長谷川三千子教授の言う少子化対策は、保守主義とは別の宗教的世界観を政治に結びつける不合理がある。 | popo♪のブログ

popo♪のブログ

孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

下の記事の長谷川三千子NHK経営委員は、安倍晋三党首を支える一派と聞いたことがある。

wikiによれば、「日本会議」の代表委員とある。

「日本会議」とは、いくつかの宗教団体と政治家などで構成されたいわゆる政治結社のようなものらしい。

これまで安倍自民党は、特定の宗教団体とは縁が薄いと世間では思われているらしい。
が、これを見ると特定の宗教団体の結びつきが案外濃い政党らしいということが推察できる。

この長谷川発言の要旨は、「男は外で働き、女は家庭を守れ」ということらしい。
その発言の背景には、古い宗教観があることが分かる。

これは、一般に言う「保守主義」的な発想というより、男尊女卑を掲げる古代宗教的な発想と政治性が結びついた発言といえるだろうね。

なぜなら、そこには少子化対策のためという政治目的があるからである。

ここに長谷川発言に根本的な誤りがある。

少子化対策は、あくまで方法論に過ぎない。
「男は外、女は家」という倫理思想とはまるで次元が異なる。

長谷川発言は、このことを無視したナンセンスな論理だろう。

仮に、「男は外で稼ぎ、女は家事をする」を徹底すると、家庭も国も経済が困窮するに決まっている。
つまり、一般国民は貧乏になる。
昔から「貧乏人の子沢山」というから、少子化に歯止めがかかるに違いない。

そんな程度の論理だろうね。

そもそも少子化がなぜダメなのかという議論すらすっ飛ばして、少子化対策を論じても意味がない。
この長谷川委員は哲学者だとあるが、その論理展開を見ていると怪しくなる。

「自分の常識は、他人の非常識」という言葉がある。

偏屈な思想をもった人が、組織のトップにいるという典型例が、ここにもあった。

保守主義とは名ばかりのお偉いさんたちは、果たしてどれだけいるのだろうか。

それにしても、この長谷川教授の男尊女卑論では、自分は女でないと考えているのかもね。


『J-CASTニュース
2014年01月09日18時48分
NHK経営委員・長谷川三千子氏のコラムが波紋 「男女共同参画」批判でツイート1500超える

哲学者の長谷川三千子氏が産経新聞に寄せたコラムが波紋を広げている。長谷川氏は元々保守的な論調で知られているが、今回のコラムの内容は、男女共同参画に真っ向から反対する内容だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「生活の糧をかせぐ仕事は男性が主役となるのが合理的」

長谷川氏は2014年1月6日、産経新聞の「年頭にあたり」というコラム欄に「『あたり前』を以て人口減を制す」と題した寄稿をした。日本の人口が減少することを危惧し、長谷川氏はその解決方法を

    「日本の若い男女の大多数がしかるべき年齢のうちに結婚し、2、3人の子供を生み育てるようになれば、それで解決です」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    「長谷川氏は女性の社会進出に否定的な発言をしている。これは総理が目指す、女性の社会進出を目指す政策と、果たして一致するのか」
といった批判もでていた。

 菅官房長官は
    「大変な活躍をしており、まさに自立した女性のひとつの代表的な方なのではないか」
と釈明に追われていた。自民党の圧倒的な議席数を背景に国会は人事案に同意したが、大方の予想どおり「女性の社会進出に否定的な発言」が繰り返された形だ。
』    (livedoor news)
http://news.livedoor.com/article/detail/8417697/