この記事で言うがん遺伝子論は、これまで調べてきたがん遺伝子理論とはズレでいるように見える。
ガン遺伝子論については前にも触れたが、米国各大学研究室における先端のがん研究ではそもそもがんの遺伝子は、人類の進化の過程で必要最小限の再生細胞機能を獲得した遺伝子論である。
いわば哺乳類全体、或いは人類全体での「マクロの遺伝子論」である。
この記事で言うのは、個々人の親子関係の遺伝子論であって、がん特有の遺伝子論とは一線を画すもの。
細菌に弱い体質、強い体質といった程度のミクロの遺伝子論にすぎない。
この点では、単なる確率論に過ぎず、科学的根拠はない。
いわば仮説にすぎない。
統計学的に言えば、親ががんになったこととその子ががんになることの因果関係は証明されていない。
逆に言えば、親ががんにならなかったからといってその子ががんにならないとも言えないのである。
そもそもがん細胞の予備軍細胞は、通常、だれでも数千個程度は持っていると言われる。
がん細胞のできる原因が、身体的、精神的ストレスだとすれば、親の遺伝子というより精神力、肉体力がどれだけストレスに耐えうるかという観点からすれば、親子が類似することは十分有り得る。
これも仮説だが、メディアや医者がいう一般的な「ミクロの遺伝子論」よりは論理性高いだろう。
政府もメディアもさかんに早期発見を推奨しているが、大いに疑問である。
「人によって効く人とそうでない人がいる」と医者がいったと聞いたことはある。
しかし、そもそも「抗がん剤はガンに効く」という言葉を医者から聞いた人がいれば是非お目にかかって、その医者からも話を聞きたい。
叔母の場合は、手術のためベッドの予約するようにという話はあったが、抗がん剤や手術によってどの程度の効果があるのかなどという説明は、一切はなかったという。
いかにも怪しい「ガン患者製造工場」らしい手続きの進め方だなあと逆に感心したくらいである。
がん保険、がん検診、製薬会社などなど。
かれらは金の成る木を抱えた人々を手ぐすね引いて待っているに違いない。
『約22万円のがん遺伝子検査は「想像以上にセンシティブ」
2016.11.01 07:00
アンジーのように米国で予防的切除をする女性が急増
【アンジーのように米国で予防的切除をする女性が急増】
2013年にハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリー(41才)が、乳がん予防のために両乳房を切除したと公表した。アンジーが健康な乳房を切除・再建したことをきっかけに、米国で予防的切除をする女性が急増。日本にも大きな影響を与えた。
ピンクリボンブレストケアクリニック表参道の院長・島田菜穂子さんが振り返る。
「『母が今、乳がんで治療中なのですが、私も検査をしたほうがいいのでしょうか?』などと、がんと遺伝に関する相談が一気に増えました」
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「結果が陽性だったら、その遺伝子を子供や姉妹が持っている可能性が約5割ある。だけど、人によってはまだ健康なのに『がんになる可能性が高い』ことを知りたくない人もいます。それを伝えてしまってトラブルになることもあります。だから、伝えるかどうか、カウンセリングの段階で決めておくことが重要です」
※女性セブン2016年11月10日号』(news-postseven)
http://www.news-postseven.com/archives/20161101_461467.html