小林よしのり著「脱原発論」を買って読んでみた。意外に、自民党などのエセ保守派を両断していた。 | popo♪のブログ

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孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

これまで、小林よしのり氏の漫画に興味を持ったことがなかった。

なので、「ゴマ宣」などは読んだこともなかった。

ところが、橋本市長をエセ右翼と非難した記事が出たのをきっかけに、再び小林よしのりという人の名前が目に止まった。

「君が代斉唱事件」の関連記事の中でのことで、大飯原発再稼働より前の話。
橋本市長の敵はここにもいたかという程度の認識だった。

その当時は、橋本市長が、脱原発を主張し、関電と対立していた(ように見せていた)時期。
当時は、橋本市長の一連のヒステリックな言動にやや違和感を感じ始めていた時期でもあった。

5月31日の、大飯原発再稼働の認容発言で、橋下市長への信頼感は9割がた消し飛んでしまった。
あとの1割は、何か策を持っているのかもしれないという期待感。

TVのインタビューで、橋本市長は、大津市中学生自殺事件について涙ながらのコメントをして、喝采を浴びたらしい。

が、実は、橋本市長が大阪府知事だった昨2011年10月、大阪府貝塚市の高1が、同様の問題で自殺している。
このとき、橋本知事は、この事件に関心を寄せていない。
ちなみに、大津市の自殺事件の影響か、今年の7月に、貝塚市の高1自殺事件の再捜査が開始されたという。

話は、横道にそれたが。
小林よしのり氏の「脱原発論」の根幹部分は、自分の持論とほぼ一致していたことにやや驚きを感じた。

加えて、その意見は、裏付けるデータも詳しく、論理的で説得力がある。

当初は、「ゴマ宣」というので、内容は、右翼的思想の抽象論的展開が中心だろうと予想していたが、その予想は外れた。

むしろ、極めて常識的な、庶民的な、そして具体的な内容でわかりやすい。
ただ、分厚いので、読破するのに多少の時間はかかった。

小林よしのり氏の「庶民中心主義」とも言える持論に違和感は感じられなかった。
というより、むしろ親近感さえ感じられた。

脱原発を望む人も望まない人も一度、この「脱原発論」を読んでみるのもいいかもしれない。