先月、娘の引越しを手伝いに行った埼玉で、夜着る物が無いことに気づき、部屋着みたいな服を買いに行った。
長袖Tシャツを見ていると、えんじ色のシャツに目が留まった。
男4人が横一列に並んだシルエットの上に、「A Clockwork Orange」と文字がプリントしてあった。
「時計仕掛けのオレンジ」か。
まだ観ていない。
何度も観ようと借りたのに、観ないで返してばかりだ。
帰って早速借りた。
(勿論、Tシャツも買った。)
暴力的だという予備知識くらいで、内容は全く知らない。
土曜の午後のレッスンでは、Peterに「観るのにパワーが要る映画だよ。」などと脅かされる。
日曜日の昼間、リビングで鑑賞した。
WHAT THE HECK ?
なんだこの映画!
異様に面白いじゃないか!
美しい!
興奮する!
退屈もする!
笑える!
何でもっと早く観なかったんだ!
もっと若い頃、そう10代にこの映画を観ていれば!
いや、10代の頃に観なくてラッキーだったのか?
分からない。
最近の僕は少しストレスが溜まっているのか?
分からない。
スタンリー・キューブリックは天才なのか?
それは間違いなさそうだ。
また観る人?
ハーイ!