百田尚樹NHK委員が同局ニュースウォッチ9の大越キャスター発言を批判したという。朝日に一理あり。 | popo♪のブログ

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孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

ことの発端は、百田尚樹NHK経営委員が、番組内でのキャスター発言に噛み付いたことにある。

百田委員が目くじら立てるのは、日本軍による「慰安婦」「労働者」の強制連行問題だからだろう。

今回問題となったのは、強制連行の有無そのものではなく、一経営委員が、番組内でのキャスターの発言に異論を唱えたことにある。

この点を混同したネット上の意見が少なくない。

客観的にみて、百田発言は、放送法上アウトというしかない。

放送法32条には、
「委員は、個別の放送番組の編集について、第3条(番組への干渉禁止)の規定に抵触する行為をしてはならない。」
とある。

干渉というのは、放送の事前、事後を問わない。

これは、かの浦和事件判決に対する国政調査問題で、最高裁が「すでに終了した裁判であっても国政調査権は及ばない」としたことと似ている。

今後の類似事件について、裁判所に対する無言の圧力として裁判官の独立(三権分立)を侵すおそれがあるからである。

今回の百田発言が、放送後であっても、キャスターの番組内での発言を質疑すること自体、「番組への干渉」のど真ん中に当たる。
百田委員の質問しただけという反論は、的外れである。

百田委員が、私見を主張したいのなら、NHKとは無関係の立場になって後、述べるべきである。

過去に似たような発言があった。

自衛隊幕僚長時代、政府見解とは反対の私見を述べて辞職に追い込まれた「田母神発言」である。
彼は、辞職した点でまだマシである。
百田委員とは対照的に金満主義でもなさそうだし。。。
その後、「日本には表現の自由がない」との迷言も有名になった。

どちらも一見、自分の立場をわきまえない放埓な発言癖があるように見える。

ただ、計算された放埓発言が金になることを知っている者もいる。

朝日は自分の好みではないが、今回は朝日に一理ある。
※以前、朝日新聞の勧誘員のしつこさは酷かった。


『朝日新聞VS百田氏の放送法抵触論争 根底には在日コリアン強制連行の有無が存在
2014/7/25 19:26 j-cast news

   NHK経営委員で作家の百田尚樹氏がキャスターの発言に異議を唱えたのは、放送法に抵触する恐れがあると朝日新聞が報じ、ネット上で論議になっている。
 百田氏は、報道に対し、ツイッターで全面的に反論している。
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   ネット上では、百田氏の「異議」について、賛否様々な声が出ている。

   否定的なものとしては、「職責の自覚がない」「辞めさせないのか」といった意見が出た。一方で、「問いただしているだけ」「何も間違ったことを言ってない」と擁護する向きは多く、放送法がそもそもおかしいとの声もあった。』(j-cast news)
http://www.j-cast.com/2014/07/25211525.html?p=all