佐藤栄佐久前福島県知事の上告棄却決定 -その2- 人の弱みにつけ入るのは犯罪者だけではない。 | popo♪のブログ

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孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

不思議なことに、霞ヶ関・原発推進派の広報誌といわれる産経新聞だけが、佐藤前福島県知事のコメントを載せている。

「収賄事実談じてない」
「自らの潔白を繰り返し訴えた」
「最高裁の決定に承服できない」
「司法に大変失望している」
など。

こういう内容の記事は、「脱原発を主張する者は有罪確定」という自信が書かせたものだろうか。
東京新聞の記事かと見まがうほどだった。

それにしても妙な判決だという気がする。
事件の経緯はよく知らないが、量刑の問題が妙にひっかかる。

前回の記事からの引用だが、

1.福島県発注のダム工事をめぐる土地の売買についての汚職事件
  ・収賄罪-前知事、佐藤栄佐久被告(73)
  ・収賄や競売入札妨害(談合)の罪-佐藤祐二被告(69)-前知事の実弟
2.最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)
  検察、弁護側双方の上告を棄却する決定をした。15日付。
3.佐藤栄佐久被告-懲役2年、執行猶予4年
  佐藤祐二被告-懲役1年6月、執行猶予4年
  2審東京高裁判決を支持。

有罪を認定しながら、執行猶予とした理由が判然としない。
東京高裁は、「換金の利益を得た」というわけの分からないレトリックを用いて、収賄罪を認定している。
検察と弁護側の利益調整をねらったものという見方もあるらしい。
よくあることだが。

検察が指摘した贈収賄行為の事実があいまいな点も気になる。
この点は、小沢事件での検察の動きに似ている。

つけ入るスキを見せた佐藤前知事にも脇の甘さがあったとも言える。

こういうちょとした脇の甘さにつけ込んでくる手法は、検察や査察の常套手段といわれているらしい。
検察庁や国税局の矛先は、抵抗の少ないところ、弱いところに向き易いという。
そういう意味では、野田内閣に似ている。
(つづく)


『上告棄却の前福島県知事「収賄事実断じてない」 特捜や最高裁批判 
2012.10.16 23:49 産経ニュース

 「収賄を行った事実は断じてない」。ダム建設工事をめぐる汚職事件で収賄罪に問われ、上告を棄却された前福島県知事の佐藤栄佐久被告(73)は16日、福島県郡山市の自宅で報道各社の取材に応じ、自らの“潔白”を繰り返し訴えた。

 午後9時ごろ、車で帰宅し記者を招き入れ、東京地検特捜部の捜査や司法制度を1時間以上にわたり批判。「最高裁の決定は承服できない。司法に大変失望を感じている」と述べた。

 また、東京電力福島第1原発事故に言及し「人材、統治機構が劣化している」と原子力行政の在り方も批判した。
』(msn news)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121016/trl12101623500003-n1.htm