ろう』と、
『今日こそは、何かの役に立って、笑顔にしよう』と、努力していました。

ですが、苦手な患者さんの言動に、
傷ついては、涙して。

自分の不甲斐なさ、無力さを、
目の当たりにしては、落ち込んで。

自己肯定感が、下がりまくっておりました。


そして、大樹さんに言われたこと。

『クライエントが死にたいと言っても、
死ぬことは受容しないで、そう言いたいんだね、と言うことを受容する。

感じが悪くても、それはその人が生き延びるための行動パターンなだけだから、
その奥にあるものを見よう。』

『クライエントを夕日を眺める目で、
見れるといい。
今日はこんな色なんだな、
こんな風に沈んでいくんだな、って。』

『何かしてあげたい気持ちも大事だが、
場の空気や雰囲気を作ってあげる。』

『クライエントが、今ここで話したがっていること、関心を持つことに、意識を向けること。』

『クライエントが結果を出せても、コーチの手柄ではない。
マラソンなら、ゴール近くで、一緒に伴走しただけのこと。』


もうね。
これらの言葉だけで、
フラッシュバックしまくり(笑)

『あぁ、そうか。
あの時の患者さんに、私はアドバイスしまくりで、話をさせてない……。

あぁ、そうだ。
あの時は、言葉の表面しか見ていない……。』

そりゃ、ああいう言動になるよね。
今になって、やっとわかりました(笑)

素敵な時間を企画してくださった川田治さん、
感謝です♪


宮越大樹さんの講演会情報は、こちらから。
(YouTubeもされてますよ。
不意に流れ弾くらうと、涙腺崩壊します(笑))
▽▽▽▽▽
https://anotherhistory.co.jp/seminar/

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