これまで都立、千葉、埼玉と県立高校入試数学の攻略法を取り上げましたが、首都圏の終わりに神奈川を取り上げてみます。
神奈川の場合、解答がマークシート式のため記述式の他県と比べて受験生にとってはやや手間がかかる形式になっています。
また、他県ではほぼ出題される作図問題がない点なども神奈川独自の傾向です。
数学でのマークシート方式は受験生にとっては解答時に2度手間になるのであまり好ましいとは言いにくいのですが、採点はやや楽になるのでこちらを優先させたのかもしれません。
また、分野が多岐にわたり、問題数が多いので好みによって取捨選択する問題は人によって色々と思われますが、ここでは一般的に予想される範囲で〇、△、×をつけてみました。
はじめに
例によって、50分のうち最初と最後の5分間は、プランニングタイムと見直しタイムに使い、実質40分が解答時間になります。
2021年度問題では、小問26題として1問当たり約1.5分を目安に解答します。平均点は60点の設定が通例なので、最初のマーキングタイムでは50点をいかに短時間で確保するかを目指して解答する問題の取捨選択をします。
解答用紙には配点が記入してあるので、ざっくりと得点計算できると思われます。
プランニング
問1 → 全問確保 15点6.5分
問2 → (カ)は後回しで他を確保 20点6.5分 とりあえず15以内に35点確保。
問3 → (ア) (ii)はずけ図形が苦手ならパス。(イ)は階級値を忘れたらパス。
(ウ)(i)は基本。(ii)は後回しかパスもあり。 (エ)は基本問題。
問4 → (ア)(イ)はやや時間がかかる。(ウ)はパスでOK。
問5 → 時間がかかりそう。好みによってパスもあり。
問6 → (ア)(イ)は基礎知識。(ウ)は図形が得意ならやってもいいが後回し。
以上、試験時間半分の20分で50~60点取るのがとりあえずの目安。
偏差値60レベルならあと10~20点とれればボーダー超えと思われます。
そのためには捨て問を見つけたら一切手をつけないことが肝心。
捨て問分の割り当て時間を見直しと他の問題の解法に充てることができます。
要するに解きたい問題ではなく、早く解ける問題を確実に取ることが最も重要です。
特に数学が得意でない受験生は、計算と関数、図形の基礎問題を反復練習して短時間で確実に取る練習が最も効率的。
基本問題ならスラスラ解けるまで繰り返し練習を。
(完)