今年の年賀状印刷まで快調に動作していたPX-048a。
今年の3月頃に全色で目詰まりを発症しました。
つい2月は1回も印刷するのを忘れていました。
例によってメーカー推奨のヘッドクリーニング→Amazonのクリーニングキットで洗浄。
しばらくは大丈夫でしたが、うっかり1か月ほど印刷することを忘れて再び目詰まり。
別のクリーニング液を買ってやってもダメ。
ついには→ヘッドを取り外して水洗いしましたが、マゼンタの目詰まりが取れない。
そこで廃棄決定の結果ヘッドの分解。
※上のプリンターはEPSONプリンターPX-048a、PX049a。後継機はEW-052a、EW-452a。
分解の結果、ヘッドのマゼンタカートリッジの水路にガチガチに固まったインク塊を発見。
これを金属クリップでつついたくらいではびくともしません。
このPX-048aは完全分解して燃えないゴミの金属部分と燃えるゴミのプラ部分に分別して廃棄となりました。
プリンターの仕組みを調べながら分解するのに丸1日。分別に1時間ほどかかりました。
基盤は他の電気製品の分と一緒にしていっぱい溜まったところで業者に引き取ってもらいます。
故障したり、交換したりした電気製品をそのまま捨てる気にならないという妙な癖が・・・。
調子に乗って興味本位でメルカリでインク詰まりのジャンクプリンターをいくつか買って色々試してみました。
その結果、ひどい目詰まりでも時間をかけてクリーニングすればかなりの確率で解消できるという結論に達しました。
所要時間は目詰まり具合によってさまざまで経験的に3日~7日でした。
じっくりと時間をかけることがポイントです。
市販のクリーニング液は結構高いので自作しました。
燃料用アルコール:ワイドハイター(酸素系)=2:1
※午後ティー(280ml)の空ボトルを再利用。アルコール180gを入れたボルトにワイドハイター90mlを静かに注いでボトルをクルクル回して混ぜるとできあがり。
・インク交換の状態までヘッドを移動させる。
・そのままコンセントを抜いて電源を切る。電源ボタンは押さない。
・ヘッドはクリーニングしやすい位置まで手動で移動させる。
・キッチンペーパーを細長く折り畳んで15cmプラ定規に挟んではさんでプリントヘッドの下に潜り込ませる。ヘッドの電子回路ショートを防ぐため。
・各色の注入口にクリーニング液入りチューブを刺して注入器をゆっくり押したり引いたり。
→このときチューブ内にカラーインクが逆流してくればOK。
→インクの逆流はインクが溶けている証拠。
・このまま数時間放置・・・休憩時間あるいはお仕事時間。
※実験はさらに続きます。Youtubeによくある丸ごと水洗いの検証です。
(つづく)
<要注意>
最近、Amazonの中古プリンターで怪しい出品があるという話を聞きました。
以前にも書きましたが(多分)。原則新品です。
一般に中古プリンターは30日保証のない業者から購入するのはNG。