東電が、例によって電気料金の20%値上げ申請を決めているという。
とうに破産しているはずの会社が、なぜ値上げ申請できるのか、理解に苦しむ。
それはさておき。
東電の儲けのからくりが、あちこちにサイトに出ている。
が、その儲けのからくりがイマイチわかりにくい。
「総括原価方式」とか「ヤードスティク方式」とか。
これらを決めたのは、経産省。
形式好きの官僚がつけたネーミングだから、その言葉自体には、ほとんど意味はない。
また、その中身は、できるだけ分かり難くく文章化しているのも毎度のこと。
そこで、小学生(高学年)にもわかるように、簡単な算数の公式に直してみた。
普通の商売では、価格(売り値)を決める式があるのは周知のとおり。
「価格」=「原価」+「利益」
※「売り値」=「仕入れ値」+「もうけ」と書く教科書もあるらしい。この言葉遣いの煩雑さで、小学生の時、算数の時間にさんざん悩まされた記憶がある。
一般企業と東電を比較してみると。
< 一般企業の場合>
(1) 「原価」と「利益」は、連動しない。これは、正常なシステム。
(2) 「価格」を抑えるために、「原価」と「利益」を減らす工夫をする。
これが、企業努力と言われるもの。
<東電の場合>
(1)「原価」と「利益」が、連動する。これは、異常なシステム。
→ 「利益」=「原価」の4.4% … この割合は、東電の意思で変動するらしい。
(2)「利益」を増やすために、「原価」と「価格」を増やす工夫をする。
これが、東電の企業努力。
特に「原価」の増やし方は、異常に怪しい。
※「原価」の主な費用として
・原発建設・維持管理・廃棄物処理などの費用(賠償金も?)
・天下り法人などへの寄付金
・ハコ物(保養・接待・娯楽施設など)の建設・維持管理の費用
・従業員の財形貯蓄利息(8.8%)
・その他、東電が認める全ての費用で無制限。
ということらしい。
(結論)
細かい点はさておき、ざっくり言えば、
利益を減らさないために( 役員報酬や従業員の給料を減らさないために )、電気料金の値上げをする。
ということだろうね。
≪参考資料≫
・PRESIDENT 2011年 7月15日付記事
http://president.jp/articles/-/37
・ほっとめーる@ひたち 2011年12月22日付記事
http://blog.hitachi-net.jp/archives/51315801.html
など