原発ムラの広報誌といわれる、産経のコラム欄で、毎度のことながら、屁理屈をこねくる匿名記者が記事を書いている。
下の記事では、グダグダと理屈にならない理屈を並べ立てている。
要するに「CO2排出量を減らすために原発稼働が必要だ」
という趣旨の内容。
あまりにウソ臭いのと書いた本人もわかっているのか、批判を恐れてか、氏名を出していない。
このコラム欄の主張がとてつもなく怪しいことを示す公的資料が出ている。
下の図は国別のCO2排出量を表す円グラフである。
左が2009年分、右が2011年分である。
日本のCO2排出量は、どちらの年も「3.8%」と変わらない。
この時期の日本の原発稼働率はどうか言えば。
2009年度の原発稼働率は、約65%。
2011年度の原発稼働率は、ほぼ0%。
このことは、何を意味するかは一目瞭然。
原発が動いていようがいまいが、CO2排出量は変わらないことを示している。
つまり、「CO2排出量を減らすために原発稼働が必要だ」という理屈は成り立たないということである。
政治がらみで、事実を捻じ曲げる産経記事は、産経自らがバッシングする朝日の誤報記事に匹敵する。
日本の原発ムラの嘘八百を並べるメディア記事は、いまだに「原発神話」を引きずる。
◆2009年度における日本の原発稼働率
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=12-01-01-31
◆京都議定書資料 各国の2011年CO2排出量
http://www.env.go.jp/earth/cop/co2_emission_2011.pdf
『【主張】
気候変動サミット 日本の遅れ原発で回復を
2014.9.25 05:05 (1/2ページ)[主張]
安倍晋三首相は肩身の狭い思いをしたのでないか。米ニューヨークで開催された国連気候変動首脳会議(気候変動サミット)での演説で、日本の温室効果ガス削減の自主目標について明確な対応を表明できなかったからである。
その理由は3年半前の東京電力福島第1原子力発電所の事故で、国内の全原発停止が続いていることにある。
原発の利用割合をはじめとする日本国内の電源構成が定まっていないので、具体的なCO2削減目標値を算出できないのだ。
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原発の不在によって、日本がこれまでに営々と積み上げた努力が水泡に帰しかねない。
』(msn sankei)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140925/trd14092505050002-n1.htm
