選挙を前にして、野田内閣が「原発ゼロの閣議決定」「原発』ゼロ法案」を口にした。
もちろん彼らが、二枚舌であることは、とうに分かっている。
なので、後で撤回するだろうと誰もが思っていた。
果たして予想通りだった。
ところが、これを真に受けた親原発派がいる。
今や化石と化した経団連と日商会。
そればかりではなかった。
米国政府が驚いたらしい。
なにせUSは原発企業が大黒柱となっている政権。
属国(?)日本-というより、子飼いの霞ヶ関-が、金の切れ目は縁の切れ目とばかりに、US政府から距離を置く状態におかれるのを懸念したのだろうという指摘もあるらしい。
US政府と霞ヶ関の互助関係は、GHQ時代から継続しているという話も聞く。
心底、敗者精神に支配される歴代閣僚と霞ヶ関は、US政府の心情をおもんばかるばかり。
その心根は、太平洋戦争での勝者気取りを今も引きずる中華政府と変わらない。
初期の明治政府には、敗れても誇りを失わない日本武士の気概であふれていたという。
今の政府には、その欠片の影すら残っていないらしい。
『原発ゼロ 閣議決定回避 米、外圧批判恐れ口止め
2012年10月20日 東京新聞 朝刊
野田内閣が「二〇三〇年代に原発稼働ゼロ」を目指す戦略を決める直前、米政府が日本に原発ゼロの閣議決定を回避するよう求めていた問題で、九月に行われた日米交渉の場で米側が「日本国内で外圧と取られないように注意してほしい」などと口止めしていたことが分かった。
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米側は協議を重ねる中で次第に「閣議決定して政策をしばることを懸念する」と閣議決定回避への圧力を強めた。
日本は米国との意見交換の後、十九日に「原発ゼロ」の閣議決定見送りを決め、加えて検討していた「原発ゼロ法案」の整備も棚上げにした。
意見交換を取り仕切った外務省国際原子力協力室の話 米側の働きかけについて意見交換の内容はコメントできない。
』(tokyo-np.co.jp)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012102002000090.html