つい数カ月前の5月18日、大阪都構想の是非を問う住民投票で敗れた末、「政界から身を引く」と公言した橋下市長。
その舌の根の乾かないうちに、国政政党を表明した橋下徹元代表は、予想通り、油断のならない狡猾漢だった。
大阪都構想は、彼が中心でやる限りにおいては、危うい政策だったということだろう。
この橋下徹元代表は、計算づくで平然と虚言を弄するあたりは、安倍晋三とよく似ている。
ただ、安倍晋三と違うのは、頭の回転が速いところ。
彼自身、策士の自負があるのだろうが、「策士策に溺れる」のことわざ通り、彼の策はことごとく裏目に出ていることの自覚はないように見える。
彼に対し、評価している大阪人も少なくないようだが、多くの東京人は概ね低評価らしい。
「真面目さを装ってはいるが、よく見ていると自分でそれを覆す行動をしている」
つまり、口先だけで心がないという評価が多い。
それに加えてかなり激情的な面もあり、「恨み、屈辱は絶対に忘れない」という異常に執念深い面もあるように見える。
今回の国政宣言も、大阪都構想の住民投票で敗れた恨みを晴らすための施策なのかも知れない。
つまり、維新離脱は、住民投票に敗れたあたりから計算づくだったとも考えられる。
いずれ、安倍晋三とは連携するつもりだろうが、これまでの経緯から橋下市長の行く手はほぼ暗雲に阻まれるといえそう。
民心を軽く見ると痛い目に会うという学習はまだ、やっていないらしい。
『大阪維新の国政化:「党割るのは時間の問題」党内外に波紋
毎日新聞
大阪維新の会代表の橋下徹代表(大阪市長)が28日夜、大阪維新の国政政党化を表明したことに対し、維新関係者に激震が走る一方、橋下氏に近い大阪系国会議員らは同調する意向を示した。
11月の大阪府知事、市長のダブル選に専念するとの発言からわずか1日での方針転換。反維新を掲げる大阪の他党などは「有権者をばかにしている」と対決姿勢を強めた。
「意味が分からない。前日までは自民党に対抗しうる勢力をつくるために協力してくれと言っていたのに」。
維新の党幹部は混乱した様子で話した。
・・・・・・・・・・・・・・・・』(msn news)
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E7%B6%AD%E6%96%B0%E3%81%AE%E5%9B%BD%E6%94%BF%E5%8C%96%E3%80%8C%E5%85%9A%E5%89%B2%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AF%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%80%8D%E5%85%9A%E5%86%85%E5%A4%96%E3%81%AB%E6%B3%A2%E7%B4%8B/ar-BBmcXjm